マザーウォーター
「あしたへは、ダイジなことだけもっていく。」
2010年/日本/カラー/105分/ 配給:スールキートス
2010年10月30日、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほかロードショー
(C)2010 パセリ商会
公開初日 2010/10/30
配給会社名 1051
解説
『かもめ食堂』(06)ではフィンランド、『めがね』(07)では南の島(与論島)、『プール』(09)ではタイのチェンマイを舞台に、好きな場所と好きな人、ただそれだけのシンプルなテーマで作品を作りつづけ、根づよい固定ファンを確立してきたプロジェクトが最新作で選んだ舞台は、「京都」。
清らかでおいしい水に誘われて、“水のワカル女”3人が京都に現れます。ウィスキーしか置いていないバーを営むセツコ(小林聡美)、コーヒー店を始めるタカコ(小泉今日子)、そして、豆腐やのハツミ(市川実日子)。それぞれが“水”にこだわりのある小さなお店を開き、その場所に住む人たちの心に新しい風を吹かせていきます。また、いろいろな京都の日常風景や、人気フードスタイリスト・飯島奈美が手がける真心のこもった美味しいごはん、さらに大貫妙子によるエンディングテーマも映画に彩りをそえています。
今一番だいじなことはナンなのか。京都を舞台に、変わるものと変わらないもの、人と人との関係をシンプルに、日常の暮らしにさりげなく重ねて描いた作品です。
ストーリー
街の中を流れる大きな川、そしてそこにつながるいくつもの小さな川や湧き水。そんな確かな水系を持つ、日本の古都、京都。
そんな京都の街に、風にそよぐように暮らし始めた、三人の女たち。ウイスキーしか置いていないバーを営むセツコ。疎水沿いにコーヒーやを開くタカコ。そして、水の中から湧き出たような豆腐を作るハツミ。
芯で水を感じる三人の女たちに反応するように、そこに住む人たちのなかにも新しい水が流れ始めます。
家具工房で働くヤマノハ、銭湯の主人オトメ、銭湯を手伝うジン、そして“散歩する人”マコト。そんな彼らの真ん中にはいつも機嫌のいい子ども、ポプラがいます。
スタッフ
監督:松本佳奈
脚本:白木朋子、たかのいちこ
企画:霞澤花子
エグゼクティブ・プロデューサー:奥田誠治
プロデューサー:小室秀一 前川えんま、木幡久美
ラインプロデューサー:関友彦 石川竜大
撮影:谷峰登
照明:斉藤徹
録音:古谷正志
美術:富田麻友美
コスチューム:堀越絹衣
ヘアメイク:竹下フミ
フードスタイリスト:飯島奈美
編集:普嶋信一
スクリプター:天池芳美
エンディングテーマ:大貫妙子「マザーウォーター」
音楽:金子隆博
音楽プロデューサー:石井和之、平川智司
マコトの子守唄「おなじ話」(ハンバートハンバート)
メインコピー:太田恵美
写真:田尾沙織
デザイン:大島依提亜
メイキング:山口庸子
製作:パセリ商会(日本テレビ/バップ/シャシャ・コーポレイション/パラダイス・カフェ/スールキートス/博報堂DYメディアパートナーズ/読売テレビ/D.N.ドリームパートナーズ)
制作プロダクション:パラダイス・カフェ
配給:スールキートス
キャスト
小林聡美
小泉今日子
加瀬亮
市川実日子
永山絢斗
光石研
もたいまさこ
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