口琴演奏の魔術師、アントン・ブリューヒンとともにナチュラル・トリップする エキゾチック・ロードムービー !? ついに日本公開 !

1999年/スイス/カラー/70分 配給:巻上公一オフィス

2001年10月20日よりBOX東中野にてロードショー公開

公開初日 2001/10/20

公開終了日 2001/11/02

配給会社名 0236

公開日メモ 口琴演奏の魔術師、アントン・ブリューヒンとともにナチュラル・トリップする エキゾチック・ロードムービー !? ついに日本公開 !

解説

そこで描かれるのは小さな世界と言えるかもしれない。
しかし音楽が生まれる瞬間の人生の不思議なその一瞬一瞬がとらえられ、ゆったりとした時の流れの中に解き放たれている。
監督のイワン・シューマッハーは、極力映画から言葉を排した。字幕もない。
アントンがサハ語や日本語を分からないように、わたしたちもその国の言葉が分からない旅人となる。
口琴というこのどこか謎めいた楽器が、声高ではなく、むしろ無口な映画の語り手である。
カメラのオトマー・シュミッドの視線は、明確だが静かで、どこかユーモアがあり、平和だ。
スイスのリズミカルな演奏、サハの口琴セラピー、素朴な民謡、日本での不思議な口琴音楽劇・・・次々と繰り出される口琴音楽の楽しさ、美しさ。
サハの人々ののんびりとしたあたたかい顔、日本人の奇妙な行動。
世界的に有名な、というか世界でもただ1人のユニークな前衛口琴演奏家、アントン・ブリューヒンが、口琴と口琴をめぐる友人たちに会いに出かける、口琴ロードムービー。
訪れるのは、ラジオの時報が口琴というほど口琴が盛んな国、極東シベリア・サハ共和国と、世界初の口琴音楽劇が開催された東京。
そして全編に流れる口琴の音。
人生が音楽で彩られる幸福感を、じっくりと味わってみて欲しい。
■口琴とは
手のひらにのる小さな楽器、音は大きくなく、奇妙な音、きもちいい音、どこかで一度聞いたことのある音。世界のあちこちにあって、入手困難、いつからどこに存在していたのかわからない、そしてみんなから忘れられかけている、そういう楽器。

ストーリー

口琴に導かれ、アントン・ブリューヒンが行く。
広大なシベリア・サハ共和国、そして、渾沌の街・東京へ。
口琴は人生の道しるべ。
美しく、ユーモラスに、口琴は歌い続ける。

スタッフ

監督:イワン・シューマッハー
製作:アンドレ・ファフリ(ベンチュラ・フィルム)
音楽:アントン・ブリューヒン
配給:巻上公一オフィス

キャスト

スピリドン・シシーギン
巻上公一
直川礼緒
朝比奈尚行
知久寿焼

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