ワイルド・シングス
原題:WILD THINGS
フロリダを舞台に、『スクリーム』のネーブ・キャンベルの最新作!
☆東京国際ファンタスティック映画祭'98出品作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/index.htm
1998年コロンビア映画/カラー/スコープサイズ/SDDS/1時間48分 字幕翻訳:松浦美奈/ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント配給
2007年11月28日よりDVDリリース 2004年12月22日よりDVD発売開始 1999年2月6日より新春第3弾、丸の内ピカデリー2ほか全国松竹洋画系にて公開
ビデオ時に変わった場合の題名 ワイルドシングス
公開初日 1999/02/06
配給会社名 0042
解説
ハイスクールの魅力的な女生徒が若き教師をレイプ容疑で告発した。狂った欲望が招いた禁断の犯罪か、それとも少女の愛憎の暴走が生んだ狂言か?裁判は思わぬ結末を迎え、事件は落着したかに思われた。だがそれは周到に計算された企みの、ほんの序曲にすぎなかったのだ。これは真夏のフロリダを舞台に繰り広げられる、復讐とセックスと殺しのサスペンス。次々に新事実が明らかにされ、二転三転する複雑なストーリー展開は全くの予測不可能。ここでは誰もが何かを企み、誰もが何かを隠している。観客は誰を信じて良いのかまったく判らないまま、衝撃のラストを迎えるしかない。だが、すべての真実が明らかにされるのは、エンド・クレジットが流れ始めた、その後なのだ。
主人公サムを演ずるのは『ドラッグストア・カウボーイ』『最高の恋人』のマット・ディロン。冤罪の犠牲者からセクシーな知能犯へと豹変するサムは、ロマンティック・リードから演じて異彩を放つのは『スリーパーズ』『アポロ13』など近年目覚ましい活躍を見せているケビン・ベーコン。本作では製作総指揮も兼ねています。事件の鍵を握る高校生役では、最近話題作で注目を集めたばかりの新人スターふたりが共演。『スクリーム』のネーブ・キャンベルはバイセクシャルの孤独な不良少女スージーを、『スターシップ・トゥルーパーズ』のデニス・リチャーズはリッチな家庭のひとり娘ケリーをコケットな魅力いっぱいに熱演しています。監督はカルト・ファンから熱狂的支持を得た名作『ヘンリー』や、ロバート・デ・ニーロ主演の『恋に落ちたら…』を手がけたジョン・マクノートン。あっと驚く巧みなプロットを練り上げたのはジョン・フランケンハイマー監督の『対決』で知られる。脚本家スティーブン・ピーターズ。『トゥルー・ロマンス』『トップガン』といったトニー・スコット作品の撮影監督ジェフリー・キンボールは、陽光あふれるフロリダの海と沼地を背景に、クラシックなハリウッド・スタイルの映像を作ってみせた。プロダクション・デザイナーは『ザ・ロック』『コン・エアー』のエドワード・T・マッカブォイ。編集はマクノートン監督とは本作が八度目のコラボレーションとなるエレナ・マガニーニ。衣装デザインはTVシリーズ『ビバリーヒルズ高校白書』のキンバーリー・ティルマン。音楽は『オースティン・パワーズ』『モータル・コンバット』のジョージ・S・クリントン。ミュージック・コンサルタントはオリバー・ストーンの全作品の他、『スピード2』『ツイスター』『フェイク』といったヒット作品に携わってきたブッド・カー。製作は『ハード・プレイ』『ラスト・オブ・モヒカン』のロドニー・リバーと『ヘンリー』など6本のマクノートン作品を手がけているスティーブン・A・ジョーンズ。
ストーリー
まばゆい陽光降り注ぐフロリダ州エバーグレーズのブルー・ベイ。美しく広がる海と、国立公園に指定されている野生のアリゲーターの棲む沼地を持つこの町で、その夏起きた事件は、高級ヨット・クラブに集う名士たちの眉をひそめさせるに充分なスキャンダラスなものだった。良家の子女らが通うブルー・ベイ高校の女生徒ケリー・バン・ライアン(デニス・リチャーズ)が、進路指導教諭サム・ロンバート(マット・ディロン)からレイプされたと訴えたのだ。だがそれが単なる始まりにすぎないことを知る者は、その時点では誰もいなかった…すべてを計画した者を除いては。事件は夏期セミナーも終わりに近づいたある週末、サムのジープの洗車を買ってでたケリーが友人とともに彼の自宅を訪れたことに端を発する。洗車を終えた後、友人を帰したケリーは、濡れたTシャツ姿で誘うような微笑みを浮かべてサムの前に立った点。翌日、ケリーはレイプを打ち明けられた母サンドラ(テレサ・ラッセル)は激怒し、ブルー・ベイ警察に訴え出る。サムがかつての恋人だったとことも、彼女を感情的にしていた。ブルー・ベイ高校を解雇されたサムは、恋人との交際も彼女の父親バクスター(ロバート・ワグナー)から禁止される。サンドラの親友でもあるバクスターは町一番の実力者だ。サムにとって、バクスターとバン・ライアンを敵に回すということは、ブルー・ベイでの未来を断たれたも同然だった。窮地に立たされたサムはケン・ボウデン弁護士(ビル・マーレー)に助力を求める。胡散臭げな三流弁護士といった風情のボウデンだが、彼は潔白を主張するサムに対し、法廷での勝利を自信たっぷりに約束してみせるが…。
スタッフ
製作総指揮: ケビン・ベーコン
監督: ジョン・マクノートン
製作: ロドニー・リバー、スティーブン・A・ジョーンズ
脚本: スティーブン・ピーターズ
撮影: ジェフリー・L・キンボール、A.S.C.
音楽スーパーバイザー: ブッド・カー
音楽: ジョージ・S・クリントン
美術: エドワードT・マッカフォイ
編集: エレナ・マクガーニ
衣裳デザイン: キンバーリー・A・ティルマン
キャスト
レイ・デュケ: ケビン・ベーコン
サム・ロンバート: マット・ディロン
スージー・トーラー: ネーブ・キャンベル
サンドラ・バン・ライアン: テレサ・ラッセル
ケリー・バン・ライアン: デニース・リチャーズ
グロリア・ペレーズ: ダフネ・ルービン=ベガ
トム・バクスター: ロバート・ワグナー
ケン・ボウテン: ビル・マーレー
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