ハッスル&フロウ
原題:HUSTLE&FLOW
2006年度アカデミー賞主演男優賞ノミネート 歌曲賞受賞
2005年/アメリカ/116分/ 配給:UIP映画
2007年06月22日よりDVDリリース 2006年12月22日よりDVDリリース 2006年8月12日(土)テアトルタイムズスクエアにてレイトショー
公開初日 2006/08/12
配給会社名 0081
解説
数々の映画祭で絶賛された話題作『ハッスル&フロウ』。
主人公のDジェイ役を演じるのは、現在ハリウッドで最も注目を集める実力派黒人俳優のテレンス・ハワード(『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』『クラッシュ』『Ray/レイ』)。
すべてのラップ・シーンを吹き替えなしで演じなくてはいけない難役を見事にこなしきった彼の演技は、全米のメディアから大絶賛され、本年度アカデミー賞最優秀主演男優賞にノミネートされました。そして、本作のもうひとりの”主役”は、なんといっても、その音楽!
現在、アメリカの音楽シーンで熱い注目を集めているメンフィス・ヒップホップ界の重鎮、スリー・6・マフィアやアル・カポネが全面協力することによって誕生した珠玉の名曲群は、単なるサウンドトラックという枠を超えて、ストーリーに圧倒的なリアリティをもたらしています。挿入歌”It’s Hard Out Here for a Pimp”は2006年度アカデミー賞最優秀歌曲賞にも輝きました。
ストーリー
メンフィスのストリートで、しがない「ぽん引き=“ハッスル”」として日々の生計を立てているDジェイ(テレンス・ハワード)には、かつては大きな夢があった—言葉を自在に操れるという天賦の才能に恵まれていた彼は、プロのラッパーとしてデビューすることをずっと夢に思い描いていたのだ。だが、そんな夢もどこへ消えてしまったのか、現在のDジェイは、わがままばかり言っている売春婦たちを抱え、無力感が支配するメンフィスの裏通りで、希望のない毎日を送っていた。
そんなDジェイのもとに、思いがけないチャンスが回り巡ってくる。同じ街の出身でありながら、今ではプラチナ・セールスを誇る人気ラッパーのスキニー・ブラック(クリス・“ルダクリス”・ブリッジス)が、メンフィスのクラブで凱旋公演を行なうという噂を、クラブ・オーナーのアーネル(アイザック・ヘイズ)から聞き出したのだ。もし彼にデモ・テープを渡して、そのサウンドを気に入ってもらえれば、はるか昔にあきらめてしまっていたプロ・デビューの道が切り開けるかもしれない!
最高のデモ・テープを作り上げるべく、Dジェイは、即席でサウンド・チームを結成する—その中心となるのは、Dジェイの旧友で、妻の反対を押し切ってまで、このプロジェクトへの参加を望んだサウンド・エンジニアのキー(アンソニー・アンダーソン)と、そのキーの知り合いで、白人でありながら、最新のヒップホップ・サウンドに精通しているビートマスターのシェルビー(DJクオールズ)だ。Dジェイの熱意に心動かされ、これまでは自分の体を売ることでしかお金を稼いだことのなかったシャグ(タラジ・P・ヘンソン)やノラ(タリン・マニング)も、いつしか3人といっしょになって、レコーディング作業にくわわっていく。
だが、これまで本格的なレコーディングなど経験したことのない彼らの前には、数々のトラブルが待ち受けていた。幾度も弱気になりながら、ストリートでの自堕落な生活を抜け出し、人生のラスト・チャンスをものにするために、力を合わせて奮闘していくDジェイとその仲間たち—彼の夢と希望を乗せたビート&フロウは、果たして……?
スタッフ
監督:クレイグ・ブリュワー
製作:ステファニー・アレイン、ジョン・シングルトン
製作総指揮:ドワイト・ウィリアムス
脚本:クレイグ・ブリュワー
撮影:エイミー・ヴィンセント
プロダクションデザイン:キース・ブライアン・バーンズ
編集:ビリー・フォックス
キャスト
テレンス・ハワード
アンソニー・アンダーソン
タリン・マニング
タラジ・P・ヘンソン
DJクオールズ
ポーラ・ジャイ・パーカー
エリゼ・ニール
アイザック・ヘイズ
ルダクリス
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