原題:Shadow Fury:The Ultimate Clones

2002年 大和魂が復活する−−−− 全世界に放つ、鍛え上げられた驚異の肉体。 アジア発・新世代アクションスターがここに誕生!

東京国際ファンタスティック映画祭2001出展作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/

2001年/日本=アメリカ合作/95min/ビスタサイズ 製作:スパイク/製作Pathfinder Pictures 提供:スパイク/配給:メディア・スーツ、アースライズ

2002年07月26日よりDVD発売開始 2002年07月26日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年3月16日より新宿トーアにてロードショー公開

@copy;2001 Spike/Pathfinder Pictures,LLC

公開初日 2002/03/16

配給会社名 0066/0098

公開日メモ 舞台は近未来“Shadow Fury”(シャドー・フューリー)は、遺伝子工学により作り出された最強クローンを倒すためにさまよい続ける殺し屋。

解説



 あらゆる格闘技のエッセンスを取り入れ進化を続けようという意志のもと、”ハイブリッド・レスリング”を提唱してパンクラスを設立、技術面はもちろん、思想面でもすべてをリードし続ける最強の格闘家=船木誠勝。現役を引退したあともパンクラス・エグゼクティブ・プロデューサーとして活勒は続<が、新世紀を迎えた今、ジャッキー・チェンでもジェット・リーでもな<、ブルース・リー以来久しく生まれていなかった"心技一体"となった真のアクション・ヒーローを求める人々の声が船木をスクリーンという新たな戦場へ引きずりこんだ!  遂にそのベールを脱ぐ初主演映画『シャドー・フューリー』!これは様々な主演オファーの中から、船木自身が選んだビッグ・プロジェクト。しかも、アジア発のアクション・ヒーローを求めるハリウッドからの要請に、リングを越え、さらに軽々と国境をも越えてしまったのだ!本物の格闘家のみが持つ敏捷さと集中力。そこに船木自身の体現するストイシズムが加わり、従来のハリウッド映画にはない、全く新しいハイパー・アクションが誕生した!新世紀、全米を震撼させるのは大和魂だ!  舞台は、人類がクローン人間の製造に成功した近未来。だが、生命倫理的な秩序の崩壊を恐れた世界保健機構はクローン人間の製造を禁止していた。そんな中、一人のマッド・サイエンティストが、強靭な肉体を持ち、同時に完壁な忠誠心を持つ遺伝子を組み込んだアルティメット・クローン="タケル"を完成させていた。マッド・サイエンティストの狙いはただ一つ、自分を追い出したバイオ・コングロマリットに復讐すること。 一方、"タケル"には地上最強のバウンティ・ハンターが差し向けられていた。やがて、壮絶な闘いの中で、誰も予想し得なかった巨大な陰謀が姿を現す!  アルティメット・クローン"タケル"に扮するのが船木誠勝。殺人をプログラミングされたダークな存在にも関わらず、船木はそこに主君への忠誠心、というピュアな要素を持ち込み、江戸時代のサムライにも似たスピリットを見事に表現してみせる。役に共感しのめり込んだ船木は、完壁な存在を目指しストイックに体を鍛え抜いて20キロを減量、まさにハイブリッドな肉体を作り上げてスクリーンに登場する。  "タケル"を追うバウンティ・ハンターに扮するのは「地獄の黙示録」にも出演していたサム・ボトムズ。"タケル"を生み出した博士に「ベスト・キッド」でアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされたパット・モリタ、武器の調達屋に「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のフレッド・ウィリアムソンとアクション映画ファンには堪えられない顔合わせが実現した。中でも注目はクライマックスで"タケル"と対決するハイパー・クローンに扮するバス・ルッテン。船木同様、パンクラスの元王者であり第4代UFCヘビー級チャンピオンでもあるルッテン。パンクラスのリングでも対決した因縁の二人の最終決着が、この作品のクライマックスを彩る。果たして、近未来の覇王となるのは船木かルッテンか!? 監督は、日本で生まれながら単身アメリカに渡り、全米で大ヒットしたTVシリーズ「パワーレンジャー」を手掛けたマコト・ヨコヤマ。日本的なブレード・アクションはもちろん、ハリウッド仕込みの爆破シーン、香港映画名物ワイヤーアクション、そして"タケル"の造型に見られるアメ・コミの味など、あらゆるエンターテインメントの要素を融合した“ハイブリッド・アクション”を見事に誕生させた!

ストーリー


 黒装束に身を包み、ブレイド(日本刀)を手にした一人の男が、夜の闇の中、ビルの上から走るクルマの上に飛び降りた。男はクルマの運転手にためらわず刃を向ける。たちまちクラッシュしクルマが爆発する中、黒装束の男は炎をバックにその場を立ち去った。男の名前は”タケル”(船木誠勝)、高度に進化した遺伝子工学が生み出したアルティメット・クローンだ。
 近未来。人類はクローン製造の技術を手に入れたものの、生命倫理的な秩序の混乱を恐れ、その技術は封印されていた。だが、マッドサイエンティスト、オー博士(パット・モリタ)は密かにその研究を続けていた。”タケル”を生み出したのは博士だったが、その目的はただ一つ、自分を追い出したバイオ・コングロマリット、ノヴァ・コーポレーションに復讐すること。クローンを完壁に制御する服従遺伝子を組み込まれた”タケル”は主君に忠誠を誓うサムライそのまま、究極の殺戮マシーンとしてノヴァの研究者たちを手にかけていたのだ。
 ノヴァはオー博士と”タケル”を狩るため、バウンティ・ハンターのマドセン(サム・ボトムス)を雇う。マドセンはオー博士をすぐに暗殺するが”タケル”は逃してしまった。
 ”タケル”はオー博士が死に際に口にした順番でノヴァの研究者たちを狙うはずだ。服従遺伝子の特性を見ぬいたマドセンは”タケル”の先回りを目論む。
だがこの事件にはさらなる裏があった。そこにはある陰謀が潜んでいたのだ。一見、被害者に見えるノヴァ・コーポレーションのヒリアー博士(アレン・コールマン)こそ、密かに戦闘用クローンを開発し、それを究極の兵器として商売にしょうと企む、危険な男だったのだ。ヒリアーは、”タケル”と互角に闘える強靭な肉体に、殺人犯の遺伝子を組み込んだ、冷酷そのもののハイパ…クローン(バス・ルッテン)を生み出そうとしていた。
果たして”タケル”を待ちうけるものとは?やがて”タケル”に”変化”が見え始める…。

スタッフ

エグゼクティブ・プロデューサー:ジュンゴ・マルタ(『トワイライト・シンドローム』)
エグゼクティブ・プロデューサー:グレゴリー・ハタナカ(『ダブル・ディセプション』)
エグゼクティブ・プロデューサー:カイドー・ヤマダ
プロデューサー:タカ・アライ(『ダブル・ディセプション』)
アソシエイト・プロデューサー:タツロー・コイケ(『パワー・レンジャー』)
監督:マコト・ヨコヤマ(『パワー・レンジャー』)
脚本:エリック・コヤナギ(『アングリー・カフェ』アカデミー学生映画大賞ノミネート)
撮影監督:ブレイン・ブラウン(『ダブル・ディセプション』)
スタント:アルファ・スタント

キャスト

タケル:マサカツ・フナキ(『ストリート・ファイター2』『五条霊戦記』)
マッドセン:サム・ボトムス(『地獄の黙示録』『シュガー・ヒル』)
フォスター博士:アレクサンドラ・カンプ(『レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅』)
スーパー・クローンキスメット:バス・ルッテン
サム:フレッド・ウィリアムソン(『フロム.ダスク・ティル・ドーン』)
オー博士:パット・モリタ(『ベストキッド』『ムーラン』)
サーシャ:カサンドラ・グレイ
ヒリアー博士:アレン・コールマン
ダイス:ビリー・リエック
マルコフ博士:グレゴリー・バ八二アン

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