スリープレス・ナイト
原題:Nuit Blanche
ハリウッド・リメイク決定! 世界が熱狂した怒濤のノンストップ・ノワールアクション
2011年/フランス=ルクセンブルク=ベルギー/102分/HD/カラー/ビスタ/ドルビーSR 配給:トランスフォーマー
2012年9月15日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
© Chic Films - PTD - Saga Film
公開初日 2012/09/15
配給会社名 0248
解説
ハリウッドリメイク決定!
四者の思惑が絡み合い、予想を裏切り続ける一晩限りの密ノワール・アクションでごった返すパリのナイトクラブ。金儲け目的でマフィアからドラッグを奪った刑事が、マフィアに奪われた一人息子を取り戻すため、単身ナイトクラブへと乗り込み、次々と襲いかかる困難に立ち向かっていく—
冒頭から引き込まれる息もつかせぬ展開、閉ざされた空間でノンストップに続くアクション、そしてスリリングに映し出される緊迫シーンの連続に、<『ダイハード』以来の衝撃>と世界の映画ファンを熱狂させた『スリープレス・ナイト』。2011 年トロント国際映画祭《ミッドナイト・マッドネス》部門で大喝采を浴び、メジャースタジオ各社による争奪戦の末、ワーナー・ブラザーズによるハリウッドリメイクも決定した。製作には、香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク、『ディパーテッド』を手掛けた超大物プロデューサー、ロイ・リーが内定し、早くも大きな期待が寄せられている。
主演をつとめるのは、『ラルゴ・ウィンチ』シリーズで激しい肉体アクションを披露したフランス期待の俳優トメル・シスレー。英語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語の4ヶ国語を操るマルチリンガルとしても知られるトメルは、本作でも全編にわたるアクションをこなし、ケガを負いながらも一人息子を取り戻すために必死に戦う刑事で、家庭を顧みなかったためにいつしか心が離れてしまった息子との絆を取り戻していく父親役を好演している。監督には、自ら脚本も手がける気鋭の映画作家、フレデリック・ジャルダン。また撮影には、クリント・イーストウッド作品の多くで撮影を手掛ける巨匠トム・スターンをむかえ、スピード感あふれるカメラワークとビビッドな映像で、全編にみなぎるスリルを演出している。
ストーリー
白日の下、クルマが襲われ、大量のコカインが強奪された。犯人は、なんと二人の刑事。彼らはドラッグの転売による金儲けを企んでいた。コカインは強奪できたものの、首謀者である刑事ヴァンサンは、コカインを運んでいたマフィアの手下に腹部を刺され、傷を負ってしまう。事件後、別れた妻から“一人息子のトマと連絡がとれない”との電話が入る。事件の際、顔を見られたことでヴァンサンの素性がばれ、コカインの持ち主であるマフィア、マルシアノにトマを人質としてとられてしまったのだ。マルシアノが出した条件は、コカインの入ったバッグを返すこと。しかし、ヴァンサンと共謀した刑事マニュエルは、強奪したコカインを返すことを渋る。実はマニュエルは、裏で麻薬捜査官のラコンブと手を組み、以前からドラッグの転売で金儲けをしていたのだった。マニュエルを振り切り、ヴァンサンはマルシアノが経営するクラブ“タルマック”へと向かう。
ヴァンサンは、クラブの男性トイレの天井裏にコカインを隠し、マルシアノとの交渉に向かう。しかし、彼を尾行していたラコンブの部下の女性捜査官が、ヴァンサンが隠したコカインを女性トイレの天井裏へと移動してしまう。隠したはずのバッグがなくなっていることに気が付き、途方に暮れるヴァンサン。さらに、その間、ラコンブが女性トイレからコカインを持ち出していた。そこへコカインを受け取る予定だった取引相手のマフィア、フェイデックが現れる。大事な取引が遅れて、マルシアノも苛立ちを募らせていた。ヴァンサンは調理室の小麦粉で偽のコカイン入りバッグを作り上げ、フェイデックに引き渡す。なんとか息子を取り戻すが、フェイデックが偽の小麦粉を持たされたと気づくのにさほど時間はかからなかった。
客でごった返すナイトクラブで、マルシアノとフェイデック、そしてラコンブと女性刑事がヴァンサンを追う。腹部の傷が悪化する中、ヴァンサンは一人息子を救うため、命をかけて絶体絶命の状況に立ち向かう。そして、その裏にはさらなる秘密が隠されていた—。
スタッフ
監督:フレデリック・ジャルダン
脚本:フレデリック・ジャルダン、ニコラス・サーダ
撮影:トム・スターン
キャスト
トメル・シスレー
ジョーイ・スタール
ジュリアン・ボワッスリエ
ローラン・ストーケル
ビロル・ユーネル
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