原題:ERIN BROCKOVICH

胸元をあらわに超ミニで、大企業から 全米史上最高の和解金を獲得する、トゥルー・サクセス・ストーリー

2001年第73回アカデミー賞主演女優賞受賞

2000年/アメリカ映画/カラー/ビスタ/SDDS・SRD・ドルビーSR/上映時間:2時間11分 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

2007年07月25日よりDVDリリース 2005年02月09日よりDVD発売開始 2000年5月27日より丸の内ルーブルほか全国東急・松竹系にて公開 2000年11月24日よりビデオ発売・レンタル開始! 2000年11月24日よりDVD発売開始!

公開初日 2000/05/27

配給会社名 0042

解説

2000年、ハリウッドに新しいスーパーヒロインが誕生!アメリカでは誰もが知っている“史上最高額の和解金”を獲得した女性、その名もエリン・ブロコビッチだ!!

《離婚歴2回、子供3人、預金16ドル———これがヒロイン?!》
元ミス・ウィチタ、独身、離婚歴2回、3人の子持ち、無学、無職、預金残高16ドル。社会の弱者の象徴のような女性が、大企業相手に環境汚染を暴き、とてつもない和解金を勝ち取った。彼女の情熱とネバー・ギブ・アップの精神、そして弱者の権利のために戦いたいという強い意志が、数々の困難を打ち破り、奇蹟の勝利へと導いたのだ。
このエリンのトゥルー・ストーリーは人々に人間が本来持っているパワーを再認識させ、希望と感動を与えた。何よりエリンにとっては、他人を助けることで結果的に自分自身が救われ、自分が社会的に認知されだということが、天文学的和解金額という物理的な面以上に精神的な喜びとなった。

大きな大きな勇気をくれる感動のトゥルー・ストーリー

ストーリー

普通のクロムは問題ない。3価クロムもだ。だが6価クロムは量が多いととても有害なんだ。DNAにもぐり込んで、胎児にまで悪影響を及ぼす。———人殺しってことね。

カリフォルニア州モハベ砂漠にある小さな町でエリン(ジュリア・ロバーツ)は窮地に立たされていた。
8歳のマシュー(スコティ・レブンワース)、6歳になるケーティ(ジェミーン・デ・ラ・ぺーニャ)、8ヶ月のベス、と3人の幼い子供を抱えているというのに、仕事がない、むろん金もない。ミス・ウィチタだった美貌はいまだ衰えていないものの、大した教育も受けていない身では就職活動もままならない。
そんな折も折、車の衝突事故にあって負傷。信号を無視して突っ込んできた相手が悪いのに、弁護士のエド・マスリー(アルバート・フィニー)は和解金をとれず、エリンの借金はかさむばかり。エドには、エリンの言葉使いが汚かったせいで陪審員の心証を悪くしたのだ、などといわれる始末だ。

もし、この事務所で本当に働くつもりなら……服装を少し変えたほうがいいな。
そう?これが似合うから着てるのよ。誰がなんてホザこうと好きなカッコでキメるわ。いいでしょ?それにしてもあなた、ダサいネクタイね。

子守りを頼んでいた隣人まで引っ越してしまい、お先真っ暗になったエリンは、エドの法律事務所に押しかけ、事務員として居すわる。エドは女給料でしぶしぶ雇い入れるが、からだの線を強調するような挑発的な服装で出勤してくるエリンに、同僚たちも渋い顔。見かねてエドが注意しても、「服装ぐらい好きにさせてよ」と、威勢のいいエリンは負けていない。
ファイル整理、という退屈な仕事を任されていたエリンは、ある日、ささいな不動産案件の書類に医療記録が含まれているのを見つけ、不審を抱く。大手電力・ガス会社PG&E社が、ヒンクリー在住ドナ・ジェンセン(マージ・ベルゲンバーガー)の土地の買収を図っているのだ。エリンがこれをさらに調査したいというと、エドはうわの空で承認する。
ロサンゼルス郊外にあるヒンクリーは、PG&E社の工場でもっているような砂漠の小さな町。ここに出向いたエリンは、ドナばかりではなく、住民の多くが体調を崩している事実を知る。ファイルに医療記録が入っていたのは、工場がクロムを使用しているので、会社が各家族の定期検診を行っていたためだった。
エリンは毒物学の教授に話を聞いたり、水道局にデータを調べにいったりする内に、PG&E社が安全なクロムではなく、癌をはじめさまざまな病気の原因となり得るきわめて有害な6価クロムを使用、それを隠蔽していたのではないか、との確信を深めていく。調査のために事務所を留守にしていたエリンは、無断欠勤で解雇されてしまう。人のためになる仕事ができると思っていたのに、すっかり自信を失ってしまったエリンに、「君は僕にとって特別な人だ」といってくれたのは新しい隣人のジョージ(アーロン・エッカート)だった。

《イレ込むなだって?あたしの仕事よ。汗水たらして子供をほったらかして走り回ってるのよ……イレ込むななんて、よくそんなことが言えるわね。》
これまでろくでもない男と2度まで離婚を経験していたエリンは、ハーレーを乗り回し、定職をもたないジョージを最初こそ警戒していたが、調査に没頭できたのも、ジョージが子供たちの面倒を見てくれていたおかげだった。
毒物学の教授に、ヒンクリーの地下水から検出された6価クロムが規準を大幅に超えているとの報告を受けたエドは、昇給を約束した上でエリンを復職させ、自分も調査に乗り出す。
しかし、これまで弱小弁護士ながら地道にやってきたエドは、病弱なこともあり、安楽な老後しか頭にない。相手は280億ドル企業のPG&E社、最初から勝ち目がないと踏んで、訴訟を起こすことには及び腰だ。
そんなエドにはっぱをかけ、脅迫にも屈せず、エリンはヒンクリーの住民の問題を我がこととして考え、最初はかかわり合いになるのを恐れていた彼らの心を一つにまとめていく。子供たちや俺のことも考えてくれ、と別れ話を持ち出すジョージに、エリンは言う。「こんなに人に尊敬されてるのって生まれて初めて。この仕事をやめろなんていわないで」
軍資金に困ったエドは、大きな法律事務所を引き入れる。ポッター(ピーター・コヨーテ)とパートナーのテレサ(ベネ・コックス)は、見るからにエリート弁護士。法律の専門家でもなく、肌もあらわな服装で汚い言葉を吐くエリンをてんから馬鹿にしている印象だ。彼らは、この先何年かかるかわからない公判よりも調停にもちこむ方が現実的と提言するが、エリンは収まらない。陪審員のいない裁判は、今や意識の高まった住民の望むところではないのだ。案の定、住民たちは相手がエリンでないと心を開かず、仕方なくエドはヒンクリーで住民集会を開き、調停を説得する。
そんな折、ヒンクリーの酒場で、エリンに声をかけてきた男がいた。最初は口説かれているのかと思って警戒していたエリンに、男は、自分はヒンクリーの工場で書類を処分させられた、と告白する。これこそ、PG&E本社とピンクリー工場を結びつける重大証言だった。
エリンはエリート弁護士たちの前に、原告である住民634人全員の同意書と、1966年に本社からヒンクリーに宛てた「水は汚染されているが、住民に漏らしてはならない」という証拠書類を突きつける。こうしてエリンの執念が、見事に3億3300万ドル(約350億円)という、史上最高の賠償額を勝ちとったのだった。
まさに内助の功を発揮してくれたジョージを伴い、エリンはドナに朗報を伝えにいく。輝くぱかりの笑顔で礼をいうドナ。それこそがエリンの望んでいだものだった。新しく移転したエドの事務所で、エリンが破格のボーナスを手にしたのはいうまでもない。

スタッフ

監督:スティーブン・ソダーハーグ
脚本:スザンナ・グラント
製作:ダニー・デビート、マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シャー
撮影:エド・ラクマン
美術:フィリップ・メッシーナ
編集:アン・V・コーテス
衣装:ジェフリー・カーランド
音楽:トーマス・ニューマン
共同製作:ゲイル・ライアン

キャスト

エリン・ブロコビッチ:ジュリア・ロパーツ
エド・マスリー:アルバート・フィニー
ジョージ:アーロン・エッカード
ドナ・ジェンセン:マージ・ベルゲンバーガー
パメラ・ダンカン:チェリー・ジョーンズ
カート・ポッター:ピーター・コヨーテ
テレサ・ダラベイル:ベネ・コックス
マシュー:スコティ・レブンワース
ケーティ:ジェミーン・デ・ラ・ぺーニャ

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