一人の医師の信念が、病院を、人々を、動かしていく。 医療ヒューマンドラマの最高峰、感動の映画化。

2010年/日本/カラー/126分/ 配給:東映

2010年12月03日よりDVDリリース 2010年6月5日(土)全国ロードショー

©2010「孤高のメス」製作委員会

公開初日 2010/06/05

配給会社名 0004

解説


現職医師・大鐘稔彦によるベストセラー小説を映像化する『孤高のメス』は、現代医療が抱えるさまざまな問題を浮き彫りにしながら、患者の命を救うことだけを願う医師の信念と、その一途な想いが周囲を変えていく軌跡を丁寧に描き出した、感動の医療ヒューマン・ドラマだ。物語は20年後の現在、当麻を支えた看護師・浪子が遺した日記を、新米医師である息子が読み進めるかたちで回想される。そこには、医師として当たり前のことを当たり前にする当麻の生きざまと、親から子へ信頼と命をつなぐ愛のドラマが、しっかりと綴られている。いま、自分がここにいるのは、大切な誰かの存在があったからこそ。観終わって、そんな命の価値にあらためて気づく、珠玉の感動作が誕生した。

ストーリー

1989年、ある地の市民病院に外科医・当麻鉄彦が赴任する。見栄と体裁を気にかけ、かんたんな外科手術ひとつまともに行われないその腐敗した病院で、次々と困難なオペを成功させる当麻。彼の「目の前の患者を救いたい」という信念は、やがて病院を、そして人々を動かしていく。そんな中、病に倒れた市長が市民病院へ搬送されてくる。彼を助ける方法は唯一、脳死状態の少年から肝臓移植を受けること。しかし、それは日本の法律ではいまだ認められていない禁断のオペだった。当麻は、患者や提供者を見守る家族たちの熱い想いに打たれ、最後の決断をする。ただ、そこにある命を救うために——。

スタッフ

原作:大鐘稔彦「孤高のメス」幻冬舎文庫
監督:成島出
脚本:加藤正人

キャスト

堤真一
夏川結衣
余貴美子
生瀬勝久
吉沢悠
成宮寛貴
平田満

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