〜蘇るシュールな肉体、戦後日本のアヴァンギャルドの起源がここにある〜

2003年/カラー/71分/デジタルベータカム(1973年撮影素材:8mm film) 配給:イメージフォーラム+荒井事務所

2004年3月27日よりシアター・イメージフォーラムにてレイトロードショー

(C)2003 Arai Misao

公開初日 2004/03/27

配給会社名 0250

解説


1973年6月、京都大学西部講堂における土方巽、最後の伝説的舞踏!!
世界的ダンス・ブームにあって、特に異彩を放ち注目を集めている日本のBUTOH。
1950年代末からの戦後日本のアヴァンギャルド・アートのムーブメントの渦中から立ち現れた舞踏、その創始者としての土方巽の名は今なお燦然たる輝きを放ち、様々な芸術ジャンルに多大な影響を与えてきました。
1973年に自らの舞踏を封印した土方巽の、映像として残された最後の公演がこの「夏の嵐」です。全共闘運動の残り火がまだ消えやらぬ京都大学構内での伝説の舞踏は、3台の8ミリフィルムのカメラに記録され、30年の時を経て、最新のデジタル技術を駆使し、鮮やかに蘇りました。土方巽:暗黒舞踏の頂点の映像が今ここに展覧されます。

ストーリー

スタッフ

企画・脚本・監督: 荒井美三雄
舞台構成・振付: 土方巽
1973年撮影: 中島徹、藤山顕一郎、江原祥二 
スチール撮影: 中島徹
2003年撮影: 堀美臣、林憲志、宮澤ななえ 
水中撮影: 新村安雄、金坂芳和
音楽: YAS-KAZ
トランペット演奏: 五十嵐一生
詩: 飯島耕一「過ぎし戦いの日々を思う」(「八月の詩」より)
朗読: 土方巽
制作: 新井明美
協力:土方巽記念アスベスト館
配給: イメージフォーラム+荒井事務所

キャスト

土方巽
芦川羊子
小林嵯峨
仁村桃子
桂真菜
玉野黄市
佐藤詰一
和栗由紀夫
雨宮一光
立花隆一
花上直人
小野洋

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