原題:CONSTANTINE

全ての常識を超越せよ。 「マトリックス」以来の衝撃がこのG.W.ついに日本に上陸する!! キアヌ・リーブス自らが「次の『マトリックス』」と呼ぶ、 究極のアクション超大作、それが「コンスタンッティン」だ。

2005年2月18日全米公開

2005年/アメリカ/121分/6巻/3,315m/シネマスコープ/SR・SRD・DTS・SDDS/ 日本語字幕:林完治/オリジナル・サウンドトラック:ジェネオン エンタテインメント/ ランブリング・レコーズ/ 配給:ワーナー・ブラザース映画

2007年11月02日よりDVDリリース 2005年09月02日よりDVDリリース 2005年4月16日、丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー

(C) 2005 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

公開初日 2005/04/16

配給会社名 0085

公開日メモ 風変わりで、超常現象を調査するため世界中を旅して回るジョン・コンスタンティン。時として、悪の一線を越えることも…。

解説




すべての常識を超越せよ。
この世の境界は取り去られ、馴染んだ世界は崩壊する。

「この映画は、数百本に一本の、時代を動かす作品になるかもしれない」——。1年も前からハリウッドの映画関係者の間で囁かれ続けてきた噂は、全米での公開を前に、いま確信へと変わりつつある。この世の成り立ちをも覆すまったく新しい世界観、かつて類のない新種のヒーローの出現、その断片さえもが見る者をどよめかせた驚異の映像……。恐るべき可能性を秘めて未知なる領域を切り開く新時代のエンターテイメントムービー『コンスタンティン』が、遂にその全貌を現す時がやって来た!
想像を絶する大胆なストーリー設定、徹底したリアリズムのもとに構築された息を呑む異空間、視覚的な衝撃、背を這うような恐怖、さらには謎に満ちた登場人物たち。フィルム・ノワール、ホラー、ファンタジー、そしてダイナミックなアクションの融合でありながら、それらすべてのジャンルを超越した『コンスタンティン』は、異形の者たちが跋扈する異世界と現実世界の境界をも取り去って、ここに初めて誕生する未体験の世界を創り出す。
製作陣には『マトリックス』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ、『ラスト サムライ』など、時代を画した錚々たる作品を手がけてきた面々が名を連ね、新人監督フランシス・ローレンスを抜擢。スーパーアーティストたちのミュージックビデオで突出した才能を見せつけ、数々の賞を総なめにしてきた音楽界のカリスマが、その研ぎ澄まされた感性を、この作品に遺憾なく発揮した。それは、ビデオ・クリップ出身の監督という経歴から想像されるような、映像優先のアプローチではない。彼を起用した製作陣の一人をして「怖いくらいに有能な本物」と言わしめた本当の凄さは、作品の根本を捉えきる卓越した能力にあった。ストーリー、キャラクター、そして、この世と共存する天国と地獄という概念。そのすべてに対する完全な把握があったからこそ、ローレンスはこの作品が持つ世界観を映像化することに成功しえたのだ。おびただしい数のスケッチから生み出された現代の地獄絵、コンスタンティンの武器となる怪しげな聖遺物、天使、悪魔、ハーフ・ブリード……。その斬新かつ圧倒的な映像世界は、宗教の既成概念をも超えて、見る者の度肝を抜き、420点もの特殊効果映像は、驚愕の上を行く。
主演は、『マトリックス』シリーズで文字どおり世界中を席巻したキアヌ・リーブス。『コンスタンティン』は、キアヌ自身が「次の『マトリックス』」として選んだ唯一無二の作品でもあるのだ。ひとつの「事件」とまで称された『マトリックス』と並び立ち、それを超えうる作品があるとすれば、この『コンスタンティン』を置いてほかにない。そうキアヌに思わせたものは、彼が絶賛を惜しまない「最高」の脚本であり、そして何より「今まで出会ったことのない究極のアンチ・ヒーロー」=ジョン・コンスタンティンの存在だった。既存のヒーローからは最も遠い存在でありながら、今までスクリーンに登場したどのヒーローよりも魅力的な異彩を放つ。この役に惚れこみ、病身を演じるために体重を落としてまで役に挑んだキアヌが、異色のヒーロー像を存分に魅せてくれる!
たった2分間だけ成功した自殺の罪を贖うために、天国と地獄のエージェントとなった男、ジョン・コンスタンティン。正義とは無縁の彼の戦いには、パターン化されたありきたりの勧善懲悪の影は微塵もない。信じていなかった超常現象に事件解決の糸口を見出してしまう刑事、神の代行者でありながら個人的な陰謀を企てる天使(ルビ:ハーフブリード)、悪魔祓いができない司祭、天使と悪魔の両方が集うナイトクラブを経営する実業家……。既存のステレオタイプで語れるキャラクターは皆無だ。誰もがそれぞれに矛盾と謎を抱え、背景にはみっちりと描き込まれた物語性を負っている。そして、その真ん中にいるのが、ヒーローになりたがらないヒーロー、ジョン・コンスタンティンなのだ。ストーリーの奥は、どこまでも深い。
まずは、すべてを超越してみてほしい。

ストーリー



封印はついに解かれた。
保たれていたバランスは崩れ去り、この世は終末へと動き出す——!

異変はすでに起こりつつあった。
ある日、友人の神父からの依頼を受け、悪魔に取り憑かれた少女のもとへ赴いたコンスタンティンは、いつもの悪魔祓いの儀式の途中で、言い知れぬ恐怖を覚える。
これまでとは、何かが違う……! 
長い間保たれてきた天国と地獄のバランスが崩れ去ろうとしている予感。それを裏付けるように、コンスタンティンの周囲で蠢きだす不気味な出来事の数々。
病魔に冒された現実と、得体の知れない謎を抱え込んだ彼のもとに、女刑事アンジェラ・ドッドソン(レイチェル・ワイズ)が、自殺した双子の姉妹イザベルの死の真相を探るべく、協力を求めにやってきた。アンジェラの頼みをいったんは断ったコンスタンティンだが、その背後につきまとう悪魔の姿を見て、彼女こそが謎を解く鍵を握る人物と知る……。
この世とあの世の境界線で、いったい何が起ころうとしているのか?
ただひとつ確かなことは、かろうじてこの世を成り立たせてきた危ういバランスがついに崩壊を始めたということ。それは、終末への序章なのか? 越えてはいけない一線を越えて、何かとてつもないことが動き出そうとしているのだ——。

スタッフ

監督:フランシス・ローレンス
脚本:ケビン・ブロドビン、フランク・カペロ
原作:ケビン・ブロドビン/DCコミック刊
グラフィック・ノベル:ヴァーティゴ"ヘルブレイザー"のキャラクターに基づく
製作:ローレン・シュラー・ドナー、ベンジャミン・メルニカー、マイケル・E・ウスラン、
   アーウィン・ストフ、ロレンツォ・ディポネベンチュラ、アキバ・ゴールズマン
製作総指揮:ギルバート・アドラー、マイケル・アグウィラー
撮影:フィリップ・ルスロ,A.F.C./A.S.C. 
美術:ナオミ・ショーハン
編集:ウェイン・ワーマン,A.C.E.
音楽:ブライアン・タイラー、クラウス・バデルト 
衣装:ルイーズ・フログリー 
視覚効果:マイケル・フィンク

キャスト

キアヌ・リーブス
レイチェル・ワイズ
シア・ラブーフ
ジャイモン・フンスー
マックス・ベイカー
プルイット・テイラー・ビンス
ギャビン・ロズデイル
ティルダ・スウィントン
ピーター・ストーメア

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