原題:Dungeons & Dragons:The Elemental Might

2005年/アメリカ映画/1時間40分/DTS/ビスタサイズ 配給:AMG エンタテイメント

2006年10月21日(土)より銀座シネパトス他全国順次ロードショー!

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公開初日 2006/10/21

配給会社名 0644

解説


1974年に史上初の大型ロールプレイングゲームのひとつとして誕生し、世界的にゲームファンを虜にしたその後も、映画やゲーム、そして小説にいたるまで大きな影響を与えたファンタジーアドベンチャー「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。、『マトリックス』シリーズでおなじみのプロデューサー、ジョエル・シルバーの手によって2000年に映画化されて、世界的に大きな話題を呼んだ第一作から5年、ついに待望の続編が誕生した。
舞台は、人間と魔術師<メイジ>たちが協力して平和が治められているイシュミール国。前作で邪悪な魔法使いで宰相プロフィオンに操られて死んだダモダールが復活するところから始まる。
復讐のために、3000年前にファラジュアという地獄を支配した黒竜を復活させる「ファラジュアの宝珠(オーブ)」を手に入れたダモダールを倒すために、5人の勇者たちが奪還の旅に出る。目の前に現れる敵、そして仕掛けられた数々の罠。ゲームで描かれている世界感と新たに登場するキャラクターたちを見事に映像表現した本作は、『スター・ウォーズ』シリーズや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ同様、全ての世代が楽しめる作品に仕上がっている。
出演は、 『007/ダイ・アナザー・デイ 』のマーク・ダイモン、 『レディ・ダルタニアン 新・三銃士』のクレメンシー・バートン=ヒル、そして前作に引き続き同役で出演の英国のベテラン俳優ブルース・ペイン。製作総指揮には、前作の『ダンジョン&ドラゴン』を監督したコートニ−・ソロモンと前作に引き続きアラン・ゼマン、『天国の約束』のデビッド・コーダが手がけ、監督は『Uボート最後の決断』等の撮影監督を手がけたゲリー・ライブリー、編集を『カーテンコール』のロドニー・ホランド、音楽を『メメント』『ディセント』のデビッド・ジュリアンが担当している。

ストーリー

太古の時代。強大な力を持つ邪悪なものが作られたが、それは3000年にわたって隠されていた。そして、それをめぐる100年の壮絶な奪い合いの末、一人の男の手に入った。
それを使って復讐するために・・・・・・・・・

 イシュミール国は、人間と魔術師〔メイジ〕たちの力によって平和に治められている国である。宰相のベレク(マーク・ダイモンド)は、元近衛兵隊長で勇敢で統率力を持った男であり、妻であり魔術師であるメローラ(クレメンシー・バートン=ヒル)とともに、国の平和を守っていた。
 ある日、サラゴッソ村の住民が助けを求めにやってきた。サラゴッソ村に近いハース山に入った村人が帰ってこないというのだ。ベレクとメローラが山に入ると、洞窟に巨大な竜が眠っているのを発見する。この竜こそ、3000年前にファラジュアという地獄を支配した黒竜であった。  
戻った二人は、メローラが書庫で見つけたチュランの書〔リブラム〕から、大昔、チュラン国に黒竜が現われ、チュランの魔術師たちが4大元素である“地”“風”“火”“水”の力で対抗し、山に封じ込めていたことを知ったのだった。そして、別の場所に隠されていた、この竜を呼び起こす「ファラジュアの宝珠〔オーブ〕」を手に入れたのが、悪の魔術師プロフィオンの弟子で、師に呪いをかけられて死んだダモダール(ブルース・ペイン)であった。復活したダモダールは、呪いをかけられて死んだことの恨みから、黒竜を目覚めさせてイシュミール国を滅ぼそうとしていたのである。魔術の力でそのことを知ったメローラは、ダモダールに髪の一部を奪われ、プロフィオンの呪いがメローラにもかかってしまい、病に伏してしまう。
 国王はこの大事態に、黒竜が復活する最初の新月までに、ベレクに5人の勇者を集めて、「ファラジュアの宝珠」を探すことを命じる。ベレクは自分を含め、 女バーバリアンで荒っぽい性格ながら強い力を持つラックス(エリー・チドゼイ)、知恵を持つオバドハイの神官ドリアン(スティーブン・エルダー)、エルフの女魔術師〔ウィザード〕オーマリン(ルーシー・ガスケル)、そして闇の世界を知る悪党〔ローグ〕のニム(ティム・スターン)を選び、「ファラジュアの宝珠」を探す旅に出た。
 ベレクは危険を承知で、マレクの納骨堂にある「透視の水槽」に向かう。これを使えば、テレポートしてファラジュアの宝珠の元へ行くことができるからだ。だが、この場所を知っているのは、カートルの小鬼〔ゴブリン〕しかいない。最初の難関は、カートルの近道となる心臓刈りの森である。川を渡るためにイカダを作っていると、この地に埋葬されているクレックスに襲われる。だが、皆の協力によって危機を切り抜けた。
 一行はゴブリンの村へ向かったが、村は破壊されていた。マレクの納骨堂の地図を見つけるが、そこへダモダールが放った怪物が現われる。戦いの末、倒すことができたが、ドリアンを失ってしまう。
 一方、メローラの身体は呪いに冒され、死が迫っているのにもかかわらず、チュランの書を解読し、四大元素のありかを見つけだす。
 4人はマレクの納骨堂に向かうが、そこにダモダールが放った山賊たちに襲われる。なんとか納骨堂のなかに入った4人は、張り巡らせた仕掛け罠をくぐり抜け、水槽までたどりつくが、ニムが足に怪我を負う。テレポートでダモダールの元へたどり着き、捕えられそうになりながらもファラジュアの宝珠を奪ったベレクたちは、負傷したニムを助けるために、オーマリンの残っている魔術の力でオバドハイ神殿の薬師の元へテレポートする。仲間を残し、マレクは「ファラジュアの宝珠」を持って、敵の追っ手に襲われながらイシュミールの城に向かった。
 城に戻ったベレクは、メローラと四大元素のある部屋に行くが、爆発が起きる。ダモダールと手を組んだクレックスが、メローラの師オベロン卿(ロイ・マースデン)になりすまし、「ファラジュアの宝珠」を奪ったのだった。
 再び「ファラジュアの宝珠」を手にしたダモダールは、黒竜を呼び起こす。山が割れ、暴れ飛ぶ黒竜。アレクはダモダールの元へ行き、「ファラジュアの宝珠」を取り戻そうと戦う。そして、死に直面したメローラは最後の力を振り絞って黒竜に戦いを挑んだ!果たして二人の運命は?

スタッフ

製作総指揮:コートニ−・ソロモン
   アラン・ゼマン、デビッド・コーダ
製作:ウォルフガング・エセンウェイン
   スティーブ・リチャーズ
   スティーブ・クラーク=ホール
監督:ゲリー・ライブリー
脚本:ロバート・キメル、ブライアン・ラドニック
撮影:イゴール・メグリック
編集:ロドニー・ホランド
音楽:デビッド・ジュリアン

キャスト

ベレク:マーク・ダイモンド
メローラ:クレメンシー・バートン=ヒル
ダモダール:ブルース・ペイン
ラックス:エリー・チドゼイ
ドリアン:スティーブン・エルダー
オーマリン:ルーシー・ガスケル
二ム:ティム・スターン
オベロン卿:ロイ・マースデン
ヴァレリアス:ヴィタウタス・ラムサス

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