ワン・サウザンド・ワン・ナイツ
原題:1001Nights
そのとき、夢を見せておくれ。 いつものように、この世界に隠れた違う世界を夢見させておくれ。
☆1999年サンダンス・フイルムフェスティバル正式招待作品 第51回 イギリス・アカデミー賞 ノミネーション作品。
1998年/35mm/カラー/ドルビーSRD/ビスタビジョン/24分 製作・配給:ベルシステム24/ビジュアル文庫・画集”1001Nights”(角川書店) 宣伝:スローラーナー
2000年8月25日DVD発売。 1999年4月24日より東京・シネアミューズにて、 5月8日より大阪シネマアルゴ梅田にてモーニング&レイトショー決定!
公開初日 1999/04/24
配給会社名 0568
解説
「映画」と「音楽」から生まれる新しいハーモニー。
指揮者エサ=ペッカ・サロネンのアイデアで生まれたプロジェクト、”フィルムハーモニック”登場! ハリウッド映画界とクラシック界との関係を深めることを目指しロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督であるエサ=ペッカ・サロネンのアイデアで生まれたプロジェクト、”フィルムハーモニック”。その第一弾作品”1001 Nights”が完成し、いよいよ登場します。「映画」と「音楽」から生まれるまったく新しいハーモニー。“1001Nights”は、1998年、ロサンゼルス・フィルハーモニックの定期演奏会の中で、映像を上映しながらフルオーケストラが演奏するというライブ・パフォーマンスにてワールド・プレミアされ、1999年に開催されたサンタンス・フィルムフェスティバルに正式招待され絶賛を浴びました。またジェリー・ゴールドスミス(音楽)+ポール・バーホーベン(監督)、ダニー・エルフマン(音楽)+ティム・バートン(監督)といった作品を予定しているこのプロジェクトの今後に期待されます。
真実の愛を見つける男女の心と姿を播き出すビジュアル・バレエオリジナル・スコアを作曲したのは『アナスタシア』で第70回アカデミー賞にノミネートされたデビッド・ニューマン。冒頭のナレーションをジョン・カサヴェテス監督『こわれゆく女』『グロリア』等のアカデミー受賞女優ジーナ・ローランズが担当。“千夜一夜物語”を題材にしたラブストーリーを、ゲーム「ファイナル・ファンタジー」のビジュアルコンセプトデザインを手がけ、NYで個展を開催し全米デビューを果たした天野喜孝が、大人へ捧げる美の世界をエロティックに表現しています。監督は『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『ジャアント・ピーチ』のアニメーションを担当したイギリスの新鋭アニメーション作家マイク・スミス。天野ワールドを映像化するために水彩、2D/3Dのコンピューター・グラフィックス、カット・アウト(切り絵)等、あらゆるアニメーション技法が駆使されました。
“1001Nights”に台詞はなく、全編ドルビーSRDの音響的迫力とめくるめくスピード感で展開する映像表現で、愛や恋の裏側にある人間のエゴや欲望の中から、真実の愛を見つける男女の心と姿を描き出していくビジュアル・バレエとも言うべき作品なのです。
ストーリー
天野喜孝の新たなる幻想美への誘い。“千夜一夜物語”を題材にした大人へ捧げるラブストーリー…。違く離れた王国に住むカマール王子とブドゥ姫は鬼神ダーニッシュと妖精マムーネのたくらみによって、一瞬のうちに恋に墜ちてしまう…。
スタッフ
監督: マイク・スミス
コンセプトデザイン&制作監修: 天野喜孝
音楽: デビッド・ニューマン
演奏指揮: エサ=ペッカ・サロネン
プロデューサー: 園山征夫
CGIディレクター: 金子徳明
音楽演奏: ロサンゼルス・フィルハーモニック
キャスト
ナレーション: ジーナ・ロ一ランズ
LINK
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