原題:The Squid and the Whale

全米が泣いた! 映画&文学&ロックと“不完全家族!”に愛をこめて

2005年/アメリカ/カラー/81分/ 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント

2007年06月20日よりDVDリリース 2006年12月2日(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

公開初日 2006/12/02

配給会社名 0042

解説


1980年代のブルックリンを舞台に、両親の離婚を契機に離れ離れになってゆく家族、傷ついていく息子たちを見つめる物語で、監督・脚本のノア・ボーンバッハ自身の幼年期の実体験を基に作られました。既にアメリカ映画協会賞において作品賞トップ10に選出、ロサンゼルス批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ニューヨーク批評家協会賞の3賞において脚本賞(ノア・ボーンバッハ)を受賞しました。

ストーリー




ある日突然、パパとママは“他人”になった。
1986年、ブルックリン、パークスロープ、16歳のウォルトと12歳のフランク兄弟はその夜、ブルックリンの我が家で、人生最初の転機を向かえていた。父バーナード・パークマンと母ジョーンが、突然「別れる」と宣言したのだ。もちろん、まったく兆候がなかったわけではない。頑固で尊大なバーナードは、かつて脚光を浴びた作家だったが、今や永遠に続きそうなスランプを抱え、生活のために大学で講師をしている。反対にジョーンの方は、新人作家として「ニューヨーカー」誌上で華々しいデビューを飾ろうとしていた。
家族はバラバラになり、兄弟は母親と父親の家を行き来する日々が始まる。離れ離れになり、4人の気持ちはどんどん離れていくばかり。一般的な家族の暮らしとはかけ離れた新しい生活が始まる。
一生変わらない親と子の関係。そして父親、母親になった事実は消すことができない。いっしょに住むことはできなくても家族は、家族。ちょっと妙だけれど愛らしい悲喜劇。

スタッフ

監督・脚本:ノア・バームバック

キャスト

ジェフ・ダニエルズ
ローラ・リニー
ジェシー・アイゼンバーグ
オーウェン・クライン
アンナ・パキン

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