原題:CATWOMAN

すべての女には野生の猫が棲む

2004年7月30日全米公開

2004年/アメリカ/1時間44分/字幕翻訳:松浦美奈 配給: ワーナーブラザース

2007年06月08日よりDVDリリース 2005年04月08日よりDVDリリース 2004年11月3日(祝)、丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にてロードショー

(C)2004Warner Bros.Ent.All Rights Reserved (C)2004Village Roadshow Films(BVI)Limited

公開初日 2004/11/03

配給会社名 0085

解説


時代の最先端で野生が目覚める時、すべてのタブーは打ち破られる!
ある陰謀に巻き込まれたことをきっかけに、生まれ変わったひとりの女がいた。猫のようなしなやかさと敏捷さ、そして超人的な感覚を授けられたその女の名は「キャットウーマン」。なめらかなレザースーツと完璧な肉体、そして尻尾のようにしなるムチを武器に正義を超越した孤高の戦いに挑む、掟破りのダークヒロインが、観る者の本能を直撃する!クールで過激なエロティシズム——時代を映して遂に実現した、かつてなかった形のヒロインアクション『キャットウーマン』の全貌が、いよいよ明らかになる!

『チャーリーズ・エンジェル』『トゥームレイダー』『キル・ビル』など正統派ヒロインを主人公にした映画が熱狂的に支持される中、『キャットウーマン』は、そのどれとも一線を画する斬新な魅力が満載!善と悪の境界線上を鮮やかに渡りきる画期的なダークヒロインの主人公に、今までのヒロイン映画にはなかった奥深いキャラクター描写と、女性心理を巧妙に捉えた人間ドラマが、スクリーンに鮮やかに映し出される。さらに、女性美を強調した妖麗さと獰猛さが融合したハイブリッドアクションにも、官能を越えたエロティシズムが匂い立つ。美しい肉体を激しくぶつけあう、毒気を帯びた女同士の熱い対決も『キャットウーマン』の大きな魅力のひとつになっている。
自らの運命を戦い、今までの自分を超える・・・ハル・ベリーの褐色の肢体と美貌を通じて繰り広げられる圧倒的テンポのアクションと共に、「究極」に向かって完成されていく女性の成長劇。その姿に誰もが共感し、真の興奮を体験する——!

野生のダークヒロイン・キャットウーマンをを演じるのは、全米一セクシーな女性とも評されるアカデミー賞女優、『チョコレート』『007/ダイ・アナザー・デイ』のハル・ベリー。敵役で競演するのは、『氷の微笑』でセンセーションを巻き起こし、『カジノ』での名演を経て、いちだんと女に磨きをかけたシャロン・ストーン。そして、キャットウーマンに翻弄され、惹かれていく刑事役には、『トラフィック』『デンジャラス・ビューティー』のベンジャミン・ブラットが、そのエキゾチックな魅力を前開にして挑む。
肉体、美貌、しなやかさ、エロティシズムそして生き方に至るまで、最高の芸術とも呼べる「究極の女性」が『キャットウーマン』で遂に現実のものとなった。

ストーリー


ペイシェンス・フィリップスは、自己主張のできない内気な広告デザイナー。高慢な社長とイメージモデルも務める社長夫人ローレル・ヘデアが実権を握る巨大化粧品会社ヘデア社に勤め、仕事ではせっかくの豊かな芸術的才能を無駄にし浪費し、家に戻れば夜中まで騒々しい音をたててパーティーを開いている隣人に苦情すら言えない、うだつのあがらない女性だった。そんなある日、ペイシェンスは間なく発売になる若返りクリーム、“ビューリン”の広告デザインを届けに、ヘデア社の工場まで足を運ぶ。しかし、そこで彼女が目にしたものは、その“ビューリン”がもたらす恐ろしい副作用だった。しかもヘデア社はその事実を知りながらも発売を強行しようとしていたのだ。陰謀を知ってしまったペイシェンスは、その場で何者かに追われ、命を落としてしまう。しかし死は、終わりを意味してはいなかった。命を落としたその瞬間、ペイシェンスの中に<何か>が生まれたのだった。——それは、キャットウーマンとしての新しい命だった。その日を境に、ペイシェンスの中に潜んでいた野生が、徐々に開花していく。やがて、欲望のままに行動し、自由奔放に夜の街を飛び回るキャットウーマンの存在は、トム・ローン刑事の関心をひくことになる。さらにそのミステリアスで不可解な行動を悪用しようと企む何者かによって、キャットウーマンはあらぬ殺人の罪を着せられてしまうことになるのだった・・・。

スタッフ

監督:ピトフ(「ヴイドック」)
製作:デニーズ・ディ・ノービィ、エドワード・L・マクドネル
脚本:ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス、ジョン・ロジャーズ
原案:テレサ・レベック、ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス
 (ボブ・ケイン創作/DCコミックス刊のキャラクターに基づく)
製作総指揮:マイケル・フォトレル、ベンジャミン・メルニカー
  マイケル・E・ウスラン、ロバート・カービー、ブルース・バーマン
音楽:クラウス・バデルト
撮影:ティエリー・アーボガスト
美術:ビル・ブルゼスキー
編集:シルビー・ランドラ
衣装:アンガス・ストラシー    

キャスト

ペイシェンス・フィリップス:ハル・ベリー
トム・ローン:ベンジャミン・ブラッド
ジョージ・ヘデア:ランバート・ウィルソン
オフィリア・パワーズ:フランシス・コンロイ
ローレル・ヘデア:シャロン・ストーン

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