原題:Cut

その瞬間〈とき〉、劇場は”絶叫マシン”と化す!! 警告!呪われた映画につき、取り扱いにご注意ください!!

2000年/オーストラリア映画/製作:MBP マッシュルーム・ピクチャーズ、 ビヨンド・フィルムズ 製作協力:サウス・オーストラリアン・フィルム・コーポレーション カラー/83min/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 配給:アップセット、日本出版販売/宣伝:メディア・スーツ

2000年12月22日DVD発売 2000年7月15日よりシネアミューズにて緊急・絶叫レイトショー!

公開初日 2000/12/22

配給会社名 0006

解説

1979年……『マッドマックス』
1993年……『ピアノ・レッスン』
1994年……『プリシラ』
1995年……『ベイブ』
そして2000年…オーストラリアからとんでもない殺人鬼〈モンスター〉、日本上陸!

オーストラリア映画界が放つ、鮮血度100%の〈オージー・ホラー〉!!「肉もうまいがホラーもイケます」!

『スクリーム』3部作の大ヒットで、ハリウッドに再びホラー映画ブームが到来!映画の都でネオ・ホラー・ブームが高まる中、『マッドマックス』『ベイブ』『ピアノ・レッスン』などの世界的ヒット作を放ってきたオーストラリア映画界が、ハリウッドに宣戦布告し、ジェイソン、フレディを凌ぐホラーキャラクター、“スカーマン”を世に送り出した!
地元オーストラリアでは並みいるハリウッド大作を押しのけて大ヒットを記録。その勢いはヨーロッパにも飛び火し、300館以上での公開が予定されている。

呪われたフィルム。呪われた撮影現場。呪われた…「劇場」。〈その映画だけは上映してはならなかった…〉。

伝説のホラー映画『熱い血』。惨劇の撮影現場で一体何が起きたのか!?撮影中に起きた惨殺事件のために“封印”され、製作にかかわると確実に死ぬといわれるこの“呪われた映画”の製作が12年ぶりに再会され、人里離れたロケ現場で撮影スタッフが次々と惨殺されてゆく…。

“アメリカ青春映画の女王”V.S.“UK−POPクイーン”が話題の競演!
異色キャスト+新鋭スタッフによる最高のコラボレーション!

主演は、80年代にジョン・ヒューズ作品のヒロイン役でティーンの絶大なる支持を得た“青春映画の女王”、モリー・リングウォルド。『オフィス・キラー』『鬼教師/ミセス・ティングル』に続く本作では、『熱い血』の主演女優バネッサを貫禄たっぷりに好演。(それにしても太りすぎです!)さらに、惨劇の幕開けとなる重要な役で『ストリート・ファイター』などで女優としても活躍する、UK−POPの“歌姫”=カイリー・ミノーグが特別出演。『スクリーム』のドリュー・バリモアもブッ飛ぶ惨殺シーンを熱演(?)している。(なにもこんな殺され方しなくても…)
製作は、『サンドラ・ブロックの恋する泥棒』などのビル・ベネット。監督はミュージック・ビデオやCMで数多くの賞に輝くキンブル・レンドール。待望の長編デビュー作となる本作では、様々なホラー映画をおちょくりつつ、ミュージック・ビデオで養った斬新なショック演出を発揮している。ストーリー原案は、『マッドマックス/サンダードーム』のメイキングの監督・脚本やなぜか『ベイブ/都会へ行く』の共同脚本などを手掛けているマーク・ランプレル。また、SFXは、『マトリックス』にも参加しているメイクアップ・イフェクツ・グループ(MFG社)が担当し、『マトリックス』をも凌ぐSFXが…あるわけもなく、ひたすらに殺されてゆく兄ちゃん、姉ちゃん達の切断された人体パーツを驚異的なリアル感覚で造りあげている。(血糊の量では『マトリックス』には負けていませんぜ!)そして音楽は『プリシラ』でBAFTA賞とAFI賞候補のガイ・グロスが担当。ハリウッド・ホラーとも一味違う、鮮血度100%の〈オージー・ホラー〉は一度味わったら止められません!!(続編もあるらしい??)

ストーリー

1985年、ホラー映画『熱い血』の撮影中に衝撃的な殺人事件が起きた。監督のヒラリー・ジャコブス(カイリー・ミノーグ)が、ラバーマスクをかぶった殺人鬼“スカーマン”役の男優に襲われ、劇中の巨大な凶器である巨大ハサミで舌を切り取られたのだ。あたかも映画が現実になったかのような突然の惨劇に急遽、撮影は中止となり、撮影済フィルムは倉庫に保管。月日が流れ、それを完成させようとした監督が、収録部分の上映中に何者かによって惨殺され、さらにプロデューサーは深夜の編集室で感電死した。血塗られた未完成映画『熱い血』は、いつしか一部のホラー・マニアの間で“呪いの映画”として語り継がれるようになってゆく…。
最初の惨劇から12年後、大学の映画学科の女学生ラフィ・カラザーズ(ジェシカ・ネイピア)をリーダーとする映画学科の学生グループが、あの『熱い血』を完成させることになった。当時『熱い血』の助監督を務めていた講師ロスマン(ジェフ・レヴェル)の反対にもかかわらず、学生たちは何かに取り憑かれたように忌わしい映画を完成させることにのめりこんでゆく…。
既に他界した『熱い血』のプロデューサーの未亡人マーサ(フィリス・バーフォード)もまた得体の知れない不安を感じたものの、スタッフの説得に折れ、渋々と資金を出すことになり、遂に伝説の映画の製作が再会する。
ラフィは、プロデューサーのへスター(サラ・カンツ)と共に、12年前のオリジナル版の主演を務め、今はハリウッド女優として活躍しているヴァネッサ・タンビル(モリー・リングウォルド)の再出演交渉に乗り出した。彼女が出れば商業的成功は確実だ。やがて、ヴァネッサが出演を承諾し、12年ぶりに『熱い血』の撮影が再開。ロケ地には、12年前と同じ場所が選ばれた。撮影クルーは現場に漂うじゃ空くな空気を無視して仕事に取りかかる。しかし、撮影が始まって間もなく、クルーが次々と行方不明に…。ヒラリーを惨殺した、あの殺人鬼が再び撮影現場に現れ、巨大ハサミで撮影クルーを1人また1人と切り刻んでゆく。12年前の惨劇は“序章”にすぎなかったのか?!関係者の誰もが犯人に思える緊迫情況の中、ヴァネッサと共に12年前の惨劇を体験したロスマンは、新監督ラフィーの意外な“秘密”を知るのだが…。

スタッフ

音響効果:アンドリュー・ブレイン
音楽:ガイ・グロス
美術:スティーブン・ジョーンズ=エヴァンス
撮影:デビッド・フォアマン
編集:ヘンリー・ダンガー
製作補:ジュリア・オヴァートン
製作:ミカエル・ポーグラッド、マイケル・ガディンスキー
ゲイリー・ハミルトン、レイナー・モカート
プロデューサー:マーティン・ファビーニ、ビル・ベネット
ジェニファー・ベネット
脚本:デイブ・ワーナー
監督:キンブル・レンドール
原案:マーク・ランプレル
特殊メイク効果:イフェクツ・グループ

キャスト

モリー・リングウォルド
ジェシカ・ネイピア
サイモン・ボズウェル
サラ・カンツ
カイリー・ミノーグ

LINK

□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.cut-themovie.com/
ご覧になるには Media Player が必要となります