原題:Bloody Mallory

ルールは私が決める。

東京国際ファンタスティック映画祭2002正式出品作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/

2002年6月17日フランス初公開

2002年/フランス/カラー/94分/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/ 協力:タキコーポレーション 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2003年06月27日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年06月25日よりDVD発売&レンタル開始 2003年3月1日より、シブヤシネマソサエティほかにてロードショー公開

公開初日 2003/03/01

配給会社名 0025

解説


血塗られた花嫁衣裳を脱ぎ捨て、無敵のハイパー・マドモワゼル誕生!

真っ赤な髪をトレードマークに、悪の教団と魔物を相手にカンフーと拳銃(ガン)で決死のファイトを繰り広げる無敵のヒロイン、それが’ブラッディ・マロリー’だ!
日本の「マンガ」に影響されたヴィジュアル・センス、サイバーなフレンチSFテイスト、ホラー・ムービーへの偏愛が斬新な合体を遂げた本作は、ジャンル・ファン垂涎のマロリー・ワールドを作り上げている。ショーアップされた劇画調アクション・シーン、バラエティー豊かなモンスターの猛攻、そしてセクシーなコスチュームに身を包んだヒロインのトリプル攻撃にアドレナリン全開!
血まみれのウェディング・ドレスでヒロインのマロリーが登場するオープニングから、怒涛のサイキック・ウォーまで、観客は目を閉じる暇もない!!

◆超常現象特殊部隊のメンバーたち

あらゆる種類の悪霊・魔物から世界を守る《超常現象特殊部隊》のリーダー、マロリーを演じるのは、和風な顔立ち&スレンダーなボディを大胆なサイバー・ファッションに包んだフランスの新鋭オリヴィア・ボナミー。ある時はゾンビ、またある時は吸血鬼を相手に派手なアクションを繰り広げる。その無敵のサイバー美女ぶりは、ジャパニメーションの世界から飛び出したようなキュートさである。そんなマロリーと一緒に戦う二人のメンバーも個性的で目が離せない。
『ドーベルマン』のモニカ・ベルッチの別バージョンとでも言うべき”ヴェナ・カヴァ”は、爆発物専門家のドラッグ・クィーン。生まれつき口のきけない超能力少女”トーキング・ティナ”は、人間だろうとコウモリだろうと、どんな生物にでも魂を乗り移らせる能力をもつ。
まさに無敵のハイパー・ガールズが、人類の未来をかけて悪魔崇拝の教団に挑戦状を叩きつける!

◆ジュリアン・マニア監督×川井憲次の音楽

『ブラッディ・マロリー』は、『バフィ・ザ・バンパイアキラー』+『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』だとジュリアン・マニア監督は語る。オタクを自称する”こだわり”の作品世界は、『攻殻機動隊』や『リング』の音楽で知られる川井憲次のヘヴィーなテクノ・サウンドを得たことでさらに加速。視覚、聴覚ともに最高に刺激的な作品に仕上がっている。

ストーリー



ルールは私が決める—-。      
哀しみを怒りに変え、<超常現象特殊部隊>のリーダーとなったマロリーは、悪の教団アバドンへの戦いに挑む!

結婚式の晩、愛する夫が突然変異で吸血鬼に変身!マロリーは斧で一撃、夫を殺してしまう……。血まみれのウェディングドレス姿で、マロリーは一生悪と戦う決心をする—。
 数年後、世界を悪霊・魔物から守る《超常現象特殊部隊》のリーダーとなったマロリーはチームを率いていた。トレードマークは真っ赤な髪。ドライバーグローブの指には、右に”FUCK”、左に”EVIL”の文字が踊る。メンバーは、ブルーのウィッグにボンデージルックで決めた爆発物専門家のドラッグ・クィーン”ヴェナ・カヴァ”、生物への憑依が自由自在の口のきけない超能力少女”トーキング・ティナ”。 
とある教会が悪鬼に襲われた。尼僧を救出するために闘うが、金属の仮面に頭巾をかぶった謎の人物の出現によって窮地に立たされる。結局、同行した刑事が殺され、トーキング・ティナが昏睡状態に陥るという最悪の事態に……。本部に戻った彼女は、ローマ教皇誘拐のニュースを知らされる。誘拐者は例の人物たち。黒幕は悪魔崇拝の教団アバドン一味とにらみ、アジトである寂れた村に向かう。しかしそこは、強力な悪のパワーによって時空が歪んだ魔界(ネガティヴ・ゾーン)であった。教団の中心人物の、自在に姿を変える夢魔(スクプス)のモルフィン、生き血を吸って延命するヴァンパイアのレディ・バレンタインが待ち受けていた!さらに、ゾンビ、狼男、食(グ)屍(ー)鬼(ル)など、あらゆる魔物が登場し、息つく間もなくマロリーたちに攻撃を仕掛けてくる。
悪の教団アバドン一味が最終兵器として放つ狂戦士ベルセルクとは?そして、教皇を誘拐した目的とは何なのか・・・?

スタッフ

監督:ジュリアン・マグナット
プロデューサー:マルク・ミッソニエ、オリヴィエ・デルボスク、エリック・ジェヘルマン
音楽:川井憲次
撮影:ソフィー・カデ、ニコラ・デュシェーヌ
脚本:ジュリアン・マニア、ステファン・カザンジアン
美術:グレゴワール・ルモワン 
衣装:アントワン・サフレ

キャスト

オリヴィア・ボナミー
パピヨン(ジェフ・リビエ)
アドリア・コラド
ローラン・スピルヴォーゲル
ヴァレンティナ・ヴァルガス
ジュリアン・ボワスリエ

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