トランスポーター

原題：THE TRANSPORTER

そのルールを１つでも破れば、死。

2002年／フランス・アメリカ／カラー／94分／ 配給：アスミック・エース

2003年07月04日よりビデオ発売＆レンタル開始 2003年07月04日よりＤＶＤ発売開始 2002年2月1日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にてロードショー

（C）2002EuropaCorp - TF1 Film Production.

公開初日　2003/02/01

配給会社名 0007

解説

ストーリー

静まり返った地下駐車場に停められた一台のＢＭＷ735。運転席には黒いスーツに身を包んだ男が、動き出すその瞬間を静かに待っている。男の名前はフランク・マーティン。高額な報酬と引き換えに、どんな依頼品でも正確に目的地まで運ぶ、“運び屋”（＝トランスポーター）のプロフェッショナルだ。
　今回の依頼は３人の強盗犯を無事に逃がすことだ。しかし、約束の時間に銀行から飛び出してきたのは４人の男たちだった。契約後は変更も再交渉にも一切応じないフランク。銃で脅されても、契約内容は動かない。「輸送人数３人、合計体重256キロ」
　その時、近づくサイレンに焦りをおぼえた犯人の銃口は、後部座席の仲間の一人に向けられた。条件は揃った。フランクは瞬時に別のナンバープレートにすりかえると、一気にアクセルを踏み込み、凄腕のドライビングテクニックで警察の追跡を引き離し、目的地へ辿り着く。
　海辺にひっそりと建つフランクの自宅。玄関のベルが鳴ると、そこにはタルコーニ警部が立っていた。
犯人逃走に使われた車の割り出しにフランクのアリバイを聞き出すその眼差しは鋭い。だが、証拠となるものは何一つ見当たらない。渋々引き下がる警部を跡目に、また新たな依頼が舞い込んできた。新しい依頼品は縦150cm×横50cm、重さ50kg未満の黒いパッケージ。トランクにブツを詰め込み車は静かに走り出したが、どうも様子がおかしい。中身が気になり、自分に課したルールの一つである「依頼品を開けない」を破り、フランクは遂に中身を開けてしまう。そこで彼が目にしたのは・・・、手足を縛られた一人の女だった。

少し遅れて到着したフランクに、中身を知られたと直感した組織のボス、ウォール・ストリートは、さらなる依頼を装い。時限爆弾を仕掛けた銀のジェラルミンケースを預ける。ドライブインでブレイクを挟み、車に戻ろうとしたその瞬間、BMWが爆音とともに宙を舞い大破する。フランクの怒りは一気にレッドゾーンに達した。すぐさま組織のアジトに引き返すと、そこにいた手下たちに容赦ない制裁を下す。フランクは駐車場に止めてあったメルセデスを奪い、猛烈な巣ピードで走り去るが、なんと後部座席にはパッケージの中にいたはずの女が逃げ潜んでいた。

自分に災いをもたらすこの女をフランクは一度捨て去るが、そうもできず、仕方なく自宅に連れ戻る。どうして、この女は袋詰にされていたのか？そして、自分を標的にしようとした奴らの正体は？もはや、後戻りができない状況に巻き込まれたフランクの背後に犯罪の匂いを嗅ぎつけた警察の捜査網と、執拗に二人を追いかける犯罪組織の復讐のテが迫ろうとしていた・・・。

スタッフ

監督：ルイ・レテリエ、コリー・ユン
製作：リュック・ベッソン、スティーヴ・チャスマン
撮影：ピエール・モレル
音楽：スタンリー・クラーク

キャスト

ジェイソン・ステイサム
スー・チー
マット・シュルツ
フランソワ・ベルレアン
リック・ヤング
ダグ・ランド
ディディエ・サン・メラン

LINK

□IMDb
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http://www.suntimes.com/output/ebert1/wkp-news-transporter11f.html
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