原題:The pursuit of Happyness

ウィル・スミス父子初競演!感動の実話を映画化!! 早くも本年度アカデミー賞最有力の呼び声!

2006年12月15日全米公開

2006年アメリカ映画/上映時間:117分/スコープサイズ/全6巻/3216m/ SDDS,ドルビーデジタル,ドルビーSR/字幕翻訳:森本務/原作:アスペクト/サントラ盤:ランブリング・レコーズ 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

2007年07月25日よりDVDリリース 2007年1月27日(土)より スカラ座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

公開初日 2007/01/27

配給会社名 0042

解説


◆本年度アカデミー賞最有力!
父と子の愛と希望に満ちた真実の物語

『メン・イン・ブラック』『アイ,ロボット』などのアクション大作に次々に主演してメガヒットを連発してきたウィル・スミスが、今度はミラクルな実話に基づくハート・ウォーミングな新作で幼い息子を持つ父親役に挑戦、世界中の観客に涙と笑い、感動と元気を届ける。幸運の女神に見放され、すべてを失いかけたクリスが、唯一断固として手放すことを拒んだのは、愛するひとり息子だった……。

これは、サンフランシスコの片隅でホームレス暮らしにまで追いつめられた父子が、どんな困難や逆境にもめぐることなく、しっかり心を寄せ合い、夢と真の幸せをつかもうと全力疾走する姿を描く、愛と希望に満ちた真実の物語である。全米では、2006年クリスマス・シーズンに公開。アカデミー賞をはじめとする映画賞レースでも有力候補間違いなしと、早くも話題沸騰! この冬一番の注目作だ。

◆ホームレスから億万長者へ!
全米で話題になった驚くべき実話を映画化

ホームレスから億万長者へ ─ そんな夢のような人生を本当に実現させた男がいた。その名はクリス・ガードナー。アメリカン・ドリームを地でいくような彼の人生は、最近、全米メディアでも取り上げられ、大きな関心を集めている。この映画は、彼が人生の最も困難な時代を幼い息子と共に切り抜けていく姿を描いた、実話に基づく物語だ。

クリスは、サンフランシスコで暮らす医療機器のセールスマン。家庭では5歳の息子クリストファーの良き父親だが、セールスのほうは思うようにいかず、家族を養うこともままならない。朝から晩まで働きどおしで家計を支えてきたパートナーのリンダも、とうとう苦労に耐えかねて、家を出ていってしまう。

そんなある日、学歴無用で高給取りへの道が開けると聞いたクリスは、一流証券会社の株式仲買人養成コースに申し込む。だが、半年の研修期間中は無給。しかも、家賃滞納でアパートを追い出され、クリス父子は文字どおり路頭に迷うことに……。

こうして、クリスの奮闘の日々が始まった。ホームレス生活をひた隠しにしながら厳しい研修をこなす一方で、今夜のベッドの確保に奔走するクリス。そんな彼の心の支えは、どんな時も父親への変わらぬ愛と信頼を寄せる、けなげなクリストファーの存在だった。クリスは、愛する息子の笑顔に励まされながら、まだ見ぬ幸せをめざして走り続ける……。

◆ウィル・スミス父子が初共演!
けなげな息子役を演じたジェイデン・スミスに注目

本作に惚れ込み、自ら製作も買ってでたウィル・スミスは、クリスを逆境にあっても前向きな姿勢やユーモアのセンスを失わない、気取りのない人物として演じてみせる。天才でも英雄でもない等身大のクリスが、一度は社会から落ちこぼれ、底辺を経験しながらも、自分の努力で道を切り開いてゆく姿は、幅広い観客の共感を呼ぶに違いない。そして、それ以上に心に響くのが、持てる精一杯の愛情を我が子に注ぐ良き父親としての側面である。繊細な役作りでそうしたクリス像を創り上げたスミスは、同じく実在の人物に扮してアカデミー賞にノミネートされた『アリ』以来、最も同賞に接近したと言ってよいだろう。

クリスの息子クリストファー役を演じているのは、ウィル・スミスの実子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス。決して縁故採用ではなく、オーディションで製作者たちの目に留まったのが、偶然ウィルの息子だったというから血は争えない。映画初出演となった本作では、実の父親相手に天才ぶりを十二分に発揮。そのキュートで自然な表情は、本作の大きなチャーム・ポイントになっている。

共演は、アカデミー賞作品賞に輝いた『クラッシュ』で絶賛を浴びたタンディ・ニュートン。今回は、自分自身の幸せを求めてクリス父子の元を去るリンダという難しい役どころに挑み、説得力ある演技で期待に応えてみせた。

他に、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のブライアン・ハウがクリスを養成コースに受け容れるトゥイッスルを、『シンプソンズ』のホーマー役の声優として3度エミー賞を受賞しているダン・カステラネタが養成コースの講師フレーケシュを演じている。

◆イタリア映画界の俊英監督ムッチーノが堂々の英語映画デビュー
スタッフにはオスカー受賞作経験者が勢ぞろい!

監督は、これが日本初登場となるガブリエレ・ムッチーノ。新世代の抒情派として欧州で数々の映画賞に輝き注目を集めている、イタリア映画界期待の俊英だ。今回は、彼の作品に惚れ込んだウィル・スミスの指名でハリウッドに進出、初の英語映画を監督することになった。

脚本は、『潮風とベーコンとヘミングウェイ』のスティーヴン・コンラッド。ブラッド・ピットの主演最新作『CHAD SCHMIDT』も手がけている注目の脚本家が、本作ではクリス・ガードナーから絶対の信頼を得て、その波乱に満ちた体験をドラマ化した。

スタッフには、アカデミー賞受賞作を手がけている米国最高の才能が結集。撮影監督は『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『サイドウェイ』のフェドン・パパマイケル。プロダクション・デザインは『カラーパープル』でアカデミー賞にノミネートされたJ・マイケル・リヴァ。編集は『クラッシュ』でアカデミー賞を受賞したヒューズ・ウィンボーン。また、『RAY/レイ』でオスカーにノミネートされたシャレン・デイヴィスが衣装デザインを、『ホテル・ルワンダ』のアンドレア・グエラが音楽を担当している。

製作には、スミスの他、『あなたにも書ける恋愛小説』の名コンビ、トッド・ブラックとジェイソン・ブルーメンタル、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞作品賞を受賞したスティーヴ・ティッシュ、『アリ』『アイ,ロボット』などでウィル・スミスと組んできたジェイムズ・ラシターが名を連ねる。

ストーリー





1980年代。サンフランシスコ。セールスマンのクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は妻と5歳の息子クリストファーと3人で暮らしていた。アメリカン・ドリームを夢見て、骨密度を測る機械を大量に仕入れてセールスするクリスであったが、機械は売れずに家族の生活は苦しくなるばかりだった。そんな生活に疲れた妻は彼の元から去っていく。こうしてシングルファザーとなったクリスは息子のためにも今より良い仕事を見つけようと就職活動に励むのだが、見つかったのはある一流証券会社の無給のインターンだった。研修期間が終われば明るい未来が待っていると信じてまじめに仕事をこなすクリスだが収入源がないため、アパートを追い出されホームレスのための受け入れ施設や、駅のトイレなど夜露をしのげるところならばどこでも暮らす生活に…。もう少しがんばれば社員になれる。そのことを目標に毎日がんばるクリスだったが息子にまともな生活をさせてあげられないことを情けなく思いそっと一人で涙を流すこともあった。しかしクリスは息子が寄せる愛と信頼をバネに困難を乗り越えていく。

スタッフ

監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:スティーヴン・コンラッド
撮影:フェドン・パパマイケル
音楽:アンドレア・グエラ

キャスト

ウィル・スミス
サンディー・ニュートン
ジェイデン・スミス

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