ナチョ・リブレ 覆面の神様
原題:Nacho Libre
一勝懸命なダメ男"ナチョ"を応援してください! この秋、日本を席巻する笑撃的感動ムービー登場!!!
2006年6月12日全米公開
2006年/アメリカ/カラー/92分/ 配給:UIP映画
2007年11月22日よりDVDリリース 2007年03月23日よりDVDリリース 2006年11月3日、テアトルタイムズスクエアほか全国ロードショー
(C)2006 by Paramount Pictures. All rights reserved.
公開初日 2006/11/03
配給会社名 0081
解説
修道院を救うため、涙をマスクで隠しリングに挑む。
彼は自由の戦士<ナチョ・リブレ>!
教会の修道院で育てられたナチョ(ジャック・ブラック)は問題児がそのまま大人になったような典型的なダメ男。でも、心は極めてピュアな彼は内に熱い想いを秘めていた──粗末な食事をしている修道院の孤児たちに美味しいものを食べさせたい!自分自身も誇り高く生きたい!ええぃ、覆面で正体を隠してレスラーになり、メキシコ独特のルチャ・リブレのリングに立っちまおう。そして、ファイト・マネーで子供たちにおいしい物を食べさせるんだ!自分には失いかけていた自信を取り戻す!また、密かに愛するシスターへは最高の純愛を捧げたい!こうしてナチョの奇想天外な冒険は始まったのだ。
「バス男」+「スクール・オブ・ロック」×ジャック・ブラック!
ジャック・ブラックの新たなる伝説が始まった。
監督は「バス男(原題Napoleon Dynamite)で衝撃的デビューを飾ったジャレッド・ヘス。出演者全てにちょっと”へん”な物語がついてまわる、その独特のスタイルは監督2作目にして既に確固たるものがある。脚本は『スクール・オブ・ロック』の盟友マイク・ホワイト。「僕らが目指したのは、皆に広く受け入れられ、それでいて誰も見たことのないオリジナルな映画なんだ」と言う通り、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』他に類をみない映画に仕上がった。主演は我等がジャック・ブラック!「ジャレッド・ヘスが監督を引受けてくれるならタイツだって裸だって何でもやるよ!」と言う通り、体当たりの演技で、これがルチャ・リブレ初挑戦とは思えないほどの華麗な肉体技を披露。更に自らあみ出した<必笑技>の数々が、ルチャの華やかでエンターティメント性に富んだ世界にハマりにハマっている。
オリジナルな世界にご当地メキシコを始め異才・天才が大集合!
共演は、メキシコ映画界のスター、ヘクター・ヒメネス。ストーリート・ファイトには滅法強いが、リングではからきし弱いというおマヌケ演技と、タッグを組むジャック・ブラックとの強烈な絡みは絶妙。ナチョが一目惚れするシスター役には、清楚な美しさが光り輝くメキシカン美女のアナ・デ・ラ・レグエラ。更にイングマール・ベルイマン作品の常連ピーター・ストーメアや、ラテン・エンターテインメント界の輝ける星リカルド・モントーヤなどが脇を固めている。
メキシコ独特の美しい風景を紡ぎだすのは『美しい人』『夜になる前に』の撮影監督ハビエル・ペレス・クロベット。ナチョの色鮮やかなマントをはじめ色彩溢れる豊かな衣裳は『デスペラード』『マスク・オブ・ゾロ』のグラシエラ・マソン。ルチャ・リブレのエキサイティングな格闘シーンは『グラディエーター』『ラスト・サムライ』のスタント界の巨匠ニック・パウエル。そして、エスニック・サウンドに彩られた心地良い音楽は巨匠ダニー・エルフマン、と世界の才能が集結しているのも話題だ。
誰にだって人生一度は輝く瞬間がある!そんな勇気と優しさを与えてくれる映画、それが『ナチョ・リブレ 覆面の神様』。
かの「タイガー・マスク」の原案とも言われる メキシコの伝説的ルチャドール、フライ・トルメンタ(日本名:暴風神父)の実話を元に涙あり、笑いあり、怒涛のクライマックスまで一気に突っ走る『ナチョ・リブレ 覆面の神様』。登場人物の誰もが、ちょっぴり変わり者で不恰好、でもそれぞれが
ストーリー
イグナシオ/愛称ナチョ(ジャック・ブラック)の両親は2人とも宣教師だ。母親は、スカンジナビア地方から来た宣教師、父親はメキシコ人の助祭士。互いを改宗させようとして恋に落ち、結婚をしてしまった2人はナチョを産んですぐに死んでしまう。二人の死後、ナチョは戒律が厳しくユーモアもない修道院の中で孤児として育てられる。
成長してからは修道院の料理番を担当しているナチョだが、修道院にはお金がないために、まともな食材を使えない。おまけに、寝ている老人を死人と思い込んで祈りの言葉を捧げてしまったり・・・トホホな失敗の連発で、修道士のギレルモ(リカルド・モントーニャ)などからバカにされている。とはいえ、ナチョは修道院の孤児たちからは慕われ、ナチョ自身も子供たちが大好きだ。
ある日、ナチョは、新しい先生として修道院にやってきたシスター・エンカルナシオン(アナ・デ・ラ・レグエラ)にひとめ惚れしたことから、がぜんヤル気を出す。ところが、町に食材を貰いに行くと、すばしっこくて神出鬼没の謎のやせた男に襲われ、チップスを奪われてしまう。落ち込んで歩くナチョだが、憧れのルチャ・リブレのスター、ラムセスの豪華な暮らしぶりを目撃、また、賞金のかかったアマレス大会のポスターも見つける。
「新鮮なサラダが食べたいなぁ・・・」そんな無邪気な少年の言葉がナチョを動かした。ルチャ・リブレでお金を稼ごう、そして子供達に美味しい食事をあげるんだ!ところが、ルチャ・リブレは修道院の老僧たちが忌み嫌い、タブー扱い。試合をTVで観ることすら禁止されている。おまけに、シスター・エンカルシオンからは「ルチャ・リブレは罪であり、偽の英雄だ」と説教され悩むナチョ。しかし、ナチョの子供たちにおいしい食事させたい、という願いは強く、修道院には内緒にして、大会への出場を決める。
ルチャ・リブレに出場するには相棒が必要だ。そこで、謎のやせた男をチップスを罠に捕まえ,タッグ・パートナーになるよう説得。彼の名はスティーヴン(ヘクター・ヒメネス)。蜂の巣を身体にぶつけたり、闘牛の相手をしたり、と奇想天外なトレーニングを経て、お粗末な覆面を被り、正体を隠して試合に出場。しかし、惨敗・・・。ところが、負けっぷりが観客に大受けして、次の週からも試合に出場出来ることになる。
果たして彼らは一勝を挙げる事が出来のか?ナチョの子供たちへのプレゼントは実現するのか・・・?そして何より、ナチョは両親のように宗教を越えて[愛]を得る事が出来のか・・・?!
スタッフ
監督:ジャレッド・ヘス
製作:ジャック・ブラック、デヴィッド・クローワンズ
ジュリア・ピスター、マイク・ホワイト
製作総指揮:スティーヴ・ニコライデス、デイモン・ロス
脚本:ジャレッド・ヘス、ジェルーシャ・ヘス、マイク・ホワイト
撮影:ハビエル・ペレス・グロベット
編集:ビリー・ウェバー
キャスト
ジャック・ブラック
エフレミ・ラミレッツ
アナ・デ・ラ・レグエラ
ヘクトル・ヒメネス
リチャード・モントーヤ
ピーター・ストーメア
モイセス・アリエス
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