ヨルカケ〜映画『夜を賭けて』の日々〜
2002年/日本/88分/ドキュメント 配給:クルージン
2003年5月1日よりラピュタ阿佐ヶ谷にてレイトショー
公開初日 2003/05/01
配給会社名 0374
解説
集落、鉄道、川・・・・・・。韓国中西部・群山に巨大なオープンセットを設営。オープンセット設営から映画作りに参加したのは、4800人のオーディションの中から選ばれた、在日韓国人と日本人の若者たち。自分達の場所を探そうとする彼らは「アパッチ」と呼ばれた集落の住人を演じながら、切実な思いを秘めスタッフとしても体ごとぶつかっていった。葛藤を抱えながら困難を克服していく彼らと日本スタッフ、韓国スタッフそしてキャストが、国境や国籍、言葉の壁を越え「映画を作ること」で結束した。
ストーリー
2001年5月、オープンセット建設地は、何も無い工場跡地だった。ここに『夜を賭けて』の集落を造るために美術の大塚聡(一級建築士)、プロデューサーで設営監督をも務めた村松明彦、劇団新宿梁山泊の小檜山洋一、大貫誉らは、オーディションで選ばれた設営部隊(アパッチ)を率いて韓国へ渡った。
建築家と劇団員、オーディションに参加した若者達という、映画の世界では全くの素人たちによる巨大なオープンセット設営がはじまる。この、映画の常識を覆す無謀とも思える試みは、力強いエネルギーに満ちた掟破りの映画を世に送り出すことになる。
炎天下でのオープンセット設営、豪雨による撮影続行の危機、披露困憊の夜間撮影、クライマックスの集落炎上シーンなど、過酷な局面をそれぞれの想いで乗り切っていく。150時間に及ぶ取材によって見えてきたものは・・・・・・。
スタッフ
監督:毛利匡
企画:金守珍
撮影:長田勇
録音:清水克彦
音楽:朴保
プロデューサー;奥村浩
キャスト
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