原題:XEVIOUS

今、封印は破られる・・・。

2002年/日本/カラー/75分/ 配給:グルーヴコーポレーション

2002年09月25日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年8月10日よりテアトル池袋にてロードショー公開(DLP上映)

(C)2002 NAMCO LTD.

公開初日 2002/08/10

公開終了日 2002/08/16

配給会社名 0031

公開日メモ 一万年前の地球。そこでは現在を凌ぐ文明が存在していた・・・。 今から18年前の1983年。ゲームファンを震撼させた伝説のシューティングゲームの元祖『ゼビウス』が映画化!

解説


あのシューテイングゲームの名作『XWVIUS』が遂アニメ化!
ゲーム界最高峰の頭脳のナゾが、今解き明かされる・・・・残された時間は40分。
西暦2150年、地球は生き延びられるのか・・・?
人類は“超技術”に打ち勝てるのか?
《人工知性体 ガンプ》 × 《先史地球文明》・《地球文明》命なきものによる未来支配は、はじまっている。

 美しいグラフィックス、あまりにもスムーズで多彩な動きをみせるキャラクター、そして謎を秘めた隠れキャラ・・・・。
「プレイすればするほどナゾが深まる」というキャッチフレーズと共に、「真・女神転生/デビルチルドレン」等のゲーム界の風雲児、遠藤雅伸氏がプログラム・グラフィック・ゲームデザインを担当して、1983年にナムコよりアーケードゲームのソフトとして登場した「XEVIUS(ゼビウス)」。
 その登場はまったく新しいゲームスタイルを創造したばかりか、「ゲーム・デザイナーからのプレイヤーに対するメッセージを伝える」という音楽や文学と同じように文化媒体として、ゲームの地位を向上させて画期的な作品でした。そして、「XEVIUS」はゲームのみにとどまらず、レコード、ビデオ・テープ、ビデオ・ディスクなど、そのメッセージのパワーを、その発売から20年弱経た今も、広げつづけています。そして、そのすさまじいまでに広がり続けるパワーが創り上げたのが、この映画版「ゼビウス(XEVIUS)」です。

ストーリー



 木星衛星軌道…。
 第1次木星圏探査プログラムの中心基地である木星基地内。木星基地の探査船パイロット、タケルとコンピュータの擬似ペルソナのマーサ。
 二人は、1年前、タケルの恋人、サラが航行中に行方不明になった地点にさしかかる。そして、そこで、謎の巨大宇宙船と遭遇する。
 その巨大宇宙船の発したビームが木星大赤斑に着弾し、その着弾地点から別の何者かが、巨大宇宙船を攻撃してきた。タケル達は、そのバトルに巻き込まれ、巨大宇宙船に不時着する。
 全長1キロにも及ぶ、古びた宇宙船の内部は、天地左右重力制御されており、船内に人の気配がない。何かに導かれるように船内を探索する彼らは、ここで人工冬眠装置から出てきた機械知性体ルウ・ミーに出会う。その外見はサラにそっくりだった。ルウ・ミーは、1万年前、人類の宿敵『ガンプ』と交戦中に航行不能になり、傷ついた艦体を「空間擬似」で隠しシステムをシャットダウンして救援を待っていたという。そして、巨大宇宙船の発した自動防衛システムが、木星大赤斑付近に潜んでいた『ガンプ』を覚醒させてしまったのだともいう。
 そして、『ガンプ』の基地であるアンドア星は、木星の大気を吸い込み、巨大化しながら、木星基地、月、そして地球と、確実に人類に向かって、魔の手を伸ばしていた。
〜アンドア星の地球到達まで残された時間は、わずか40分。〜
 3人は巨大宇宙船内に格納されていた2機のソルバルウで発進、アンドア星に侵入する。ソルバルウは、ゼビウス語で「フェニックス(不死鳥)」を意味する、教育型思考フィードバックシステムを持ち、脳波で操縦する戦闘機だ。
 アンドア星内部は、地球の風景と似た、擬似自然空間だった。その内部には無数の巨大な水球が浮いていて、またその水球内部には、コア空間がある。タケルの乗った機はここで、被弾してしまう。タケルは、コックピットのみを噴出し、ルウ・ミーの乗った機に少し遅れて、コア空間に突入、そこでタケルが見たのは、捕らえられたルウ・ミーだった。
 そして、彼女を救うため、電脳空間でのタケルVS『ガンプ』の壮絶なバトルが開始された。壮絶な戦いの中、タケルの乗ったソルバルウ機が、アンドア星のコアプログラムに突っ込んで大爆発が起きる。
 崩壊していくアンドア星。
 3人は、アンドア星内に収納されていたサラの探査船とソルバルウのコックピットを合体させてつくった宇宙船で、アンドア星からの脱出を試みる…

スタッフ

制作:株式会社ナムコ
プロデューサー・監修:清野一道
脚本:紫堂縞緒音
キャラクター演出担当:高野裕規(映像屋)
メカニック演出担当:小川正晴(オガワモデリング)
CG製作:オガワモデリング、ジャストシステム、シーウィディー、デジタルクラフト
サウンドデザイン担当:染谷明(SONY PCL)
オーディオプラン担当:三間雅文(テクノサウンド)
音楽制作:長池秀明

キャスト

タケル:有馬克明
サラ、ルウ・ミー:柚木涼香
マーサ:荒木香恵
パツトナム:秋元羊介
オペレーターA:中井和哉
オペレーターB:遊佐浩二
オペレーターC:関口英司
オペレーターD:田中伸幸

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