ゴジラが消える。地球最大の死闘。 超翔竜メガギラス、三段進化!ブラックホール砲炸裂!! ゴジラ絶体絶命!!!

第13回東京国際映画祭特別招待作品::http://www.tokyo-filmfest.or.jp/

2000年/日本映画/105min/カラー/シネスコサイズ/ドルビーデジタル 製作:東宝映画/配給:東宝

2014年05月14日よりDVDリリース 2001年12月21日ビデオ発売 2001年8月21日DVD発売 2001年7月13日ビデオレンタル開始 2000年12月16日より全国東宝邦画系にて、ロードショー!!

©2000 TOHO-TOHOEIGA

公開初日 2000/12/16

配給会社名 0001

解説

シリーズ通算24作目となる新作ゴジラが、堂々新世紀の幕開けを飾る!

ゴジラシリーズ24作目となる最新作『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』。前作『ゴジラ2000ミレニアム』では、現代的な魅力も加えるためキャラクターデザインを一新、日本のみならずこの夏全米公開がされるなど、地球規模でゴジラブームが再燃!そして今年、このミレニアムデザインによるゴジラ第2弾が、2001年新世紀の幕開けにふさわしく、前作を上回る迫力でスクリーンに登場します。

人類の生き残りをかけた【G消滅作戦】発動!
空想科学映画の決定版誕生。

最新作は、西暦2001年、まさに現代が舞台。ゴジラの被害に苦しむ日本が、ついに〔マイクロブラックホール〕を出現させてゴジラを消し去るという、究極の対ゴジラ兵器を完成させます。この兵器によって、ゴジラに挑む対ゴジラ戦闘部隊〔Gグラスパー〕の女性隊長・桐子(田中美里)と、この対ゴジラ兵器(ディメンションタイド)完成のためにスカウトされた自称天才科学者・工藤(谷原章介)を中心にゴジラの完全消滅に向かう作戦劇「ミッション=ディメンションタイド」、これがG消滅作戦なのです。また劇中には対G戦闘機〔グリフォン〕やゴジラ追尾ロボット〔SGS〕など超兵器が続々登場。まさに空想科学映画にふさわしい、ド迫力のエンターテインメントムービーが誕生しました!

新怪獣登場—その名は“メガギラス”。東京・お台場を舞台にゴジラと激突!!

最新作ゴジラの対戦相手は、進化した古代巨大昆虫の群れのリーダーとして怪獣化した〔超翔竜=メガギラス〕です。
ディメンションタイド(人工衛星に搭載されたブラックホール砲)の地上実験の際に不測の事態が起こったため次元のゲートが開いてしまい、太古の眠りから覚めた〔メガヌロン〕(体長2mの幼虫)が出現。メガヌロンは、水中で成長するため地下水脈を破壊し、渋谷の街を水没させて大繁殖します。そして幼虫から脱皮し、翼長5mの成虫・〔メガニューラ〕となり、群れを作って高エネルギーを採取、群れのリーダーとなる幼虫に注入します。
こうして育った幼虫が脱皮し、体長50m、翼長80mの巨大戦闘怪獣〔メガギラス〕が誕生。Gエネルギーを求めて、東京・お台場でゴジラと激突!ダイナミックかつ、スリリングなバトルを繰り広げます。
※メガヌロンは、1956年『空の大怪獣ラドン』に登場しています。

豪華キャスト・スタッフが勢揃い

主人公桐子役には、ドラマ『あぐり』で人気沸騰、現在テレビなどで大活躍の田中美里。シリーズ史上初!?ゴジラの背鰭に飛び乗る等アクティブなヒロイン像を演じます。若手ホープの谷原章介が若き天才科学者工藤役に挑戦。またGグラスパー隊員に扮する勝村政信、池内万作、山口馬木也、山下徹大らの活躍も見逃せません。そして永島敏行、かとうかずこ、中村嘉葎雄らが本編に厚みを加えます。ドラマの鍵を握るG対策本部長・杉浦役の、待望のゴジラ初出演となる伊武雅刀やマイクロブラックホールを開発する物理学者吉沢役に『三大怪獣・地球最大の決戦』(‘64)以来のゴジラ映画出演となる星由里子など、贅沢なキャスティングが実現しました。

監督は東宝映画の手塚昌明。市川崑監督をはじめとする多くの名匠のチーフ助監督を務めたことで培った、斬新な演出手腕を引っさげてデビューします。特殊技術は前作に引き続き鈴木健二。シナリオも、柏原寛司・三村渉のコンビが続投しています。また音楽は大島ミチル。テーマ曲はご存知、伊福部昭。新しいゴジラチームの作り出すエンタテイメントに、ぜひご期待下さい。

クランクイン:本編6月3日、特撮5月30日
クランクアップ:本編8月12日、特撮8月17日
完成:10月24日

ストーリー

1954年・東京上陸以来、怪獣王ゴジラはエネルギーを狙い、次々と日本の都市を破壊し続けてきた。以後「ゴジラの破壊を受けないクリーンエネルギー開発」が日本の大命題となり、杉浦基彦(伊武雅刀)率いる“クリーンエネルギー・ファクトリー”が、1996年首都・大阪にプラズマ発電という新たなエネルギーを開発する。だが、計画は失敗。またもやゴジラが出現し、発電所を破壊してしまう。特殊戦闘部隊の面々が命がけでゴジラに応戦するも、全く通用せず。隊員の1人辻森桐子(田中美里)も震える手で砲弾を装置するが上手くいかない。その時、桐子の尊敬する上司・宮川隊長(永島敏行)が発電所のコンクリート片に押しつぶされ、帰らぬ人となった。

そして2001年、桐子は、首都・大阪破壊にともなって防衛庁内に設置された<G対策本部>で、対ゴジラ戦闘部隊“Gグラスパー”の隊長になっていた。彼女の目的はただひとつ、「ゴジラを消す」こと。そのための究極兵器開発に携わっているのが物理学者・吉沢佳乃(星由里子)だ。ゴジラを単に倒すと、後に放射能汚染を招く。ならば完全消滅させてしまおうと、すべてを吸い込んで別次元へ葬り去るブラックホール砲作りに取り組んでいるのだ。これを直径2mに縮小し人工衛星へ搭載するために、若き発明家・工藤元(谷原章介)と日夜研究を重ねる。そして、ついに完成を迎えた日、ブラックホール砲は<ディメンション・タイド>と名づけられた。

一方、吉沢らが行ったブラックホール実験で、信じられないことが起こっていた。ブラックホールによって出来た時空の歪みにより、古代の巨大昆虫の幼虫メガヌロンが現代日本によみがえってしまったのだ。メガヌロンは水中で成長するため、地下の水脈を破壊し、湖と化した渋谷で大繁殖。やがて人類を襲いはじめる。さらに、メガヌロンが羽化して誕生した成虫メガニューラはゴジラを襲いエネルギーを吸収して、巨大メガヌロンに注入。体長60mの超翔竜・メガギラスが誕生する!そしてエネルギーを奪うため、メガギラスのゴジラ攻撃はますます激しさを増す。

ゴジラ×メガギラス×人類の壮絶な三つ巴の死闘(デス・バトル)。生き残りをかけた戦いの舞台は東京・お台場。人工衛星に搭載されたディメンション・タイドがゴジラをめがけて照射された!人類はゴジラを本当に消滅させることができるのか!?
そして、日本に未来はあるのか?

スタッフ

製作:富山省吾
脚本:柏原寛司、三村渉
音楽:大島ミチル
GODZILLAテーマ曲:伊福部昭
特殊技術:鈴木健二
監督:手塚昌明
撮影:岸本正広
美術:瀬下幸治
録音:斉藤禎一
照明:斉藤薫
編集:普嶋信一
音響効果:佐々木英世
キャスティング:田中忠雄
助監督:宮村敏正
製作担当者:金澤清美

〔特殊技術〕
撮影:江口憲一
特美:高橋勳
照明:川辺隆之
造形:若狭新一
特効:渡辺忠昭
操演:鳴海聡
助監督:菊地雄一
製作進行:川田尚広

〔視覚効果〕
プロデュース:小川利弘
ビジュアル イフェクト スーパーバイザー:岸本義幸、大屋哲男、小野寺浩

キャスト

辻森桐子:田中美里
工藤元:谷原章介
吉沢佳乃:星由里子
杉浦基彦:伊武雅刀

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