原題:A Paradise Under the Stars

実在する絢燗豪華な超一流キャバレー“トロピカーナ” ダンスに乗せて繰り広げられる燃えるような熱い恋

2000年サンダンス国際映画祭出品 2000年ベルリン国際映画祭正式招待作品

1999年/キューバ・スペイン/カラー/90分/ドルビーデジタル/1:1.85 配給:シネカノン

2001年9月15日より銀座シネ・ラ・セット、新宿シネマ・カリテにてロードショー公開

公開初日 2001/09/15

公開終了日 2001/10/26

配給会社名 0034

公開日メモ 世界で最も豊かな音楽に満ち、世界で最も豊かな恋が溢れるキューバ。 その首都ハバナに実在する絢爛豪華な超一流キャバレー“トロピカーナ”を舞台にした、迫力のキューバ音楽とめくるめくダンスに乗せて繰り広げられる燃えるような恋。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『サルサ!』で火が点いたキューバ・ブームにとどめを刺す大本命、それがこの『ビバ!ビバ!キューバ』だ。

解説


ビバ!音楽と情熱の国キューバで全国民の8人に1人にあたる140万人が観る大ヒットを記録した、飛びきりキュートでゴージャスな灼熱のラブストーリーがやって来る!
世界で最も豊かな音楽に満ち、世界で最も豊かな恋が溢れるキューバ。その首都ハバナに実在する絢燗豪華な超一流キャバレー“トロピカーナ”を舞台にした、迫力のキューバ音楽とめ<るめくダンスに乗せて繰り広げられる燃えるような熱い恋。白人も黒人もムラート(混血)も、様々な人種が混在するキューバならではの驚きの展開と、個性豊かな愛すべき登場人物たちを、おおらかな笑いとほとばしる恋で包み込んだ傑作。その面白さは99年の新ラテンアメリカ映画祭で観客賞を受賞したことでも証明済みた。 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『サルサ!』で火が点いたキューバ・ブームにとどめを刺す大本命、それがこの『ヒバ!ビバ!キューバ』だ。観ればハッヒーが心に満ち溢れ、あなたもラテンな恋がした<なる この映画の原題はスペイン語で「Un Paraiso bajo Ias Estrellas」(A Paradise under the Stars=星空のパラダイス)。これはキューバを訪れたことのある人であれば誰もが知っている、ハバナに実在し観光ガイドにも必ず紹介文がある超一流キャバレー“トロピカーナ”のキャッチフレーズをそのままいただいたタイトルだ。 トロピカーナは、古くはナット・キング・コールや現在ではオマーラ・ボルトゥオンドなどもそのステージに立ったことのある世界的に有名な野外劇場で、レギュラー・ショーはキューバの音楽と踊りをゴージャスなトロピカル・エンタテインメントに仕立てて楽しませて<れる。 物請はトロピカーナの絢爛豪華な舞台の裏で繰り広げられる、ダンサーや振り付け師、元歌手とその元妻と恋人など、愛すべき登場人物たちがそれぞれの夢や野望を抱きながら展開する燃えるように熱い恋模様だ。 スペイン系の白人とアフリカ系の黒人とその混血(ムラート)が何の違和感もなく混在し、恋することが人生最大の喜びのキューバならではの、入り組んだ人間関係を緻密な脚本が見事に描き切っている。 そして一つ間違えばドロドロの愛情劇になってしまいそうな内容たが、その語り口はいたっておおらか。誰もが「まさか!」とのけぞる展開を、誰もが「オイオイ!」とツッコミを入れたくなるような笑いで包み込む。そして最後には、誰もが「ボッ!」と胸をときめかせるハッピーなシーンが用意されている。 天真爛漫な恋をおおいに楽しんでいるキューバの人々を見ていると、「人間って面白い!」「人生捨てたモンじゃない」「楽しい恋がしたい!」って思えてくるから不思議だ。 監督はデビュー作でその実力を知らしめたヘラルド・チホーナ。その他のスタッフも『苺とチョコレート』の脚本セネル・バスと音楽ホセ・マリア・ビティエールなどキューバを代表する逸材が集結している。 キャストも今最も脂が乗っている若手実力派俳優のウラジミール・クルスや、国内外の映画祭で多数受賞している大女優デイジー・グラナドスなど華なメンバーが顔をそろえているが、中でも異彩を放っているのが舞台となっているトロピカーナで、実際にも芸術監督を務めるサンティアゴ・アルフォンソだろう。今回が初演技とは思えないような圧倒的な存在感で、観るものに強烈な印象を残してくれる。

ストーリー



ここはキューバの首都ハバナ。トロピカル・エンタテインメント・ショーが呼び物の世界的に有名なキャバレー“卜ロピカーナ”の舞台裏では、専属歌手のカンディドがスター・ダンサーの恋人マベルを必死の思いで捜し回っていた。ちょうどその時、マベルは舞台で黒人ダンサーのアルマンドと扇情的なダンスを踊っていた。その姿を見たカンディドの心にメラメラと嫉妬心が沸き上がる。すぐにキレるカンディドは、また逆上してライオンの檻の扉を開けてしまい、会場は大パニックになってしまう。ライオンは檻の中で寝ていたままだったのだが…。
数年後、カンディドは卜ロピカーナを離れ、トラックの運転手になっていた。そして元トロピカーナのスター・ダンサー、オリビアと結婚し、シシーという若くて美しい娘がいた。シシーの夢は、凶暴なカンディドから逃げ別れて今はスペインに移り住んでいる母親オリビアのように、卜ロピカーナのスター・ダンサーになることだ。しかし、カンディドはそのことに猛反対。なぜなら彼は、今では卜ロピカーナの舞台監督で振付師になっているアルマンドに、未だに恨みを抱いていたからだ。
ある日、シシーは父親に内緒でトロピカーナのオーディションを受けていた。しかしアルマンドはシシーがかつての恋のライバル、カンディドの娘だと知ると、ショーの主役をちらっかせながらシシーを口説き始めるる。そしてシシーが拒むと、アルマンドは彼女を主役から外してしまう。
同じ日、カンディドと仕事仲間のプロメディオは、ハンサムな青年セルヒートを運悪くトラックでひいてしまう。
そしてその時、プロメディオはセルヒートのお尻にカンディドと全<同じ星型のアザがあるのを見つける。カンディドはこの若い青年を家に連れて帰ることにした。しかしプロメディオはセルヒートがカンディドの息子ではないかと思い、うろたえるばかりだ。セルヒートとシシーが兄妹で恋に落ちることを恐れたからだ。そしてプロメディオの予感は的中し、若い二人はお互いに一目惚れ。熱烈に愛し合うようになってい<。 シシーは卜ロピカーナで踊っていることを父親に言えず、マベルに相談する。マベルは何も言わずにシシーを小さなナイトクラブヘ連れてい<と、なんとそこでカンディドがセニョール・ボレロという名前で歌っていた。シシーは怒ってカンディドに詰め寄られるが、久しぶりに再会したカンディドとマベルは再び愛の炎を燃え上がらせる。 プロメディオは何とかシシーとセルヒートを別れさせようと、卜ロピカーナの現スター・ダンサーでアルマンドの妻ソニアとセルヒートが抱き合っているところを盗み撮りする。その写真を見せられたシシーは怒ってセルヒートと別れてしまう。そしてアルマンドにも写真を見せて逆に誘惑を仕掛ける。こうしてシシーは見事に主役の座を奪い取り、すぐに卜ロピカーナのスター・ダンサーとして活躍する。セルヒートはなんとか誤解を解こうと、「ソニアは孤児院で兄妹のように育てられただけだ」と録音したカセットテープを、マベルに頼んで終演後の会場で流してもらう。マベルからも説明され納得したシシーに、再びセルヒートとヨリを戻し夜を共にする。そしてその夜シシーは妊娠する。 一方マベルに、次第にセルヒートがカンディドとの間に生まれた自分の息子でにないかと思い始りる。当時、身ごもったのがカンディドと別れた直後だったので、カンディドには伝えなかったのだ。そしてスター・ダンサーとしての地位を守るために、孤児院に捨てたまま行方がわからなくなってしまい、心を痛めていたのだ。マベルは思い余って、星形のあざを確かめるためにセルヒートのパンツをおろすが、その瞬間をカンディドとシシーに目撃されてしまう。激怒したカンディドは、必死に弁明するマベルを縛って橋で懲らしめようとするが、逆に誤って橋から落ちて死んでしまう。 葬式にはオリビアもスペインから駆けつけたが、その時、悲しみに暮れたマベルが棺の中のカンディドにキスをすると、奇跡が起こった。カンディドが生き返ったのだ!そして生き返ったカンディドに驚いたシシーに陣痛が訪れる。 シシーが妹だと知らされたセルヒートは、病院で待ちながらモンスターが生まれてくるものと大きなショックを受け、同時に自分の両親だとわかったカンディドとマべルに励まされていた。 そして遂に生まれてきた赤ん坊は、なん黒人の血を引いていた!そのことを知ったセルヒートに、子どもの父親がアルマンドだと思い、裏切られたとシシーを罵倒する。シシーに無実を訴えるが、耳を傾ける者は誰一人いなかった。そこへ遅れてやってきたオリビアが、過去の秘密をすべて明らかにする。 しかしシシーはすでにその場を離れた後だった。 打ちひしがれたシシーは、アルマンドの所に相談に来ていたが、アルマンドは再びシシーを口説き始める。しかしすんでのところで、セルヒート、カンディド、オリビア、マベルがやってきて驚くべき事実をを二人に告げる。実はシシーは、オリビアがアルマンドと浮気してできた子、つまり、アルマンドは実の娘を口説き続けていたのだ! こうして血縁関係のないことがわかったセルヒートとシシーは、晴れて結婚式を挙げることになった。 そしてカンディドとアルマンドは再びライバルになった。今度はおじいちゃん同士として!

スタッフ

監督・脚本:ヘラルド・チホーナ
製作:カミロ・ビベス、ホセ・マリア・モラレス
共同脚本:ヘラルド・チホーナ、ルイス・アゲロ、セネル・バス
撮影:ラウル・ペレス・ウレタ
音楽:ホセ・マリア・ビティエール
美術:エベリオ・デルガド、ブイ・オリア
アートディレクター:エリック・グラス
編集:ロリ・サインス・デ・ロサス
録音:カルロス・ファルオロ、カルロス・フェルナンデス
衣装:ロレンソ・ウルビストンド

キャスト

タイス・バルデス
ウラジミール・クルス
アンバロ・ムニョス
エンリケ・モリーナ
デイジー・グラナドス
サンティアゴ・アルフォンソ
ジャクリーン・アレナル
リティコ・ロドリゲス
アリシア・ブスタマンテ
ルイス・アルベルト・ガルシア
ハビエル・グルチャガ

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