デブラ・ウィンガーを探して

●カンヌが騒然今まで誰も描<ことがなかったハリウッド女優たちの素顔! それは、結婚と仕事のバランス、子育て、エイジングに悩みながら、それでも一流の女優として「映画」の仕事に携わる賢明で聡明な姿でした。第55回カンヌ映画祭特別招待作品として上映されたこのイ乍品は、ミラ・ジョボビンチが「1００００回見たい」と言ったぐらい、世界中の女性たちに勇気を与える作品として熱狂的に受け入れられた話題作です。 ●銀幕から忽然と姿を消した伝説の女優デブラ・ウィンガー 監督は、『グラン・ブルー』の女優ロザンナ・アークェット。ロザンナは悩んでいた。母であり女優であり、その両立に。ロザンナは、『愛と青春の旅立ち』で一世を風摩し、ある日銀幕から忽然と姿を消した伝説の女優デブラ・ウィンガーに会って、聞きたかった「なぜ、女優を辞めたの?」と。その旅の過程で、ロザンナは、さまざまな女優たちに会い、うちあけ話をされる。みんな、同じように悩みながら、それぞれの生きかたを見つけ出そうとしていた。その一生懸命な姿はスクリーン上よりも、もっと存在感があり、チャーミング。大いに元気づけられたロザンナは、ついに憧れのデブラ・ウィンガーにたどりついた… ●世界中に愛された34大女侵豪華、夢の競演 ロザンナは、アメリカとヨーロッパを横断し、10ヶ月以上もかけて撮影した。メグ・ライアンは自宅のキッチンで、シャーロット・ランプリングはNYのロシアン・ティ・ルームで、デブラ・ウィンガーは自宅の広大な庭で、フランシス・マクドーマンドはカンヌのホテルのパウダールームで(！)…誰もが夢見るようなゴージャスなキャスティングにロザンナは成功した。ひとえに女優たちのロザンナヘの絶大な信頼関係が、親密な雰囲気を生み出した。これほど女優たちが率直に、赤裸々に話すのは映画史上初、まさに秘蔵映像。世界中の女性たちがこの作品を見て、自分の姿をどこかにみつけることができるでしょう。