エクソシスト　ビギニング

原題：Exorcist The Beginning

マクニール家を訪れるはるか昔、若き日のメリン神父に何が起こったのか？ 「エクソシスト」シリーズ最新作にしてエピソード１。 恐怖の幕はここで切って落とされた…

2004年8月20日全米公開

2004年／アメリカ／114分／カラー／DTS／ドルビーデジタル／SDDS 配給：ギャガ・ヒューマックス

2004年10月16日（土）より丸の内ルーブル他全国松竹東急系にてロードショー 2005年04月08日よりＤＶＤリリース

公開初日　2004/10/16

配給会社名 0025/0145

解説

ストーリー

　第二次大戦末期、ランケスター・メリン神父（ステラン・スカルスゲールド）は、悪魔の顔をかいま見た気がした。
彼は、生まれ故郷のオランダで体験したナチスによる教区の罪のない人々に対して加えられたおぞましい残虐行為を阻止出来なかった事を境に、神への信仰心を見失っていた・・・。
　恐怖の記憶から逃れるべく故郷のオランダを捨て世界中を彷徨っている。流れ着いたカイロでメリンは、古美術収集家と名乗るその男から、ある頼み事をされる。ケニアのトゥルカナ地方で発掘作業を行っているイギリスの考古学発掘隊に加わってくれと。
　イギリス政府が資金を出したケニアの僻地の発掘作業で、完成直後に埋められたかのように見えるビザンティン帝国時代の教会が発見されたのだ。教会は、予想を遙に超え当時のままで保たれていた。その男は、教会内部に隠された古代の聖宝である小さな彫像をイギリス発掘隊よりも先に見つけ出し、密かに自分に渡して欲しいと要求した。メリンはその話に興味を持ち依頼を引き受ける。発掘現場に到着したメリンは、理想に燃えた若い神父フランシス（ジェームズ・ダーシー）と、ドクターであるサラ・ノヴァック（イザベラ・スコルプコ）に出会う。そしてメリンは、以前村に滞在していた神父が可愛がっていた、少年ジョセフとも出会い心通わせていくのだが・・・。
　遺跡の発掘が進むと共に、ジョセフの周囲で猟奇殺人が発生し、その後も次々と殺人そして不可解な自殺が多発する。しかし、それは本当の恐怖への序曲にしか過ぎなかった。
そして、徐々にジョセフ自身にも異常が現れ、突然激しい痙攣から意識を失い、戯言を口走る様になる。そんな状況に恐怖を抱いた村人達は、ジョセフに悪魔が乗り移ったとし、神への生贄として彼の命を奪おうとするのだが・・・。その瞬間、ジョセフの目に妖しい光が宿るのであった・・・。
　実在するはずの無い教会、狂気に駆られていく人々。多発する猟奇殺人と変死体。やがて、悪魔の存在を確信したメリンは、再び聖職衣に身を包み、悪魔と対決することを決意する。果して彼は、この恐怖の惨劇から人々を救い出すことが出来るのか？

スタッフ

監督：レニー・ハーリン
製作：ジェームズ・Ｇ・ロビンソン
撮影：ヴィットリオ・ストラーロ
編集：マーク・ゴールドブラット
音楽：トレヴァー・ラビン
特殊メイク・スーパーバイザー：ゲイリー・タニクリフ

キャスト

ステラン・スカルスゲールド
ジェームズ・ダーシー
イザベラ・スコルプコ
レミー・スウィーニー

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