「岸和田少年愚連隊」シリーズが竹内力を迎えてさらにパワーアップ!!

2001年/日本/カラー/ヴィスタサイズ/モノラル/90分 配給協力:アースライズ 配給:セディック・インターナショナル

2001年3月10日より大阪・天六ホクテン座にて先行ロードショー公開 2001年5月21日ビデオ発売

公開初日 2001/03/10

配給会社名 0143

公開日メモ シリーズ第6弾。同時上映は、三池監督「FAMILY」

解説


竹内カ演じる15歳”長ラン”高校生!

大坂岸和田を舞台に主人公たちが暴れまくる大ヒットシリーズ「岸和田少年愚連隊」の第6作は、ヤクザも道を空けると恐れられている、岸和田一の暴れん坊・カオルちゃんの高校時代を描いた番外編。
中学卒業後、組関係からのスカウトを断り、”全国高校総番”になるためのみに高校に入学したカオルちゃん。彼の日々の高校生活は、ケンカ、ケンカ、またケンカ・・・・・・・・・・・・そんなカオルちゃんの怒涛の高校生活を、アクションと笑いとちょっぴりほろ苦いドラマを交えて描く「岸和田版60年代青春グラフィティ」。
カオルちゃんを演じるのは、「ミナミの帝王」シリーズや「DOA」など主演作はすべてヒットさせる竹内力。彼が今回挑んだのはなんと15歳の高校生。岸和田の名物男カオルちゃんの青春時代を、激しく、カッコよく、そしてコミカルに演じている。共演は、カオル同様”オヤジ顔の高校生”を田口トモ□ヲ、教師を野村真美、布川敏和、カオルを取り巻く大人を池乃めだか、伊佐山ひろ子らといずれも蒼々たるメンバーが演じ、作品に厚みを加えている。また、カオルの初恋相手・緑を演じる鈴木希依子の新鮮な演技も魅力。
監督は、宮坂武志。「GANGSTAR/東京魔悲夜外伝」(96)や「鉄平成侠客伝」(99)で組んだ竹内力を主演に迎え、さらに日本映画学校以来の盟友・NAKA雅MURAを”怪獣の出ない怪獣映画「大怪獣東京に現わる」(98)に続いて脚本に迎えての最強の布陣で21世紀に相応しい”娯楽活劇”を作り上げた。

ストーリー



1970年、リイチとガスはひょんなことから入手した昔の卒業アルバムの中に、岸和田一の暴れん坊「カオルちゃん」の顔を見つける。合成写真かと見まがうほどにオヤジ顔の中学生・村山薫(竹内力)。1959年…確かに中学を卒業したカオルは、組事務所からのスカウトをよそに「全国高校総番」になるために高校に進学する。
カオルを勝手にライバルと信じ込み、手作りの不可思議な秘密兵器を繰り出してはカオルをつけ狙う倉本(田口トモロヲ)、ケンカではカオルに今一歩及ばないが、金勘定では遥かにうわ手のイサミ(山口祥行)など、カオルの同級生たちも個性派揃い。
学校内の不良たちはもちろん、各地から噂を聞きつけてくる番長連中を相手にケンカに明け暮れるカオル。入学初日から、3年生の番長を倒したカオルは、ついでに熱血教師・森田(布川敏和)を殴り、挙句にやくざを相手に大立ち回りを演じていきなり停学処分となる。新任の女教師・京子(野村真美)はカオルを”普通の高校生”に戻そうと、家庭訪問を行うがカオルの父親(池乃めだか)、母親(中山美保)も不動明王のような我が子になすすべもないことを知り、カオルに対し《3つの禁じ手》を約束させる。
カオルは、町の喫茶店のウェイトレス・緑(鈴木希依子)に恋をするが、自分とはあまりに違う雰囲気の緑に打ち明けられず、ひたすら怖い顔で店に通いつづける。そんな姿をスナックのママ・ミツエ(伊佐山ひろ子)にひやかされるが、同時にミツエから緑が夜街頭に立って客を引いていることを聞かされる。緑の父親は、覚せい剤中毒が昂じて島田組組長(古井榮一)から多額の借金をしており、緑はその借金を返すために、夜働いていた。怒り心頭に達したカオルは、緑の借金を返すため、《カオル流》の手っ取り早く現金になるアルバイトに勢を出す…。

スタッフ

監督:宮坂武志
原作:中場利一(本の雑誌社刊)
音楽:奥野敦士
脚本:NAKA雅MURA
製作:木村政雄
企画:中澤敏明
プロデューサー:西村大志/佐藤敏宏
撮影:坂江正明
照明:大坂章夫
美術:池田大成
録音:沼田和夫
編集:矢船陽介
助監督:岩清水昌弘
制作担当:中島嘉隆
キャスティング:綿引近人
制作協力:エクセレントフィルム
製作:吉本興業株式会社/セディックインターナショナル
配給協力:アースライズ

キャスト

竹内力
野村真美
鈴木希依子
山口祥行
古井榮一
山口剛
池乃めだか(特別出演)
中山美保(特別出演)
伊佐山ひろ子
中場利一(特別出演)
布川敏和
田口トモロヲ

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