原題:CANDIDATES

負けるとわかってなぜ戦う?

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭正式出品作品

2013年/日本/DV/1時間40分/ビスタサイズ/ステレオ 配給:ポレポレ東中野・明るい立候補推進委員会

2014年06月03日よりDVDリリース 2013年11月30日(土)〜12月6日(金) フォルツァ総曲輪にてロードショー 2013年9月21日よりシネマ尾道(広島)よりロードショー! 2013年9月23日より横川シネマ(広島)よりアンコール上映! 2013年8月10日(土)より渋谷シネクイントにてモーニングショー決定! 2013年7月13日(土)〜 9月29日(日)下北沢トリウッドにて公開 2013年6月29日よりポレポレ東中野にて公開

(C)word&sentence

公開初日 2013/06/29

配給会社名 0381/1403

解説


2011年11月。橋下徹が仕掛けた40年ぶりの大阪府知事市長W選挙。大阪は橋下維新か?反橋下か?まっ二つに割れ、沸いていた。そこに現れた、場違いな4人の泡沫候補たち。スマイル党総裁「マック赤坂」、二度目の府知事選「高橋先生」、7歳の娘をもつ61歳「中村パパ」、初選挙の「岸田さん」。
なぜ、彼らは300万円の供託金を支払ってまでして、敗北必至の選挙に立候補するのか?伝説の政見放送「外山恒一」、泡沫の最高峰「羽柴秀吉」も外野参戦。この映画は、歴史に残ることのない、存在を消し去られた敗者の記録である。

負けると分かっていても闘いを挑む—

誰しもが負けると思っていた闘いの為に鍛え続けるロッキー・バルボアのように、本作の登場人物たちは勝つ見込みのない闘いにも、己と世界のために闘い続けます。選挙とは立候補のもとに成り立つシステムです。それが政党や団体によって支援された受かる見込みのある候補者たちだけのものになりつつあるのが今日の日本ですが、本来選挙とは誰もが声を挙げられるように出来ています。映画『立候補』に登場する泡沫候補たちは、選挙に勝つため、政治家になるために闘うだけではなく、自らの信念を貫く様を人々に見せようと孤軍奮闘しています。その姿がおかしくもあり感動的でもあるのはなぜでしょうか。それは行動を起こす人々に対して” ツッコミ” をいれたり、嘲笑したりしがちな現代に生きる私たちへのアンチテーゼに見えるからなのかもしれません。何をしたいかよりも、どう見られるかが勝ってしまう、今の私たちの姿に気付かされるのです。奇異な行動を取る泡沫候補たちを劇場に観に来て、笑いなが、最後にはなぜか感動してしまう力を本作品はもっています。監督は新鋭・藤岡利充。製作を手掛けた木野内哲也との二人三脚で困難な撮影を経て、本作を完成させました。二人はこれまでもコンビで制作を続けており本作にもその独特なコンビネーションが活かされています。

しつこい。しつこいほどに深く対象者を捉えている。良し。
___田原総一郎(ジャーナリスト)

バカにするがいい。その分、感動に撃たれるから。
___松江哲明(映画監督)

政治家とは何か。私たちが政治家を選ぶとはどういうことか。
深く深く考えさせられた。われわれの社会に刃を突きつける、驚くべき傑作。
___佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)

登場する立候補者たちの広々とした心に感銘した。これぞ泡沫の底力だと勇気を持てた。
___秋山祐徳太子(元都知事候補・美術家)

ストーリー







2011年、橋下維新で盛り上がる大阪府知事選挙を軸に、泡沫と馬鹿にされようとも選挙に立候補し続ける偉大なるチャレンジャー達の原動力と、その目的を探った、選挙ドキュメンタリー映画。

笑えます。泣けます。 映画「立候補」泡沫(ほうまつ)候補を知っていますか。
選挙のときにあらわれる、あのヘンな人?それとも実は…。
知られざる衝撃の実態に迫るエンタテインメント・ドキュメンタリー。
夢をあきらめきれない泡沫監督が夢をあきらめきれない泡沫候補に出会ったとき、奇跡は生まれた。
限定試写会から火がつき、facebook・Twitterで(笑)、(笑)、(笑)、
そして(涙)と話題のあの映画が、ついに一般公開へ。
あなたも、この奇跡を目撃せよ。

スタッフ

監督:藤岡利充
プロデューサー:木野内哲也
撮影:木野内哲也
音楽:田戸達英
東京クルー:宮原篤史、赤間哲也

キャスト

マック赤坂

羽柴誠三秀吉
外山恒一
中村勝
高橋正明
岸田修
橋下徹
松井一郎
安倍晋三
櫻井武

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