白百合クラブ東京へ行く
石垣島の長寿バンドの奇跡の東京ライブのドキュメンタリー! めくるめく昭和歌謡に南島浪漫の花が咲く
2003年/カラー/ビデオ/ワイド/90分 製作:白百合プロジェクト 配給:パナリ本舗、オフィス・シロウズ
2004年01月23日よりDVDリリース 2004年01月23日よりビデオリリース 2003年7月19日より渋谷シネ・ラ・セットにて公開
公開初日 2003/07/19
配給会社名 0220
解説
結成56年、南の島の長寿バンド
激しい戦争が繰り広げられた石垣島で、終戦の翌年、昭和二十一年に結成された楽団が白百合クラブだ。戦争で傷ついた人々の心を音楽で癒すために結成され、現在まで56年間活動を続けている。創立メンバーは80歳近くになろうとする彼らは、同じメンバーで活動を続けるおそらく日本一の長寿バンド。創立当時、ヴァイオリンは桑の木をくりぬいて作り、マンドリンはひょうたん。弦は墜落した戦闘機のワイヤーを張り、弓は馬のしっぽ。まさに日本のブエナビスタ・ソシアル・クラブ。それでも戦後の荒んだ空気を和ませるため、彼らは唄い踊った。当時はメンバーになると、友人らから羨望のまなざしが向けられたと言うほどの大人気ぶりだったという。時代は巡り56年たった現在も、白百合クラブは同じメンバーで唄い続けている。
『ホテル・ハイビスカス』中江裕司監督のドキュメンタリー
1999年に『ナビィの恋』で大ブレークした中江裕司監督が、この夏公開される『ホテル・ハイビスカス』の完成後に、「撮らずにはいられなかった!」という衝動に駆られるようにして自主製作した、渾身のドキュメンタリー作品。企画自体は数年前から暖めていた作品で、「ドキュメンタリーを撮ることで吸収し、ドラマを撮る時にそれを放出する」という中江監督の言葉からすれば、この二つの新作は、有機的に結びついた双子のような関係なのだ。
白百合クラブ、奇跡の東京ライブを収録!
監督の中江裕司がTHE BOOM のメンバーと引き合わせたことから、”THE BOOM PRESENTS”の東京ライブが決定!昨年の10 月に東京鶯谷にある元グランドキャバレー《東京キネマ倶楽 》での3Days コンサートが実現した。映画は東京のライブと、彼らの住む石垣島白保の生活を描き出しながら、彼らが唄い続ける意味を追いかけていく。
めくるめく昭和歌謡の数々に南島浪漫の花が咲く
白百合クラブは民謡バンドではない。もちろん民謡もレパートリーにはあるけれど、メインはいわゆる(当時の)流行歌。『ロンドンの街角で』『満州娘』『さよなら港』『桑港のチャイナタウン』『港横浜花売娘』『ラバウル小唄』などなど、ハイカラなバンドなのだ。そんな懐かしの昭和メロディだが、白保調と呼ばれる独特の歌唱法が、微妙に南国チックな空気を醸し出す。
また、オリジナルのテーマソング『ぼくらのクラブ』『あなたを信じて』など、自作曲もこなす。
さらにライブでは万全(?)の練習を経て望むTHE BOOM との夢の共演『島唄』も披露。
ストーリー
スタッフ
製作:新井真理子、中江裕司、具志堅剛、宮島竜治、真喜屋 力、中村芙美子、佐藤 剛
プロデューサー:新井真理子、中村芙美子
撮影:具志堅 剛、編集:宮島竜治、技術:真喜屋 力
特機:三上 孝、金子 哲、映像工場
撮影応援: 間賢治 (J.S.C)、 新家子 美穂、恩田 浩
編集応援:菊井貴繁
東京公演プロデューサー:佐藤 剛
制作:金井治樹、川嶋夕美子
録音:藤井 暁
コーディネーター:三好 伸一、長岡文子
特別協力:
ファイブ・ディー、ムーブメントクラブ、東京ビデオセンター、
オフィス・シロウズ、佐々木史朗
協力:
BEGIN、てぃだエイサー隊、ファイブスターズ、東芝EMI、東京キネマ倶楽 、
島唄楽園、ゼロ・ディービー、スタジオ5、白取 貢、福井康人、浜野保樹、
アップルコンピュータ、ビデオレック、メディアバスターズ、IMAGICA、
波照間海運、由谷貴史、岩根 愛、有本 崇、小池耕治、赤嶺せい子、吉江真理子、
天久シゲ、玉城 江、白保のみなさん
監督:中江裕司
配給:パナリ本舗、オフィスシロウズ
キャスト
白百合クラブ
THE BOOM
今福健司
平安 隆
星野悠子
大竹 研
LINK
□公式サイト□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す