理想の結婚
原題:AN IDEAL HUSBAND
『恋におちたシェイクスピア』『エリザベス』に続いて、 ハリウッドにイギリス旋風を巻き起こした話題作がいよいよ公開!
'99カンス国際映画祭クロージング作品 オスカー・ワイルド没後100年記念
1999年/イギリス映画/100分/1:1.66ヴィスタ/カラー/ドルビーSR 提供:日活/クレストインターナショナル 配給:クレストインターナショナル
2000年9月22日よりビデオレンタル開始 2000年2月19日よりル・シネマにて公開 2000年9月22日よりDVD発売開始
公開初日 2000/02/19
配給会社名 0096
解説
’99年、大作が集中した全米サマーシーズンでベストテン入りを果たしたばかりか、「極上のワインのようだ。」「今年、笑いながら劇場をあとにした唯一の映画!」「『恋におちたシェイクスピア』がアカデミー賞ならば、この『理想の結婚』はノーベル賞に価する。」(インターネットムービーデータサービスより)といった熱烈な賛辞が伝わっていきロングランヒットとなった、チャーミングなイギリス発のロマンティック・コメディ。
嘘が本当で、本当が嘘?たどりつけないほんとの想い。
1895年のロンドン社交界。誰もが羨む理想のカップル、政治家の夫ロバートと美しく聡明な妻ガートルード。一方、自由気ままの独身貴族アーサーと知性あふれる進歩的な女性メイベル、この二組の男女の関係は、ある秘密を握る妖しく魅力的なチーヴリー夫人の登場によって、思わぬ万向へ……。
淑女と悪女と賢女が、”理想の夫”をめぐって、誘ったり騙したり脅かしたり、火花を散らす。果たして、幸せな結末は誰の手に?!
大人の男女に贈る、毒も美味しい英国流恋愛テキスト。
原作は2000年に没後100年を迎え、各地で上演ラッシュが続くオスカー・ワイルドの傑作戯曲<<理想の夫>>。ウィットに富んだセリフが全編に散りばめられたワイルド4大喜劇のこの一作を『オセロ』で監督デビューした英国期待のオリヴァー・パーカーが、豪華キャストを得て、映画化。こうして生き生きと甦らせることに成功したのも現代に通ずる結婚における大切なテーマが根底にあるからだろう。また、ワイルドが描いた19世紀末のロンドンを見事に再現した美術と衣装も、もう一つの見どころである。ジュエリーには、ジョン・ガリアーノによるクリスチャン・ディオール オート・クチュール・コレクションが使われるなど、ゴージャスな魅力に溢れている。
ケイト・ブランジェットを始め、実力と華やかさを備えた豪華なキャスト!
『エリザベス』で一気にスターとなったケイト・ブランジェットが新しい魅力を見せるのを始め、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『スリーパーズ』など、ハリウッド映画でも活躍めざましいミニー・ドライヴァー、『ビッグ・リボウスキ』『ブギーナイツ』ジュリアン・ムーアといったアカデミー賞ノミネート女優の三人が顔を揃えるという華やかさ。
また、『ベスト・フレンズ・ウェディング』のコミカルな役で話題をさらったルパート・エヴェレットは、ここでも抜群のコメディ・センスと舞台で鍛えた演技力を披露し、これからの賞レースで主演男優賞の台風の目となることはまちがいない。この他に『キャリントン』『エマ』のジェレミー・ノーザムなど、英国舞台俳優の幅の広さを見せる演技派が揃っている。
ストーリー
スタッフ
原作:オスカー・ワイルド「理想の夫」
監督・脚本:オリヴァー・パーカー
製作:バーナービー・トンプソン、ウーリ・フルヒトマン、ブルース・デイヴィー
撮影:デイヴィット・ジョンソンBSC
美術:マイケル・ハウエルズ
編集:ガイ・ベンズリー
音楽:チャーリー・モール
キャスト
ケイト・ブランジェット
ミニー・ドライヴァー
ルパート・エヴェレット
ジュリアン・ムーア
ジェレミー・ノーザム
ピーター・ヴォーン
リンジー・ダンカン
ジョン・ウッド
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