夢みるように眠りたい
レトロモダンな時間が流れる、モノクロ無声映画。 林海象監督の劇場デビュー作が、十六年の時を経て、ニュープリント版で劇場公開!!
1986年5月18日初公開
1986年/日本/モノクロ無声映画/81分/ 配給:オンリー・ハーツ/協力:映像探偵社
2002年11月9日〜12月13日俳優座シネマにてニュープリント版上映!(日曜休映)
公開初日 2002/11/09
公開終了日 2002/12/13
配給会社名 0016
公開日メモ レトロモダンな時間が流れる、モノクロ無声映画。林海象監督の劇場デビュー作が、十六年の時を経て、ニュープリント版で劇場公開!!
解説
映画と映画に一生を賭けた映画人たちへ限りない愛情を込めたこの作品は、それがドラマとして結実していると同時に、創り手のあふれ出る映画への憧れがこのフィルムの端々から魅力となっている。
脚本・監督の林海象は、この初めての映画作品に、これまでの映画への愛をストレートに注ぎ込んだ。モノクロ映画にかつての夢の風景を忍ばせ、音楽と状況音だけの純粋な音環境に映画と観客との本来の緊張を蘇らせた。ここでは、言葉は、字幕によって処理されている。かつての映画がもっていた夢を蘇生させるため、日本映画界における美術監督の巨匠・木村威夫に美術を依頼している。
ストーリー
昭和初期の東京。私立探偵の魚塚の元に、誘拐された娘を探して欲しいとの依頼が来る。事件を調べるうちに、魚塚は依頼人の女性が主演した無声映画「永遠の謎」のストーリーが事件に関係していることに気付くのだが…
スタッフ
製作:林海象 一瀬隆重
プロデューサー:あがた森魚、古沢敏文、長田忠彦
監督:林海象
助監督:植村康忠、高木厚太郎
脚本:林海象
撮影:長田勇市
音楽:浦山秀彦、熊谷陽子、佳村萌、あがた森魚
美術:木村威夫、桜井陽一、藤木光次
録音:鈴木昭彦
照明:長田達也
編集:長田勇市、林海象
ネガ編集:J・K・S
メイク:吉田実香、関端ひかる
英語版翻訳:ドナルド・リチー、川喜多和子
キャスト
佳村萌
佐野史郎
大竹浩二
松田春翠
吉田義夫
深水藤子
大泉滉
あがた森魚
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