原題:SAHARA

死のサハラを救え! ニューヒーロー“ダーク・ピット”が広大なサハラ砂漠を舞台に決死のミッションに挑む、スペクタクル・アドベンチャー超大作!!

2004年/アメリカ/カラー/124分/ 全米配給:パラマウント・ピクチャーズ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ Powered by ヒューマックスシネマ

2008年02月01日よりDVDリリース 2005年10月21日よりDVDリリース 2005年10月21日よりビデオリリース 2005年6月11日、 丸の内ルーブル他全国松竹・東急系拡大ロードショー

公開初日 2005/06/11

配給会社名 0025/0145

解説


全世界で1億2000万部を突破!1973年のシリーズ第一作発売以来、世界中で最も多くの読者を獲得している冒険小説のひとつ、それが“ダーク・ピット”シリーズ。知力と体力でジェームズ・ボンドを凌ぎ、好奇心と冒険心でインディ・ジョーンズを超える最高のヒーロー、ダーク・ピットが、冒険とミステリー、そして壮大な自然の脅威の中繰り広げられるノンストップ・アクションの真っ只中に観客を誘い込む!映画史に新たなヒーロー伝説の誕生を告げる『サハラ −死の砂漠を脱出せよ−』。今、史上空前の冒険の幕があがる!クライブ・カッスラーが生み出した究極のヒーロー“ダーク・ピット”は海洋保全に勤める米国特殊機関NUMA(国立海中海洋機関)のエージェントであり、同時に世界中にあらゆる場所に眠っている秘宝を探し出す究極のトレジャーハンターでもある。この独創的なキャラクターはベストセラー小説のヒーローとして、トム・クランシーのジャック・ライアン(映画化作品『レッド・オクトーバーを追え!』『トータル・フィアーズ』などを超える知名度を誇りながらも、原作のもつスケールの大きさゆえ、魅力のすべてをスクリーンに映し出すなど到底不可能と永きに渡りハリウッドでは思われてきた。事実、原作者カッスラーはこれまで多くの映画化オファーを断り続けたのだ。しかしついに彼を納得させるプロジェクトが始動した。冒険小説シリーズの頂点が、アドベンチャー映画シリーズの頂点をも極めるときがついにやってきたのだ。そして、そのシリーズ映画化第一弾の原作として選ばれたのが、最高傑作とも賞される第11作「死のサハラを脱出せよ」(第11回日本冒険小説協会大賞受賞作)。この、ある意味歴史的なニュースは、世界の映画界を瞬時に席巻することとなる。たった一枚の金貨が、南北戦争時に姿を消した甲鉄艦の行方を暗示し、ダーク・ピットを死のサハラ砂漠へと向かわせる。そこに待ち受ける危機の数々…やがてそこに過去の歴史だけではなく、人類の未来さえも揺るがす巨大な陰謀が姿を現す。まさに息をつかせぬ究極のノンストップアドベンチャー!ダーク・ピット役を射止めるのは誰?全米のマスコミが注目する中、トム・クルーズ、ジョージ・クルーニーらを抑えてこの大役を獲得したのは、マシュー・マコノヒー。ケイト・ハドソンと共演した『10日間で男を上手にフル方法』(03)で、全米興行成績1億ドル突破の大ヒットを達成したマコノヒーが、持ち前の知的でクールな魅力に、ワイルドわとセクシーさを加え、難役“ダーク・ピット”を完全に演じきった。原作シリーズに惚れ込んだマコノヒーは、自ら製作総指揮までの担当。彼が、この作品でハリウッド・トップスターの地位を確実なものにするのは間違いない。そして今回ダーク・ピットと行動をともにするWHO(世界保健機関)の研究医に扮するのは、スペインから見事にハリウッド進出を成功させ、いま最もブッキングが困難な女優の一人と言われるペネロペ・クルス。撮影中、劇中の二人と同様に、マコノヒーとクルスの間にもロマンスが生まれたのも大きな話題となった。ダークの相棒アルには『ニュースの天才』(03)のスティーヴ・ザーン、ほかに『マトリックス リローデッド』(03)『マトリックス レボリューションズ』(03)のランベール・ウィルソン、『サイダーハウス・ルール』(99)のデルロイ・リンド、『セルラー』(03)のウィリアム・H・メイシーらが脇を固める。監督はTVシリーズ「TAKEN」で、スティーブン・スピルバーグにその才能を認められた新鋭ブレック・アイズナーがつとめ、彼の元に『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『スピード』などを手がけたハリウッドきってのヒットメーカーたちが結集したのだ

ストーリー



 西アフリカ。ナイジェリアとマリ共和国の国境付近で発見された一枚の金貨にダーク・ピット(マシュ一 マコノヒー)は魅せられた。今でも輝きを失わないその金貨は、ピットに、南北戦争時に莫大な財室とともに姿を消した甲鉄艦テキサスの存在を確信させる。幻と呼ばれていたテキサスは、間違いなくその地の近くに眠っている。冒険家としてのピットの心に火がともった。
 一方、ナイジェリアには奇妙な疫病が流行っていた。感染した者は助かる術は無く、ただ訪れる死を受け入れるしかなかった。WHO(世界保健機関)のエヴァ・ロハス博士(ペネロペ・クルス)は、その感染源がマリにあると判断し、その地へ向かおうとするが、マリでは内紛が勃発、圧倒的権力をもつカジム将軍が国境を封鎖しているという。通常のルートではマリに入国できないことを知ったエヴァの頭に浮かんだのはNUMAの存在だったNUMA=NationalUnderwater&Marine Agency(国立海中海洋機関)は、海洋の保全に勤める特殊機関、彼らなら水路を使いマリへ案内してもらえるかもしれない。そして、NUMAのサンデッカー提督(ウィリアム・Hメイシー)は現在、ナイジェリアの近くに滞在しているのだった。
 事情を聞いたサンデッカーは、現地の人間にも顔が利く実業家イヴ・マサード(ランベール・ウィルソン)をエヴァに紹介する。だがマサードはエヴァの手助けをすることに難色を示す。そしてサンデッカーの2日後にこの地を離れざるを得ず、エヴァに協力することは出来ないという。マリへ入る手立ては無いと絶望しかけた彼女を助けたのはピットだった。NUMAのエージェントであるピットは金貨が発見されたマリ国境へと向かうため、サンデッカーからボートを借り受け、準備を着々と進めていた。エヴァはボートに同乗させてもらうようにピットに頼み込み、ピットの相棒のアル(スティーブ・ザーン)、ルディ(レイン・ウィルソン)と共に出発することになる。
 目的が異なるピットとエヴァは、ニジェール川のほとりにある小さな町アヨロウで別れるが、その直後ピットもまた疫病の脅威を感じ取り、それとともに何者かがエヴァの命を狙っていることを知る。甲鉄艦テキサスの探索を一度保留にしたピットは、疫病の感染源を追跡し始め、やがてエヴァと合流する。
 そして運命は彼らの死のサハラ砂漠へと導いた。そこで次々と襲い掛かる絶体絶命の危機の中で、ピットは人類の未来さえも脅かす恐ろしい陰謀を知る。生き延びて、この世界を救わなければ成らない。絶望的な状況の中、ピットの前に現れたものは…?過去と未来が交錯したとき、ピットの奇蹟の大逆転が始まる!

スタッフ

監督:ブレック・アイズナー 
プロデューサー:ステファニー・オースティン
監督総指揮:ヴィッキー・ディーロック
編集:アンドリュー・マックリッチー
衣装:アンナ・シェパード
音楽:クリント・マンセル
視覚効果:マーラ・ブライアン

キャスト

マシュー・マコノヒー
ペネロペ・クルス 
スティーヴ・ザーン 
ウィリアム・H・メイシー 
ランベール・ウィルソン
デルロイ・リンドー 
 

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