スター・ウォーズ/エピソード2クローンの攻撃
原題:Star Wars: Episode II - Attack of the Clones
ジェダイは怒ってはならない。 憎むことも。 愛さえも。
2002年5月16日全米初公開
2002年/アメリカ映画/シネスコ・サイズ/ドルビーSR・SRD・EX/DTS・ES/142min 配給:20世紀フォックス
2002年12月06日よりDVD発売開始 2002年7月13日より日劇1+スカラ座他、全国東宝洋画系にて超拡大公開!
(C) Lucasfilm Ltd. & TM All Rights Reserved
公開初日 2002/07/13
配給会社名 0057
解説
1977年に公開された『スター・ウォーズ』で幕を開けたイマジネーションの祝典は、映画がサーガヘと発展したこともあって、この四半世紀にわたって賑わいつづけてきた。その間、親子2世代にわたる何億もの人々が、ジョージ・ルーカスの描く壮大なスケールと尽きせぬ興味に満ちたエピック・サーガ、叙事詩的冒険絵巻に夢中になってきた。ルーカスの進化をつづけるスペースファンタジーは、善と悪との、テクノロジーと人間性との相剋がより深まるにつれ、ますます興奮と感動が高まってくる。スカイウォー力一・ファミリーの物語は、ヒロイズムと個人の無限の可能性を称える。
最新章、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』は、『エピソード1/ファントム・メナス』から10年後の設定。銀河共和国は、またもや争いと混沌の中に陥ろうとしている。何百もの惑星と有力な企業同盟の間に広がりだした分離主義者の運動は、ジェダイの騎士たちでさえ防ぎきれない新たな脅威を銀河にもたらしつつある。いまだ明らかにされない強力なフォースの持ち主の深謀遠慮によるこの運動が、“クローン戦争”の勃発と、共和国の終焉の端緒に導く。
この迫りくる骨威に対抗するため、自分の権力の強化を計りつつ、パルパティーン最高議長は、劣勢のジェダイを支援するために強力な“共和国軍”創設を認可する。
オビ=ワン・ケノービ、パドメ・アミダラ、そしてアナキン・スカイウォー力一は、通商連合とパドメの母星ナブーとの決戦以来初めて、一同再会したものの、この混沌とした状況の中に投げこまれてしまう。アナキンはオビエワンの熟達したジェダイの弟子へと成長しており、オビ=ワン自身も弟子から師匠の立場に変わっている一方、以前はナブーの女王だったパドメは今や高名な元老院議員。アナキンとオビ=ワンは、暗殺の標的にされているパドメを警護する任務を与えられたのだった。
オビ=ワンは、パドメ暗殺計画の裏に秘められた謎を突きとめようと、鍍河の辺境にある2つの世界に旅立つ。そこで、オビ=ワンは恐ろしい賞金稼ぎと遭遇する。オビ=ワンはさらに、かつては崇拝されたジェダイ・マスターで、いまや分離主義運動の主導者と出会う。
オビ=ワンが重大な使命をおびて去ってゆき、残されたアナキンはパドメを警護し、最初はナブーに、次にはこの若きパダワン(ジェダイの弟子)の母星タトゥイーンに赴き、その地で自分の宿命を知る。ますます親密になってゆくアナキンとパドメだが、義務と名誉と禁断の愛の間で、自分たちが引き裂かれるのに気づくのだった。強大な勢力が、壮烈な戦争への突入準備をしているとき、アナキンとアミダラ、そしてオビ=ワンの3人は、自分たちの宿命ばかりでなく、共和国の運命にも影響を与えてしまう選択に直面する…。
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』は、シリーズ初めてのロマンスを描きながら、これまで謎のベールに包まれていた“クローン戦争”勃発の真相を明かす、かってないアクション巨編として完成した。
自分の負った宿命と禁断の愛に悩むアナキン・スカイウォー力ー青年を演じるのは、本作で人気スターになるのは間違いないカナダの新星ヘイデン・クリステンセン。アナキンと恋に落ちるパドメ役は、前作に引き続き、実力派若手女優のトップを独走するナタリー・ボートマン。オビ=ワン・ケノービは、本作で前任者アレック・ギネスを彷彿とさせる貫禄を見せる『ムーラン・ルージュ』のユアン・マクレガー。そして、ヨーダに『スコア』など監督業でも活躍するフランク・オズ、ジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥに『アンブレイカブル』のサミュエル・L・ジャクソン、パルパティーンにイアン・マクダーミド、アナキンの母シミ・スカイウォー力ーにペルニラ・アウグスト、ジャー・ジャー・ビンクスにアーメド・ベスト、R2-D2にケニー・ベイカー、C-3POにアンソニー・ダニエルスと、すっかりお馴染みになった顔が並ぶ。
注目の新キャラクターは、ドゥークー伯爵にドラキュラ役者として一世を風靡した伝説的俳優、『ロード・オブ・ザ・リング』をも凌ぐ敵役に挑んだクリストファー・リー。オリジナル三部作で強烈な印象を残したボバ・フェットが少年として登場し、オーストラリアの期待の子役ダニエル・ローガンが演じる。その父で賞金稼ざのジャンゴフェットに『ワンス・ウォリアーズ』の実力俳優テムエラ・モリソンが扮している。
監督・脚本は“スターウオーズ”の生みの親ジョージ・ルーカス、ルーカスを補佐する共同脚本に『スコーピオン・キング』のジョナサン・ヘイルズ、製作は新三部作を統括するリック・マッカラム、撮影監督には前作に引き続き『グリーンマイル』のデイビッド・タッターソル。21世紀のデジタル・シネマ時代にふさわしく、この作品のために開発されたソニーの24pHDデジタルカメラとパナビジョンのレンズを使っての撮影は、映画史に偉大な一歩を残したといえる。つまり、また“スター・ウォーズ”が映画を変えたのである。さらに、お馴染みのILMが手がけたVFXは、通常のスペース・ファンタジー映画の4倍の2100カット、ほとんど全編にデジタル・ワークがほどこされ、前代未聞の大迫力映像を展開している。
ストーリー
スタッフ
監督:ジョージ・ルーカス
脚本:ジョージ・ルーカス and ジョナサン・ヘイルズ
ストーリー:ジョージ・ルーカス
製作:リック・マッカラム
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
撮影監督:デイビッド・タッターソル.B.S.C.
プロダクション・デザイナー:ギャビン・ポケット
編集 and サウンド・デザイナー:ペン・パート
衣裳デザイナー:トリシャ・ビガー
キャスティング:ロビン・ガーランド
音楽:ジョン・ウイリアムズ
視覚効果スーパーバイザー:ジョン・ノール、パブ□・ヘルマン、ベン・スノー、デニス・ミューレン A.S.C.
アニメーション監督:ロブ・コールマン
コンセプト・デザイン・スーパーバイザー:ダグ・チャン、エリク・ティーメンズ、ライアン・チャーチ
スタント・コーディネ一夕ー・ソードマスター:ニック・ジラード
ブロダクション・スーパーバイザー:ステファン・ジョーンズ
クリーチャー・スーパーバイザー:ジェイソン・ベアード
キャスト
オビ=ワン・ケノービ:ユアン・マクレガー
バドメ:ナタリー・ポートマン
アナキン・スカイウォー力一:ヘイデン・クリステンセン
ドゥークー伯爵:クリストファー・リー
メイス・ウィンドゥ:サミュエル・L.ジャクソン
ヨーダー:フランク・オズ
パルパティーン最高議長:イアン・マクダーミド
シミ・スカイウォー力一:ペルニラ・アウグスト
ジヤンゴ・フェット:テムエラ・モリソン
ベイル・オーガナ元老院議員:ジミー・スミッツ
クリーグ・ラーズ:ジャック・トンプソン
ザム・ウェセル:リーアナ・ウォルスマン
ジャー・ジャー・ビンクス:アーメド・ベスト
ドーメ:ローズ・バーン
シオ・ビブル:オリバーフォード・デイビス
デクスター・ジェットスター:ロナルド・フォーク
キャプテン・タイフォーク:ジェイ・ラガアイア
ワトー:アンドリュー・セコム
C−3PO:アンソニー・ダニエルス
クイーン・ジャミーラ:アイーシャー・ダルカール
ボバ・フエット:ダニエル・ローガン
オーウェン・ラーズ:ジョエル・エジャートン
ペルー:ポニー・マリー・ピース
R2−D2:ケニー・ベイカー
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