ピーターパン2/ネバーランドの秘密
原題:Return to Never Land
心が《夢》を忘れた時、あの少年は帰ってくる。
社団法人日本PTA全国協議会特別推薦作品
2002年2月15日全米初公開
2002年/アメリカ/カラー/74分/ 配給:ブエナビスタインターナショナル(ジャパン)
2003年05月23日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年05月23日よりDVD発売開始 2002年12月21日より日劇プレックスほか全国ロードショー公開
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公開初日 2002/12/21
配給会社名 0069
公開日メモ ウォルト・ディズニーが1953年に発表した不朽の名作「ビーター・パン」。大人にならない少年ビーター・パンと妖精ティンカー・ベル、そして少女ウェンディたちが夢の島ネバーランドで繰り広げる素晴らしい冒険を、美しい映像と心に残る音楽で綴ったファンタジー映画の《原点》である。
解説
「いつまでも子供のままでいられたら」ーーそれは子供なら誰でも一度は願うこと。「いつまでも子供の心を忘れずにいられたら」ーーそれは、大人なら誰でも一度は願うこと…。かつて、そんな永遠の願いを叶えて<れた一本の映画があった。ウォルト・ディズニーが1953年に発表した不朽の名作「ビーター・パン」。大人にならない少年ビーター・パンと妖精ティンカー・ベル、そして少女ウェンディたちが夢の島ネバーランドで繰り広げる素晴らしい冒険を、美しい映像と心に残る音楽で綴ったファンタジー映画の《原点》である。 時を超えていま、新しい夢と冒険が始まろうとしている。最新のテクノロジーが可能にしたダイナミックな映像とディズニーの伝統が生んだ、21世紀最高のファンタジー一。「ピーターパン2/ネバーランドの秘密」。ピーター・パン、ティンカー・ベル、フック船長といったおなじみのキャラクターに加え、本作では新たにウェンディの娘ジェーンが活躍。夢を信じる心を失ってしまったジェーンが、ネバーランドで冒険の果てに見つけたものとは?そして、誰も知らなかったネバーランドの秘密とは…?世界中で愛され続けてきた「ピーター・パン」の最終章が、ついにスクリーンに登場する。第二次世界大戦下のロンドンー前作でビーター・パンに導かれ、夢の島ネバーランドにやって来た少女ウェンデイは今では大人に成長し、2人の子供の母親である。幼い息子ダニーに毎夜語り聞かせるのは、ネバーランドで体験した素晴らしい冒険の物語。ところが、ダニーの姉ジェーンは戦争という厳しい現実の中で夢見る心を忘れ、ピーター・パンやティンカー・ベルの存在を信じようとしない。ある夜のこと、ピーター・パンを宿敵と狙う海賊フック船長が、ウェンディと間違えてジェーンをネバーランドに連れ去ってしまう。すぐにビーター・パンに救出され、仲間として歓迎を受けるジェーン。だが、夢を信じることができないジェーンの心が、夢の島ネバーランドの運命の鍵を握っていることを、まだ誰も知らなかった… 「ピーター・パン」の原作者であり英国文学史上に名高い作家のジェームズ・M.バリーが、小説「白い小鳥」で初めて 《ピーター・パン》というキャラクターを登場させたのは今から100年前の1902年のこと。まさに今年は《ピ一ター・パン生誕100周年》にあたり、全世界でこの“永遠の少年”の物語への再評価が高まる中、待望の続編は映画化された。 実は、映画では今回初めて登場するウェンディの娘ジェーンはバリーの原作にもともと描かれていたキャラクターである。原作ではウェンディがロンドンに戻ってからの後日談が語られ、その後も年に一度はウェンディを迎えに来ていたピーター・パンは、いつしかふつつりと姿を現さな<なる。やがてウェンディほ大人になり、結婚し、娘のジェーンが生まれる。そして,今度は娘のジェーンを迎えにピーター・パンが再び姿を現すのである。ネバーランドの物語が世代を超えて人々に愛され続ける理由がここにある。子供たちは胸躍る冒険を楽しみ、大人たちは汚れなき純真さを取り戻しながら、親から子へ、そのまた子へと幸福な夢の連鎖は続いていく。映画「ピーターパン」は終わりなき冒険の始まりであり、この夢の物語は「ピーター・パン2/ネバーランドの秘密」でついに完結するのだ。 世界中に多<のファンを持つディズニー長編クラシックの続編のために、監督のロビン・パッドをはじめとするディズニー・アニメーション・スタジオ有数の才能が結集し、過去の資料を徹底的に研究。人々の心の中に生きる「ディズニーらしさ」を損なわぬよう細心の注意が払われたキャラクターたちに、1953年当時のテクノロジーでは想像もつかなかったダイナミックで繊細な動きが与えられた。 メモリアルなナンバーも本作の大きな魅力のひとつ。ジョナサ・ブルックが書き下ろしたジェーンの心を表現した美しいバラード「I'll Try」はディズニーの新しいスタンダード・ナンバーとして歌い継がれることだろう。 ピーター・パンがこの世に誕生してから100年。世紀を超えてなお、人々はネバーランドを求めてやまない。そこは、無垢な魂が遊ぶ永遠のユートピア。そして一ー心が夢を忘れた時、あの少年は帰って<る。妖精の魔法の粉をまとい、軽やかに時空を飛び越えて…
ストーリー
第二次世界大戦下のロンドンーあのウェンディは今では2人の子供の母親です。しかし、ウェンディは大人になってもネバーランドでのあの素晴らしい冒険を忘れてはいませんでした。毎夜、子供たちに語り聞かせるのはピーター・パンとその仲間たちの夢いっぱいの物語。幼い息子のダニーは目を輝かせて聞き入るのですが、姉のジェーンは戦争という厳しい現実の中で夢見る心を忘れ、ネバーランドの存在を信じようとはしません。ジェーンにとって何よりも大切なのは兵隊として戦地で戦う父との約束でした。「ジェーン、私に代わって母さんとダニーを守って<れ」。 そんなある夜、空飛ぶ海賊船がやってきてジェーンを連れ去ってしまいます。船の主は一一そう、あのフック船長です。ビーター・パンに復讐するためにウェンディを人質にしょうとして間違って娘のジェーンを誘拐してしまったのです。ネバーランドに着いたフック船長はこれでピーター・パンを倒せるとご満悦。そこに現れたのは、ピーター・パン!フックの手からあっさりとジェーンを救出します。フックはといえば、新たなる天敵である巨大なタコから、命からがら逃げ出すのでした。ジェーンがウェンディの娘だと知ったピーター・パンは彼女を隠れ家に案内し、ロストボーイズたちに紹介します。新しい仲間に大喜びするロストボーイズでしたが現実主義者のジェーンは愉快な遊び相手ではありませんでした。「それって、なんか大人みたいだよ」。 当のジェーンは家のことが心配で一刻も早<戻ろうとしますが、ネバーランドから脱出するには空を飛ぶしかありません。ビーター・パンの指導により、渋々と飛ぶ練習を始めたジェーンですが、ティンカー・ベルの金色の粉をかけても全<効果が現れません。それもそのはず、ジェーンはまだ夢や魔法の力を心から信じていないのです。もどかしさからピーター・パンと口喧嘩になり、思わず「妖精なんか信じない!」と叫ぶジェーン。その瞬間、ティンカー・ベルの身に異変が生じます。身を包む金色の輝きが薄れていき、ティンカー・ベル自身もみるみる衰弱していったのです。フックはジェーンに接近し、ピーター・パンから宝物を奪うのを手伝えば家に戻してやると言葉巧みに誘いかけます。ジェーンはピーター・パンに乱暴しないという条件つきでこの取り引きに応じ、合図の笛を受け取るのでした。 宝の在り処を探るため、ジェーンはロストボーイズたちに《宝探し》ゲームをして遊ぼうと提案します。大喜びでゲームを開始した一行は、森を抜け、谷を下り、凋を渡り、やがてジェーンがたどり着いた洞窟には目もくらむような財宝の山が!ピーター・パンとロスト・ボーイズはジェーンの大活躍を讃え、彼女を最初の《ロストガール》に任命。ジェーン自身 もすっかり遊びに夢中になり、フックとの約束を忘れていました。しかし、ロストボーイズの一人がフックの笛を見つけ、それを吹いてしまいます。すると一フック船長と海賊たちが一斉に襲いかかり、油断していたピーター・パンたちを捕えてしまったのです。フックがピーター・パンたちを助ける気がないことを知ったジェーンは慌てて隠れ家に戻り、ティンカー・ベルに助けを求めます。しかし、いまやこの小さな妖精の命は風前のと もしびでした。もはや動きもしないティンカー・ベルの身体を、ジェーンの涙がぬらします。「お願い、死なないで。あなたを信じているわ」。はたして、ジェーンの祈りは届くのでしょうか?そして、ピーター・パンとネバーランドの運命は?
スタッフ
監督:ロビン・バッド
共同監督:ドノバン・クック
製作:クリストファー・チェイス、ミケーレ・ロビンソン、ダン・ラウンズ
脚本:テンプル・マシューズ
音楽:ジョエル・マクニーリー
美術監督:ウェンデル・ルエブ
編曲:アンソニー・F.ロッコ
作曲:ジョエル・マクニーリー
キャスト
(声の出演)
ピーター・パン:ブレイン・ウィーバー
ジェーン&子供時代のウェンディ:ハリエット・オーウェン
フック船長:コーリー・バートン
スミー:ジェフ・ベネット
ウェンディ:ケーシー・スミス
ダニー:アンドリュー・マクドノゥ
エドワード:ロジャー・リース
カビー:スペンサー・ブレスリン
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