ベリー・バッド・ウェディング
原題:VERY BAD WEDDING
ジャンクな悪夢がいっぱいの ウェディング・クライム・ムービー
1998年/アメリカ/1時間37分/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 提供・配給:ギャガ・コミュニケーションズ
2000年9月1日よりビデオレンタル開始 2000年4月15日よりシネマスクエアとうきゅうにてGW”禁忌”のロードショー
公開初日 2000/04/15
配給会社名 0025
解説
人生最高のハズの結婚式直前に、バチ当たりな殺人事件発生!?
ジャンクな悪夢がいっぱいのウェディング・クライム・ムービー!
純白のウェディング・ドレスに豪華なバラの祭壇。愛する人との永遠の誓い。美しい花嫁になることがローラの人生最高の夢だった。ところが、式の直前、バチェラーパーティに出かけたフィアンセがとんでもなくバチ当たりな事件に巻き込まれた! 大ヒット作『メリーに首ったけ』でハリウッド若手女優ナンバーワンとなったキャメロン・ディアスのキュートな魅力がまたまた全開。キレた演技が冴えるクリスチャン・スレーターとの初共演が話題の、ジャンクな悪夢と、気の利いた毒がいっぱいのウェディング・クライム・ムービーが遂に登場した。
キャメロン扮するローラ(キャメロン・ディアス)は、優しい婚約者カイル(ジョン・ファヴロー)との結婚を控えたとびきりの美人。27年間の人生の総てをかけて最高の結婚式をあげることが彼女の一番の関心事。式場の予約も終わり、後は大事な日を待つだけ。そんな彼女の悩みのタネはカイルの悪友たちだ。特に不動産業で成功したインチキ臭いボイド(クリスチャン・スレーター)はアブない男。式にも呼びたくなかったが、人のいいカイルはボイドや仲間たちとラスベガスにバチェラーパーティーに出かける。ローラの悪い予感は的中。ボイドが計画したパーティで男たちはとんでもない最悪の事態が起こってしまう。やがて、ローラのまわりでは奇怪なことが次々と起き、遂に運命の結婚式の日がやってくる…!
好感度No.1ハリウッド女優 キャメロン・ディアス
VS
キレた演技が冴える クリスチャン・スレーター
ヒロインのローラ役に『メリーに首ったけ』や『普通じゃない』など現代的なファンタスティック・コメディを演じさせたら、今や右に出る者はいない絶好調のキャメロン・ディアス。今回のローラ役については「彼女は結婚相手ではなく、結婚式そのものに憧れている女性なのよ」と語る。自分のことを特別の女と信じ、いざとなったらあっと驚く行動に出る、ひたすら結婚という夢につき進むタフな女性を演じ、新たな魅力を存分に披露した。結婚直前の女性という設定は出世作『ベスト・フレンズ・ウェディング』のセルフ・パロディでもあり、白のウェディング・ドレスやスリムなパーティ・ドレスなど現代的なファッションも本作の大きな見所だ。
『フラッド』の人気男優クリスチャン・スレーターは、ラスベガスの事件をしきるアブない男、ボイドを演じて久しぶりにキレた魅力を発揮。90年代の代表作『トゥルー・ロマンス』を思わせるバッドな役で大きなインパクトを残す。彼の口車に乗せられ、次々に危ない事件に巻き込まれる男たち。もがけばもがくほど、当初の計画とかけ離れ、気づいたら泥沼。追いつめられたその心理が映画をよりスリリングにしていく
ストーリー
「たとえ地球が滅亡しても、結婚式はあげてみせるわ!」
抜群に美しく、チャーミングなローラ(キャメロン・ディアス)は優しい婚約者カイル(ジョン・ファプロー)との結婚を数日後に控え、なんだか落ちつかない日々を送っていた。オーダーした椅子は注文通りのものが届かず、カイルに交換を頼むが、カイルの方はうわの空。彼は友人たちとラスベガスで独身最後のバカ騒ぎ”バチェラー・パーティ”をエンジョイすることになっていたのだ。そのパーティをしきっているのは、カイルの悪友で不動産の仕事をするボイド(クリスチャン・スレーター)だ。どこか怪しげなボイドをローラはインチキ臭い男と、嫌っていた。
ローラの心配をよそにカイルはボイド達とラスペガスへと出かける。旅に同行したのはカイルと同じ会社に勤めるまじめなアダム(ダニエル・スターン)、その弟のマイケル(ジェレミー・ピーヴン)、自転車整備工で無口なムーア(リーランド・オーサー)だった。ローラは胸騒ぎを感じながら、アダムの妻ロイス(ジーン・トリプルホーン)やふたりの子供たちと共にカイルを見送る。電話で旅先のカイルに椅子の交渉について確認するが、カイルは相変わらずうわの空だ。
ラスベガスのホテルに到着した一行は部屋に娼婦のティナを呼び、パーティを始めた。酒とドラッグでハイになり、すっかり舞い上がった5人の男たち。ローラを裏切れないカイルに代わってマイケルがティナとセックスを始めた。しかし、ティナは浴室のフックに頭をぶつけて死んでしまう!
血まみれのティナを見て、呆然自笑の男達。そこでボイドの目が光る。死体を砂漠に埋めよう!最初は嫌がっていたカイルやアダムたちも、渋々、彼の提案に賛成する。部屋での物騒な音を聞きつけ、ホテルの警備員がやってくるが、ボイドは警備員も始末してしまう。結局、ふたつの死体をバラバラに刻んで、砂漠に埋めることになった。
楽しいはずのバチェラー・パーティがとんでもない悪夢に。5人は重たい秘密を胸にしまって帰宅するが、特にまじめなアダムは精神的に追いつめられていく。パトロール中の警官を見て激しく動揺した彼は家族を乗せた車で追突事故を起こしてしまう。さらにローラの結婚前の夕食会ではラスベガスでの事件をやぐって弟のマイケルと口論に。ふたりのケンカを止めようとするカイル、ムーア、そして、ボイド。つレくに、頭に血が上ったマイケルは兄アダムの車に自分の車をぶつけようとするが、その時、誤ってアダムに重症を負わせてしまう。瀕死のアダムは妻ロイスに秘密の言葉を囁きながら息絶える。彼は妻に告白のメモも書き残していた。
ラスベガスで何かが起こったことを察知したロイスはカイルやボイドたちを家に呼び寄せ、真相を問いただす。そこでアダムが娼婦を買った、とウソぶく一行。その夜、バーで酒を飲みながら、自首を決意するマイケル。しかし、ボイドは巧妙な計画をはりめぐらし、マイケルとロイスを家族の痴話喧嘩に見せかけ、殺害してしまう。
結婚の前日、アダムの遺言でローラとカイルにはわずかぱかりの遺産金と子供の養育権が残された。バチェラー・パーティ以後の珍事の連続に遂にローラの怒りは爆発。カイルはラスベガスでの一件を告白するが、ローラの頭には翌日の結婚式のことしかなかった。
「たとえ地球が滅亡しても、結婚式はあげてみせるわ!」。27年間のすべてを結婚のために生きてきた彼女は、晴れのセレモニーをとりやめる気など断じてなかった。
そして、いよいよ運命の結婚式の日はやってきた…。
スタッフ
監督・脚本:ピーター・バーグ
衣装:テリー・ドレスバッハ
音楽:スチュアート・コープランド
編集:ダン・レベンタル
美術:アイナ・リプトン
撮影:デビッド・ペニングス
ラインプロデューサー:ローラ・グリーンリー
製作総指揮:テッド・フィールド、スコット・ルーフ、
マイケル・ヘルファン、クリスチャン・スレーター
製作:マイケル・シーファー、ダイアン・ナパトフ、シンデイ・コーワン
キャスト
ローラ:キャメロン・ディアス
ボイド:クリスチャン・スレーター
アダム:ダニエル・スターン
ロイス:ジーン・トリプルホーン
カイル:ジョン・ファブロー
マイケル:ジエレミー・ビーヴン
ムーア:リーランド・オーサー
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