原題:HOUSE ON HAUNTED HILL

全米NO.1!この夏最大の恐怖映画来襲!! 呪われた廃虚病棟/一晩生き残れたら1億円

1999年/アメリカ映画/ダークキャッスル・エンタテインメント/カラー/92分 配給:(株)ギャガ・コミュニケーションズ

2009年07月08日よりDVDリリース 2007年10月26日よりDVDリリース 2007年09月26日よりDVDリリース 2000年7月22日より、全国松竹・東急系にて戦慄のロードショー 2000年11月8日よりビデオ発売・レンタル、DVD発売開始

公開初日 2000/07/22

配給会社名 0025

解説

全米初登場NO.1、週末興収16億円でハロウィン・ウイークエンド公開作品の歴代新記録を樹立した大ヒット・ホラー『TATARI』がいよいよ日本に上陸する。製作は『マトリックス』のジョエル・シルバーと『コンタクト』のロバート・ゼメキス。彼らが共同設立したホラー映画専門プロダクション‘ダークキャッスル・エンタテインメント’の第一弾作品である。
かって医学の名の元に悪魔のような人体実験の行われた閉鎖病棟。呪われた「館」はそのままの姿で、今もそこにあった…新しい血を欲しながら。数十年を経て、何者かによって5人の男女が集められる。それは奇妙な招待だった…そこで一夜を明かせば、報酬は1億円、条件はただひとつ…生き残ること!何が起こるかわからない、恐怖の夜の始まりだった・・・
二人のヒットメーカーの手によって、ホラーは「見る」ものから「体感」するものへと進化を遂げた。劇場が暗くなったら90分間、出口なし、途中下車不可能!どんなに悲鳴をあげ続けても、誰にも『TATARI』の恐怖は止められない。
ジョエル・シルバーとロバート・ゼメキス、常に時代をリードしてきたハリウッド屈指のヒットメーカーががっちり手を組んで設立した‘ダークキャッスル・エンタテインメント’、その記念すべき第一弾がこの作品である。‘ダークキャッスル’とは、“ギミックの帝王”=ウィリアム・キャッスルにちなんで付けられている。50、60年代に、観客に死亡保険をかけたり、客席に電流を流すなど、斬新なプロモーションと「ギミック」と呼ばれる仕掛けを駆使して名作を放ったキャッスル、その姿勢は現代のヒットメーカーたちに受け継がれた。『TATARI』は『地獄へつゞく部屋』(58)のリメイクだが、最新VFXと音響システムによって、さらに恐ろしい傑作に生まれ変わった。
ウィリアム・キャッスル版のロブ・ホワイトの脚本を『ザ・インターネット』のディック・ビーブが再脚本化、監督はTV『テイルズ・フロム・ザ・クリプト』で高い評価を受けたウィリアム・マローン。館でのパーティを計画する大富豪に『シャイン』でアカデミー主演男優賞を獲得し、『恋におちたシェイクスピア』、『エリザベス』と話題作に続々出演中のジェフリー・ラッシュ、その妻に『ゴールデン・アイ』、『パラサイト』のファムケ・ヤンセン。招待客の面々には、ティ・ディグス、アリ・ラーターといった新鋭から、『ラストサマー』のブリジット・ウィルソン、本年度アカデミー賞を受賞した『アメリカン・ビューティ』のピーター・ギャラガー、『サタデー・ナイト・ライブ』で人気のクリス・カッテンと多彩な顔ぶれが揃った。撮影は『グリマーマン』、『暴走特急』ノリック・ボッタ。特殊効果は『エイリアン2』、『ターミネーター2』でアカデミー賞を獲得したロバート&デニス・スコタク、音楽は『マトリックス』のドン・デイビスが担当している。サウンド・エディター・スーパーバイザーとして、『マトリックス』でアカデミー賞を獲得したデーン・デイビスが参加。最新ソフトを使って、「生き物のような有機的な音」を創造、恐怖を体感させる〈タタリ・サウンド〉が、たとえ目をつぶろうとも観客を逃さない。この夏、観客さえも生き残れるかどうかわからない究極の体感ホラー映画の登場である。

ストーリー

かって精神を病む犯罪者を収容するバナカット精神病院で行われていたのは、想像を絶する出来事だった。果てしなく、おぞましい地獄へ、人々を苦痛に落とし入れる実験…だが、その秘密は医学の名の元に狂気の実験を繰り返してきたバナカット博士(ジェフリー・コムズ)と患者たちの死によって、すべては闇に葬られたはずだった… 大富豪のスティーブン・プライス(ジェフリー・ラッシュ)は、テーマパークのプロデューサーだが、人を支配し、恐怖に陥れることに快感を覚える歪んだ人物でもあった。彼はわがままな妻エブリン(ファムケ・ヤンセン)の誕生バーてぃを、今では廃虚となっているバナカット精神病院跡で開こうと計画する。 そして…パーティの晩がやってきた。バナカット精神病院跡の“館”に集められたのは、プライスもエブリンも招待していない5人の男女だった。プライスには自分が他の人間に宛てた招待状を彼らがどこで手に入れたのか不思議だった。だが、実は招かれた5人自身も、誰が何の目的で彼らを招いたのかまったく見当がつかずにいたのだ。エディ(テイ・ディグス)、サラ(アリ・ラーター)、メリッサ(ブリジット・ウィルソン)、ブラックバーン博士(ピーター・ギャラガー)、ワトソン(クリス・カッテン)…彼らが集められた理由、実は彼らは、おぞましい悲劇を生んだバナカット精神病院関係者の末裔であることがわかるのは、ずっと後のことだった。 ブライスとエブリンは、お互いに相手が何かを企んでいるのではないか、と思いながら、客たちをもてなす。進行するパーティの中、プライスは突然ひとつの提案を始めた。 「この館で一晩、過ごすことが出来た者には1億円の賞金を贈る!」 プライスは、客たちが恐れをなして逃げ出すような装置を密かにいくつも準備してあったのだ…。だが、やがて、それらは全て無意味な物へと変わる。この呪われた屋敷自体が、真の力を発揮し始めたのだ。血に飢えた館の中で、生き延びることが出来る者は誰か?

スタッフ

製作:ロバート・ゼメキス、ジョエル・シルバー
監督:ウィリアム・マローン
脚本:ディック・ビーブ
共同製作:テリー・キャッスル
撮影:リック・ポッタ
美術:デビッド・クラーセン
視覚効果:ロバート&デニス・スコタック
音楽:ドン・デイビス
サウンド・スーパーバイザー:デーン・デイビス

キャスト

スティーブン・プライス:ジェフリー・ラッシュ
エブリン・プライス:ファムケ・ヤンセン
エディ:テイ・ディグス
サラ・ウルフ:アリ・ターラー
メリッサ・マレ:ブリジット・ウィルソン
ブラックバーン博士:ピーター・ギャラガー
ワトソン・プリチェット:クリス・カッテン

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