レイヤー・ケーキ
原題:Layer Cake
UK発、挑発的スタイリッシュ・クライム!
2004年9月10日イギリス公開
2004年/イギリス/カラー/105分/ 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント
2006年11月22日よりDVDリリース 2006年7月1日、ユーロスペースほか全国順次公開
公開初日 2006/07/01
配給会社名 0042
解説
レイヤー・ケーキとはー
下っ端チンピラから、上層部ボスまで、裏社会の階層(レイヤー)をケーキに例えた言葉。一番上は、おいしそうだが、この仕事そんなに甘くない。
UK発、挑発的スタイリッシュ・クライム!
名もなき麻薬ディーラーXXXX。彼は自らの主義に従い、好調なうちに引退しようとしていた。しかし、そんな彼の元に、ボスから新たな依頼が舞い込む。裏社会のドンの娘を捜し出すことと、大量のエクスタシーを売りさばくこと。XXXXにとって甘く思えた最後の2つの仕事だったが、予期せず裏社会の闇へと巻き込まれていく─。クールで知的な主人公xxxxを演じるのは、話題の『007/カジノ・ロワイヤル』で6代目ジェームズ・ボンド役に抜擢された、『ミュンヘン』『ロード・トゥ・パーディション』のダニエル・クレイグ。xxxxと妖しく絡む魅惑的な女性タミーには、『アルフィー』『カサノバ』のシエナ・ミラー。また、コルム・ミーニイやマイケル・ガンボン、ケネス・クラナムなど演技派のベテラン俳優が脇を固め、群像ドラマをさらに鋭く尖らせている。そして、伝統的なクライム・ムービー『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』のスタッフが本作のために再結集し、プロデューサーのマシュー・ヴォーンが初めて監督を務めた。スタイリッシュな映像と凝りに凝ったストーリーが、スリリングに重なり合う『レイヤー・ケーキ』。欲望、裏切り、屈辱。層のように際どく積み上げられていく、ちょい悪で激ヤバな挑発的クライム!ブリティッシュ・ロックでデコレートされた、UK裏社会の群像スパイラルが、ついに日本で絡まり始める。
ストーリー
最後の仕上げは、命懸けのデコレーション。
最後に従うルールは、この世界からの引退だった。
不動産賃貸という表の顔を持つ、名もなき麻薬ディーラーのxxxx(ダニエル・クレイグ)。用心棒のモーティ(ジョージ・ハリス)たちと共に、自らが定めたルールに従い、裏社会で着実に財を成してきた。そしてxxxxは、好調な今のうちに、この世界から引退する決意を固める。そんな彼の元に、ボスのジミー・プライス(ケネス・クラナム)から彼の右腕であるジーン(コルム・ミーニイ)を紹介して、新たな仕事のィ依頼が舞い込んできた。その仕事とは、裏社会の大御所エディ・テンプル(マイケル・ガンボン)の麻薬中毒の娘を探し出すことと、余り信頼の置けないデューク(ジェイミー・フォアマン)が手に入れた100万錠もの高純度エクスタシーを売りさばくことだった。
最後に狙われたのは、何も知らない自分の身だった。
xxxxにとって、最後となるこの2つの仕事など、簡単に終わらせられるはずだった。しかし、今まで完璧だった彼のルールが、予期せずに狂い始める。すぐに探し出せる目論見だったが、なかなか居場所が見つからない失踪中のエディの娘。さらに、売り物のエクスタシーに至っては、国連から指名手配中のセルビア人スラヴォ(マーセル・ユーレス)からデュークが盗んだ、訳ありのドラッグだったのだ。クラブで出会ったセクシーな女性タミー(シエナ・ミラー)と妖しい関係を育む傍らで、自分自身でも気付かないまま窮地へと追い込まれていくxxxx。彼がデュークにエクスタシーを盗ませたと勘違いしたスラヴォから、一流の殺し屋を仕向けられ、すでに命を狙われる身になっていた。
xxxxは、入り組んでしまった欲望をすべて処理し、この世界から無事に引退できるのか。
スタッフ
監督:マシュー・ヴォーン
製作:マシュー・ヴォーン、アダム・ボーリング 、デヴィッド・レイド
原作・脚本:J.J.コノリー
製作総指揮:スティーブン・マークス
撮影監督:ベン・デイヴィス
編集:ジョン・ハリス
音楽:イアン・アストブリー、ビリー・ダフィー、イラン・エシュケリ、リサ・ガード
キャスト
ダニエル・クレイグ
コルム・ミーニー
ケネス・クラハム
ジョージ・ハリス
エイミーフォアマン
シエナ・ミラー
マイケル・ガンボンマルセル・ルアーズ
ト・ハーディー
テイマー・ハッサンベン・ウィショー
バーン・ゴーマン
サリー・ホーキンス
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