オボエテイル
高橋克彦ミステリーコレクション
第9回みちのく国際ミステリー映画祭2005in盛岡 招待作品 もりおか映画祭2010 招待作品
2005年〜2010年/日本/125分 配給宣伝:生駒隆始
2011年1月8日(土)より、新宿K’s cinema、横浜ニューテアトルにてロードショー
(C)2005(株)ベルウッド
公開初日 2011/01/08
解説
2005年の作品完成後、製作会社の諸事情から公開が凍結!
まぼろしのオムニバス映画が白日のもと、遂に緊急公開!
盛岡にこだわり、ミステリー作家として活躍する高橋克彦の直木賞作品「緋い記憶」を始め、「遠い記憶」「前世の記憶」の3作品を、3人の監督が、盛岡オ−ルロケで演出した情感溢れる大人のためのオムニバス・ミステリー映画。
監督は全員が日活撮影所出身の実力派。「遠い記憶」を『スイート・スイート・ゴ−スト』(00)でデビューした芳田秀明。「前世の記憶」をヒット作『免許がない!』(94)『キリコの風景』(98)の明石知幸。「緋い記憶」は富江シリーズ第7作目『富江VS富江』(07)が長編デビューの久保朝洋がつとめる。個性的な監督たちが独自の感性で、全くテイストの違う作品に仕上げた。
ストーリー
第1話:遠い記憶
新進作家の倉本雄二は母の明子と2人暮らし。テレビの取材で盛岡に行き、スナックに勤める相沢世里子という謎の女性に出会い、子供の頃の記憶が突然甦る。
彼女はいったい誰なのか…。村上淳と麻生祐未の2人だけの本格的な芝居と吉田日出子の存在感に注目!
第2話:前世の記憶
藤山修子はひどい頭痛に悩まされていた。恋人の青柳の勧めから、精神科で治療を始める。退行催眠で甦った記憶が、修子を前世の恐怖へと導いていく…。ク−ルな精神科医の篠井英介の存在感と、懐かしい昭和時代のミューズ・島かおりと結城しのぶの演技にも注目!
第3話:緋い記憶(直木賞受賞作品)
東京でデザイン事務所を経営する山野良彦。ある日、郷里・盛岡の友人から訪問を受ける。手渡された古い住宅地図に、閉じ込められた思い出の街。あの少女の家は「空き地」とだけ記されていた…。高橋克彦の直木賞受賞作を完全映画化。香川照之の味のある厚い演技に注目!
スタッフ
第1話:遠い記憶
監督・脚本:芳田秀明
第2話:前世の記憶
監督:明石知幸
脚本:久保朝洋
第3話:緋い記憶
監督・脚本:久保朝洋
原作:高橋克彦「緋い記憶」「前世の記憶」(文春文庫刊)
企画・製作:安井ひろみ
プロデューサ−:大木悠次、八木欣也
ライン・プロデューサ−:志田篤彦
音楽:上田砂代子
キャスト
第1話:遠い記憶
村上淳
麻生祐未
浅井江理名
鈴木颯人(子役)
吉田日出子
第2話:前世の記憶
中村美玲
葛山信吾
結城しのぶ
島かおり
篠井英介
第3話:緋い記憶
香川照之
光石研
柄本時生
渡辺真起子
螢雪次郎
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