ガマの油
原題:Toad's Oil
笑って泣けて、とろ〜り、とろり こころにしみるファンタジー
第14回釜山国際映画祭アジアの風出品作品
2009年/日本/カラー/131分/ 配給:ファントム・フィルム
2009年6月6日、全国ロードショー!
©2008「ガマの油」製作委員会
公開初日 2009/06/06
配給会社名 0442
解説
ボクの死は はちゃめちゃオヤジを大人にした。
矢沢家は大豪邸に暮らす幸せ3人家族。自称・1日何億円も稼いで「どんなもんじゃい!」が口癖のはちゃめちゃ親父・拓郎(役所広司)、そんな夫を優しく見守る妻・輝美(小林聡美)と、父親に似ず真面目な息子・拓也(瑛太)。しかしある日、拓也が少年院から出所してくる幼なじみ・サブロー(澤屋敷純一)を迎えに行く途中で、車にはねられてしまう。病院のベッドの上で目を覚まさない拓也を心配そうに見守る拓郎と輝美。そんな時、拓也の携帯が鳴る。つい電話に出てしまった拓郎。何も知らない拓也の恋人・光(二階堂ふみ)は電話の声を拓也だと信じて疑わない。本当のことを言えなくなってしまった拓郎は、拓也のフリを続けてしまうのだった・・・拓也に起きたかなしい出来事と拓郎のやさしい嘘をきっかけに、物語は意外な方向へ導かれ、みんながつながっていく・・・
そして・・・あっちこっちと時空を超えながらみんなを見ている“ガマの油売りのおじさん”は拓郎のかなしいできごととやさしい嘘を見つけてやってきた—
名優・役所広司第一回監督作品に豪華多彩なキャストと日本を代表するスタッフが集結!
約2年の企画構想期間を経て撮り上げた役所広司第一回監督作品『ガマの油』には、日本を代表するスタッフと豪華キャストが集結しました。映画、ドラマ、CMと活躍が目覚ましい俳優・瑛太、エッセイなども人気の個性派女優・小林聡美をはじめ、益岡徹、八千草薫などの経験豊かな俳優たちが顔を揃える一方、K-1トップファイター・澤屋敷純一や新人女優・二階堂ふみなど、多彩で個性的な面々が登場しています。
ストーリー
矢沢拓郎(役所広司)は一晩で巨額の金を動かすデイトレーダー。ある日、一人息子の拓也(瑛太)が恋人・光(二階堂ふみ)とのデートの帰りに交通事故に遭う。その日は、拓也の幼なじみ・秋葉(澤屋敷純一)が少年院から出所してくる日でもあった。病院に担ぎ込まれた拓也は意識不明の重体に。突然の出来事に拓郎と妻の輝美(小林聡美)は途方にくれる。一方、身寄りもなく行く当てもない秋葉を拓郎と輝美は引き取ることに。数日後、拓也の携帯電話に事故のことを知らない光から連絡が入る。真実を告げられないでいた拓郎は、拓也になりすまし電話を取ってしまう・・・。
スタッフ
監督:役所広司
原案:役所広司、中田秀子
脚本:うらら
撮影:栗田豊通
美術:稲垣尚夫
録音:鶴巻仁
編集:上野聡一
音楽:斎藤ネコ
製作:ファントム・フィルム/ピラミッドフィルム/ジェネオン エンタテインメント/衛星劇場
キャスト
役所広司
瑛太
澤屋敷純一
二階堂ふみ
小林聡美
益岡徹
八千草薫
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