Ｘ-ファイル　ザ・ムービー

想像を絶する恐怖−それをＸ倍すると…あなたは耐えられるか？謎につつまれた、もう一つの未来。真実は劇場で明らかになる。

1998年アメリカ映画/カラー作品/ドルビーSRD・SDDS・DTS 2時間1分/字幕スーパー翻訳:戸田奈津子

2010年07月02日よりＤＶＤリリース 2007年10月24日よりDVDリリース 2006年06月22日よりDVDリリース 1999年12月5日ロードショウ公開 11月28日先行オールナイト

サブ題名　未来と闘え

公開初日　1998/12/05

解説

この物語はＸ−ファイル課の捜査官フォックス・モルダーと、医師の資格を持つ女性捜査官ダナ・スカリーが、時には協力し、時には衝突しながらも事件の真相究明にあたる物語です。日本でもTV放映時には平均視聴率15%、一回に1,646万人が見たスーパーヒット・シリーズで、ビデオ・レンタルはトータルで128万本、１億2,400万人が熱狂した「Ｘ−ファイル」は全世界で社会現象になっています。全米で５年目のシリーズ放送の終了と同時に、それまでは未解決だった謎の回答が、映画で明かされることでもセンセーショナルな反響を呼び、サマー・シーズンの話題を独占。大ヒットとなっています。内容については一切が秘密主義で撮影され、衝撃のサブライズが世界を震撼させています。製作・脚本はシリーズの生みの親クリス・カーター。監督はシリーズ25話を手掛け、２度ゴールデン・グローブ賞を受賞したロブ・ボーマン。製作総指揮はスピルバーグのもとで経験を積み、『ジェラシック・パーク』のアソシエイト・プロデューサーを務めたラダ・ライアン。ビッグ・スクリーンでしか表現出来ない大きなダイナミックなアイデアと題材がなければ映画にする必然性はないと、スタッフは練りに練り上げて、ついに画期的なテーマを掴みました。

ストーリー

テキサス北部で３人の友人たちと穴堀りをして遊んでいた少年スティービー（ルーカス・ブラック）が突如、数メートル下の穴に落ちた。穴の下には洞窟のようになっており、スティービーはそこで人骨を発見してはしゃいでいた。すると突然彼の足元に黒い液体が湧き出し、その液体は生き物のように少年の皮膚の内部に入り込み、少年の眼球を黒く染めて絶命させた。穴に落ちた少年を助けようと現地の消防団員が洞穴に入り込むが、彼らもまた帰って来なかった…。そんな信じられないような突然異変が事件の発端だった。
１週間後。ダラスの連邦ビルで爆弾を仕掛けたという連絡を受け、FBI捜査官フォックス・モルダー（デイビッド・ドゥカブニー）とダナ・スカリー（ジリアン・アンダーソン）は同僚たちと爆発物の捜査に当たっていた。連邦ビルの向いのビルの自動販売機室でジュースを買おうとしたモルダーがその部屋に閉じ込められてしまい、並ぶ自動販売機の一つに10ガロンもの量の時限性液体爆弾が仕掛けられているのを発見する。爆発まで僅か14分。携帯電話でスカリーに助けを求め、爆弾処理の得意なFBI捜査官ミッショー（テリー・オクイン）も駆けつけ、モルダーとスカリーはビルを後にする。だが、何故かミッショーは手を付けず、ビルは大音響と共に半分を消失してしまう。このビルの爆破事件で４人の死体が発見されるが、その４人とは３人の消防士と１人の少年だった。やがて事件の奥深くに隠された政府の秘密を捜査するなかで、モルダーとスカリーは何者かに命を狙われながら、この事件の裏にはある秘密機関の人類滅亡に関る戦慄の陰謀が絡んでいることを突き止めていく。

スタッフ

監督：　ロブ・ボーマン
脚本：　クリス・カーター
ストーリー：　クリス・カーター、フランク・スポットニッツ
製作：　クリス・カーター、ダニエル・サックハイム
製作総指揮：　ラタ・ライアン
撮影：　ワード・ラッセル
プロダクション・デザイナー：　クリストファー・ノワック
編集：　スティーブン・マーク
音楽：　マーク・スノー
衣装デザイナー：　マーリン・スチュワート
共同製作：　フランク・スポットニッツ
特殊メイクアップ効果：　アレック・ギリス、トム・ウッドラフ・ジュニア
視覚効果スーパーバイザー：　マット・ベック

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