奴らが帰ってきた! 今度はゼネコン&総会屋から騙し取れ!

1998年/95分/カラー/ビスタサイズ/製作・配給:日活株式会社/製作協力:株式会社ムービーブラザーズ

1998年7月4日より銀座シネパトスにてロードショー 98年11月27日、日活よりビデオレンタル開始!!

公開初日 1998/07/04

配給会社名 0006

解説

莫大な借金を背負った3人の“借王<シャッキング>”たち。哀川翔<安斉満・ひかり銀行大阪中央支店次長、借金残高13億円>、志賀勝<水沼正三・大阪府警浪花南署警部補、借金残高不明>、夏樹陽子<森下怜子・高級クラブのママ、借金残高3億円>が手掛けた胸をすく詐欺計画は、経済不況にあえぐ世の中で、熱狂的に受け入れられました。その誰もが待ち続けた最新作が、豪華2本立てで遂に登場!「借金3」では産業廃棄物処理場建設を強引に進める大手ゼネコンと、反対運動を力づくで押しつぶす大物総会屋に対して、“借王”たちの怒りが爆発する!「借金4」では、株で穴をあけた顧客に悪徳金融を紹介して、骨までしゃぶり尽くす大手証券会社を敵にまわし、老舗の製薬会社までも利用して、史上最大の詐欺計画を繰り広げていきます!絶妙なチームワークを誇る3人の“借王”たちに加え、萩原流行、西川峰子などの今回も実力派、個性派ゲスト陣が見せる見応え十分の演技合戦が“ナニワ金融アクション”を盛り上げる!監督には「借王3」に「借王2」の複雑なプロットを巧みに描ききった俊英、香月秀之。そして「借王4」に、「大安に仏滅!?」「友情」など、精力的に作品を発表し続けるヒットメーカー、和泉聖治。

ストーリー

『借王3』
悪徳不動産、金満政治家と次々と罠にかけ、莫大な借金の完全返済を目指す3人の“借王”たち。だがそれでも“借王”たちの借金残高は完全返済まてにはほど遠い。そんな彼らの今回のターゲットは産業廃棄物処理場建設を強引に進めて住民運動に圧力を掛けているミヤノ建設。刑事の水沼が探りを入れると、超大物総会屋、堂島銀太郎が乗りだしてきた。“鬼の堂銀”はミヤノ建設と手を組み、逆らう相手は殺してでも口を塞ぐという凶悪な奴だ。その悪辣な手口に、遂に“借王”たちの怒りが爆発する!警察までも手玉に取る総会屋とゼネコン相手に、決死の詐欺計画が実行される!!

『借王4』
“金融政策、破綻!”“東証の平均株価、安値更新!”“四大証券、逮捕者続出”…。新聞に踊る見出しの数々。そんな中で、売り上げを伸ばしている証券会社があった。大阪の阪南証券だ。大手とは表向きでその実体は株で穴をあけた顧客に悪徳金融を紹介して、骨までしゃぶり尽くすというヤクザな証券会社である。その上、損失補填の名の元に、女性客の身体まで求めるなど、好き勝手をやり放題だ。それを知った“借王”たちの、今度の敵は決まった。安斉満、水沼正三、森下怜子の3人が新薬の開発研究をネタに、老舗の巨大製薬会社を巻き込んで、史上最大の詐欺計画を仕掛ける!

スタッフ

製作総指揮 ………… 中村雅哉
企画 ………… 吉田達
プロデューサー …… 横山和幸
仲野尚之
原作 ………… 土山しげる
平野りゅうじ(リイド社刊)
脚本 ………… 松本功
岩澤勝己
音楽プロデューサー ………… 石川光
音楽 ………… 嶋田栄二朗
山下力哉
撮影 ………… 鈴木耕一(J.S.C.)
美術 ………… 坂本享大
証明 ………… 三萩国明
録音 ………… 曽我薫
編集 ………… 福田憲二(J.S.E.)
スクリプター ……… 松橋章子
助監督 ………… 金佑彦
製作主任 ………… 遠藤聖一
菊池英次
製作・配給 ………… 日活株式会社
製作協力 ………… 株式会社ムービーブラザーズ

キャスト

「借王3」
哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、
絵沢萌子、栗林知美、村野武範、
中野英雄、織本順吉、進藤栄作、萩原流行

「借王4」
絵沢萌子、栗林知美、村野武範、林由美香、
轟二郎、中本賢、織田無道、佐藤忠志
清水糸宏治、西川峰子

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