バーバー吉野
あの春の数日間、僕たちは少しだけ大人になった。
リージョナル・フィルム・フェスティバル2004正式出品作::http://www.riff.jp/ 第16回東京国際映画祭・NCFメディア・セレクション2003出品作品::http://www.tiff-jp.net/ 第25回 ぴあフィルムフェスティバルスカラシップ作品
2003年/35ミリ/カラー/96分 配給:ユーロスペース
2004年10月22日よりビデオレンタル開始 2004年10月22日よりDVD発売開始 2004年4月10日よりユーロスペースにてロードショー 2003年7月12日より上映
公開初日 2003/07/12
配給会社名 0148
解説
どこにでもあるような田舎町。だが、一つだけ他では見られない特徴があった。その町の少年は、全員が同じ髪型をしていたのだ……。突拍子もない発想が可笑しくて、かつ、小学生時代の甘酸っぱい気持ちも追体験させてくれるウェルメイドなスモール・タウン・ストーリー。笑わせながらも、伝統と個性について、コミュニティの意味について、あるいは勇気について、しみじみ考えさせもする作品だ。もたいまさこが伝統を守る“床屋のおばちゃん”を好演し、森下能幸が町の道化役を演じているのも楽しい。
ストーリー
小学生の子供たちは、床屋の「バーバー吉野」の前を通るとき、店の前を掃除するおばちゃんに必ず挨拶をする。誰もが顔見知りで、夕方には町内放送が響き渡る田舎町。だが、男の子たちの頭は前髪を一直線に切りそろえた妙ちくりんな髪型で統一されている。男の子は「バーバー吉野」でその髪型にするのが昔からの慣わしなのだ。だがある日、東京から茶髪の転校生がやって来たことから、町全体を揺るがす問題へ発展していく。
スタッフ
監督・脚本:荻上直子
製作:矢内廣、中村雅哉、児玉守弘、黒坂修、高野力
プロデューサー:天野真弓
ラインプロデューサー:池原 健
撮影:上野彰吾
照明:鳥越正夫
録音:阿部 茂、林大輔
編集:普嶋信一
美術:松塚隆史
助監督:天野修敬
製作担当:服部公一
音楽監修:井出博子
キャスト
もたいまさこ
米田良
大川翔太
村松諒
宮尾真之介
石田法嗣
桜井センリ
浅野和之
森下能幸
三浦誠己
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http://www.pia.co.jp/pff/25th/tokyo/scholarship01.html
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