原題:LOVEHOTELS

セックスして幸せ?

2006/日本/104分 配給:アートポート

2006年10月27日よりDVDリリース 2006年6月3日(土)よりテアトル池袋にてレイトショー

(C)2006 NAKED/SEGA/ArtPort

公開初日 2006/06/03

配給会社名 0014

解説


日本独特のカルチャー”ラブホテル”がこの映画の舞台
日本では、よく知られた存在のラブホテル。今では一般のカップルでも利用し、雑誌での特集やラブホテルを紹介したムックなども、数多く存在し、もはや、私たちの日常の中では普通の存在です。
きらびやかな建物が立ち並ぶラブホテル街独特の雰囲気、アミューズメント感を演出する部屋の数々、「セックスをする場所」という暗黙値。
そんなラブホテルをテーマにした映画が誕生しました。ラブホテルで起こる出来事や会話は、その空間にいる二人だけのものであり、むき出しの感情や体がそこにはあるのです。

新たな才能をもつ”実力派”揃いの役者たちと監督
この映画を作り出した日本映画を今後、引っ張っていくであろう新しい才能にも注目してほしいところ。 主演には、ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)や『おいしいプロポーズ』(TBS系/2006年4月よりスタート)などで活躍する人気急上昇中の女優、サエコ、監督に自ら、自分主演の作品を残してもらうプロジェクト”就活女優”を展開する実力派、原田佳奈、男性からの圧倒的な人気を誇り、本作で女性の内面的世界を体現しきった三浦敦子、映画からファッション誌のモデルまで幅広く活動を続ける片山けい。
それぞれの個性が光る4人の女優たちを演出したのは、本作が劇場公開映画デビューとなる村松亮太郎。とはいえ、既に、自身のショートフィルムが海外の映画祭に33もノミネート/受賞しており、斬新な映像美、編集のリズム感や登場人物の丁寧な心理描写は、海外でも高い評価を受けています。
またそんな女優たちの脇を固めるのは実力派の俳優たち。ベテランの榎木孝明、木下ほうか、若手実力派俳優として活躍する高橋一生、独特の存在感が際立つ中泉英雄など、個性溢れる演技力をいかんなく発揮しています。

ストーリー




・SUZUKO’s STORY -SWEET OPTIMISM-
クリスマスのラブホテル。同時にやってきたスズコの2つのクリスマス。
601号室には先約の男。YESしか無かった。誘ってくれただけで嬉しかったから。
304号室には駆け込みの男。不意打ちだった。こんな素敵な人に誘われるなんて思ってなかったから。
エレベーターにはピザガール。デ・ジャヴだった。ラブホに一人でデリバリーする彼女は、去年までの自分 だから。
「焦燥」「混乱」「言い訳」「本音」「甘い想い」は「甘い考え」
去年までのクリスマスは一人っきり。でも今年のクリスマスは……二人。

・SAKURA’s STORY -BLUE-
田舎町に住むサクラ・トオル・美咲。3人は学生時代からの同級生。トオルと美咲はすでに結婚し、五歳にな る息子がいる。
サクラとトオルはいつからか不倫の関係になっていた。学生時代からトオルのことが好きだったサクラ。
トオルは、今となっては「やっと手に入れたオトコ」。
ある日、二人の関係が美咲にバレてしまう。そこでサクラはある決断をする。それが彼女なりの「彼を手に 入れる方法」だった……。

・SACHI’s STORY -SKIN-
7年ぶりにタクが帰ってきた。サチとタクはトモダチ。だけど、実は昔からカラダの関係でもあった。
ある日、サチはユウジに愛を告白され、ユウジに体を許してしまう。しかしユウジとつき合えないサチ。ユ ウジのココロを傷つけてしまう。結局、タクを呼び出し激しく体を求めるサチ。しかし、タクのある告白か ら二人の関係が動き始めるー。

・AI’s STORY -ANTI SEX-
ラブホ経営者の娘、愛。そんな愛は「セックス」「男と女」が苦手。「男と女ってば、すぐセックスかよ。 それしか無いんかい!」そんな愛が父親の死をきっかけにラブホで働くことに。セックスだらけの現実を目 の当たりにして、うんざり。
そうこうして季節は巡り、ラブホという「場所」で、「色々な人生」を知る愛。だけど、「セックス」と 「男と女」だけは、受け入れらない。明日でラブホを継いで一年と。愛に転機となる事件が訪れる!?

スタッフ

監督/脚本/編集:村松亮太郎

キャスト

サエコ
原田佳奈
三浦敦子
片山けい
高橋一生
榎木孝明
木下ほうか
中泉英雄
嶋田達樹
佐藤祐基
鈴木美生
マイケル富岡

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