にっぽんの名作 とかげ
2003年/日本/ 配給:ゼアリズ・エンタープライズ
超恐怖最新作「ヘイズ」公開記念「塚本晋也映画特別上映:とかげと蛇と哀とエロス」 (4月15日(土)〜4月21日(金) シネマート六本木にてレイト
(C)2003NHK
公開初日 2006/04/15
公開終了日 2006/04/21
配給会社名 0040
公開日メモ 超恐怖最新作「ヘイズ」公開記念「塚本晋也映画特別上映:とかげと蛇と哀とエロス」
解説
「結婚しようよ」という私に、「秘密があるの」ととかげは言う。
私は29歳の男。自閉症児専門の小さな病院でカウンセラーをしている。わたしが「とかげ」にであったのは通っていたスポーツクラブで、彼女はそこでエアロビクスのインストラクターをしていた。彼女の体は隅々まで冷たく、その目は無心の目だ。「結婚しようよ」という私に、「秘密があるの」ととかげは言う。ほとんど、誰とも口をきかないとかげには幼少期に家族の辛い体験があった。そしてそれは私にも・・・。
99年から5年間にわたりNHKハイビジョンで放映された「朗読紀行・にっぽんの名作」シリーズのトリを飾り、テレビ番組のコンクール・第21回ATP賞2004優秀賞受賞。
日本文学の名作の朗読を、俳優が自らの肉体をとおして読む。言葉の魅力を、活字や舞台の朗読から解放し、声と音と映像の広がりの中で作品化する、新しいスタイルの「言葉のドラマ」。
塚本晋也は、本作で初めて、49分ワンカット、ハイビジョン撮影。
仕組まれたロケの不思議な現実感のなかで、りょうの肉体を通して読まれていく言葉が、観客にからみつく。よしもとばななの初期傑作「とかげ」がみえてくる。
心の癒しと人間の運命の物語。
ストーリー
スタッフ
にっぽんの名作「とかげ」NHK BSハイビジョン放送作品
監督・撮影:塚本晋也
原作:よしもとばなな(新潮社刊)
プロデューサー:川村尚敬
美術:佐々木尚
衣裳:清水恵子
照明:吉田恵輔
録音:高橋義照
音響効果:北田雅也
制作進行 音楽:谷川賢作
制作統括・西世賢寿(NHK)、上田信(NHK)
技術:ソニーPCL
朗読・出演:りょう (C)2003NHK
キャスト
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