原題:Species II

増殖は始まった。もう誰にも止められない…。 あの“美しき侵略DNAエイリアン”シルが、イヴとなって蘇った!今度は人類を救う ためなのか?それとも雄の新種と交わり、地球をスピーシーズで埋め尽くすためか?

1998年/1時間32分/MGM映画/ 配給:UIP映画

2010年10月08日よりDVDリリース 2008年08月02日よりDVDリリース 全国松竹洋画系にてロードショー

公開初日 1998/09/23

配給会社名 0081

解説

全世界で1億ドル以上の収益をあげ大ヒットしたSF映画『スピーシーズ 種の起源』の待望のパート2が3年の沈黙を破ってついに完成し、全米を再び恐怖で震いあがらせました。そして秋、日本で増・殖・開・始!“スピーシーズ”の侵略はさらに巧妙に、その猛威はさらにパワフルに、そしてヒロインはさらに美しくセクシーに磨きがかかっています。その“美しきDNAエイリアン”イヴ役には前作で映画デビューを飾り、その圧倒的美貌で観客を虜にしたナターシャ・ヘンストリッジが再び起用され、このシリーズの魅力そのものとなっています。今回は遺伝子の構造が、半分スピーシーズ、半分人間。はたして人類の敵になるのか、それとも味方に転じるのか?「ターミネーター2」のA.シュワルツェネッガー、「エイリアン4」のシガニー・ウィーパーにも似た難しい役どころを見事にこなしています。

ストーリー

あの惨劇から3年…。アメリカの火星探索船エクスカージョン号は、パトリック(ジャスティン・ラザード)、デニス(ミケルティ・ウィリアムソン)、アン(ミリアム・シアー)を乗せて、見事火星に着陸を成功させ、火星の土を採取した。その“偉業”に沸き立つ地球の人々の中で一人だけ、とある病院に収容されている老人が『火星には、行くなと言ったんだ!』と絶叫していた。その不吉な警告は当たっていた。エクスカージョン号の中では異変が起こっていたのだ。船内ではネバネバしたアメーバ状の物体がゆっくりと確実に延びてきて一瞬のうちに乗務員を襲った。地球との交信が途絶えた空白の3分間…。だが何事も無かったように探索船は無事地球に帰還する。『楽しみだ』、そうつぶやいたパトリックの瞳が不気味に輝いていた。一方、分子生物学者ベイカー博士(マーグ・ヘルゲンバーガー)の研究所では、3年前の惨劇の張本人シルが、宇宙からのスピーシーズ襲来対策のクローン生物イヴ(ナターシャ・ヘンストリッジ)と蘇生されていた。ブルーのベルトをX字型につけただけの全裸で眠るシル、いやイヴは不気味なまでの美しさを形成していた。イヴが下界から遮断されて“純粋培養”され、特に異性との接触を厳禁することで、増殖本能を押さえ、人間の心を植え付けられた安全な新種というふれこみだった。だが、心では人類に忠誠を誓いながらも、もし自分と同じ種の異性が近付いたら本能的に反応してしまうという危険性も内包していた。そんなイヴに呼応すべく、雄の新種が地球に密かにやってきていた。火星探査のヒーロー、パトリックとして…。

スタッフ

監督:ピーター・メダック
製作:フランク・マンキューソ
脚本:クリス・ブランケイト
撮影:マシュー・F・レオネティ
音楽:エドワード・シアマー
特種メイク効果:スティーブ・ジョンソン
スピーシーズ・デザイン:H・R・ギーガー

キャスト

イヴ:ナターシャ・ヘンストリッジ
レノックス:マイケル・マドセン
ローラ・ベイカー:マーグ・ヘルゲンバーガー
パトリック・ロス:ジャスティン・ラザード
デニス・ギャンブルス:ミケルティ・ウィリアムソン
ロスの父:ジェームズ・クロムウェル
カーター・バージェスJr:ジョージ・ズンサ

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