原題:GRUPPO DI FAMIGLIA IN UN INTERNO (CONVERSATION PIECE)

20世紀を越えてよみがえるクラシック名画特選 EUROP —ヨーロッパ篇—

1974年/イタリア=フランス合作/カラー/122分/シネスコ/モノラル 配給:日本ヘラルド映画

2006年08月26日よりDVDリリース 2001年9月15日〜9月28日シネ・リーブル池袋にて連日朝10時より1回上映 2001年9月22日〜9月28日シネ・リーブル梅田にて連日朝10時より1回上映

公開初日 2001/09/15

公開終了日 2001/09/28

配給会社名 0058

公開日メモ 20世紀を越えてよみがえるクラシック名画特選 EUROP —ヨーロッパ篇—

解説

18世紀のイギリスで流行した家族の団樂を描いた肖像画。ローマの広大な邸宅でコレクションであるその「家族の肖像画」に囲まれ一人で暮らす孤独な老教授。ある日、裕福な実業家の妻ビアンカが愛人のコンラッドのために、彼の邸宅の2階の部屋を強引に借りてしまう。その日から、静かな教授の生活は崩れていく。孤独だった教授に、新しい家族が加わったのだ。しかし、教授は若いコンラッドを理解できず、それはやがて葛藤へと変わっていく…。コンラッドは以前、美術史を学んでいた。教授の所有するレコードや絵画にも興味を示す。だが、彼は学生運動に巻き込まれ、実は右翼の大物であるビアンカの夫に狙われていたのだ。老教授はコンラッドたちと夕食を囲み、その団欒に本物の家族の幻想を抱く。しかしある日、老教授のもとにコンラッドからの別れの手紙が届いた…。
ヴィスコンティ晩年の名作。全編が室内で撮影され、主だった登場人物は5人という異色作。日本での公開時には数々の賞に輝いている。

ストーリー

スタッフ

監督:ルキノ・ヴィスコンティ

キャスト

バート・ランカスター
ヘルムート・バーガー

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