パンダ・アドベンチャー
原題:CHINA:THE PANDA ADVENTURE
2001年度アイマックス映画、感動のドラマが完成!
2001年/アメリカ/50分 配給:アイマックスジャパン(株)
2001年9月1日より東京アイマックスシアターにて公開
(C)2001 IMAX CORPORATION
公開初日 2001/09/01
配給会社名 0041
公開日メモ 1937年中国からアメリカへ 初めて海を渡った野生ジジャイアントパンダの愛と感動のドキュメント。
解説
1937年中国からアメリカへ
初めて海を渡った野生ジジャイアントパンダの愛と感動のドキュメント。
WWFとサンディエゴ動物園の協力のもと製作され、実話と、中国の壮大なロケーションを見事に組み合わせた大型映像作品。
ひとりの女性を通じてパンダヘのひたむきな愛情が涙を誘い、決して希望を捨てず勇気を持ち続け偉業を成し遂げた真実の話である。
愛する夫が、中国で野生のパンダを保護し最初にアメリカに持ち帰るという夢を残し、竹藪の生い茂るウーロンで死亡。その夫の思いを胸に、当時アメリカで最も成功したファッション事業を辞め、妻ルースは一人中国へ旅立った。しかし、道程は長く険しく迫りくる困難や密猟者達の欲望。ルースは、戦い続ける意志を持ち、ジャイアント・パンダを発見すべく旅を続ける…。
パンダの瞳に写るものは遥かなる故郷なのか?それとも新しき未来への大地なのか?
※フイルムおしまいに、”ジャイアントパンダ”についての紹介あり。
・300年前から生存が確認されている。
・ベジタリアンで、ほとんど冬眠しない。など
ストーリー
愛する夫が中国で死亡したとの知らせを聞いた妻ルースは、中国はウーロンへ向かう。
夫の知人であったクイントンと対面し、夫の遺灰が置いてある場所に案内される。そこで夫の遺品とクイントンから日記帳を渡され、その日記の中には旅の様子が克明に記されていた。未だ誰も見たことのない”ジャイアントパンダ”に情熱を注いでいた夫を知り、ルースは胸が熱くなる。
そこへ悪者ハンターのジャンクソンが登場。”ジャイアントパンダ”の情報が詰まったその日記を横取りしょうとする。彼は銃や危険な罠を使ってパンダを捕獲しようという作戦なのだ。
ジャンクソンから、何の罪もないパンダを守るため、ルースは立ち上がる。中国に残りパンダを保護しアメリカに連れて帰ることを心に決め、夫に約束する。
クイントンその他村人と一緒にヤンツー川を渡り、パンダの生息地であるミンバレイ(山間の平野)を目指す。しかし、行く先々で危険を伴い、荒川によってエンジンが故障。ジャンクソンに先を越されてしまうのだった。
山に到着して、夫が生前キャンプをしていた跡地を見つける。そこにはルースと写っている写真が飾られていた。彼の日記を読み返し、再びパンダを無事連れ帰ることを決心するルース。
その頃、ジャンクソンはネズミ捕りや、深い穴を掘り、パンダ捕獲に向け精を出していた。ルースもその危険な罠に危うくひっかかりそうになり、パンダを殺す必要はない!と彼を強く非難した。危険を感じ、パンダを守ろうとするが時はすでに遅し。ジャンクソンは木登りしているパンダを銃で撃ち殺してしまう。ルースは悲しみと怒りに、泣き崩れる。
そんな時、小さなほら穴の中にいる赤ちゃんパンダを発見する。お母さんパンダに捨てられてしまったようだ。人懐こくとても愛くるしいそのパンダに、スーリン(中国語で愛くるしい)という名をつけ、大事に連れてかえることにした。
村に着くと、スーリンは皆に歓迎され、たちまち村中で人気者になった。その後アメリカに連れ帰り、ルースは母国でも野生パンダの真の美しさ、素晴らしさを世間に広め、脚光を浴びた。無事、「中国で野生パンダを保護し、最初にアメリカに連れて帰る」という夫の夢を果たすことができたのだった。
それは1937年のこと、ルースは世界で初めて野生のパンダを連れ帰った女性となった。
スタッフ
監督:ロバート・M・ヤング
プロデューサー:アントワーヌ・コンピン、チャリス・ホートン
撮影監督:リード・スムート
脚本:ジョアン・ローゼンバーグ
音楽:ランディー・エデルマン
キャスト
ルース・ハークネス:マリア・ベロ
ほか
LINK
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