モル・フランダース
原題:MOLL FLANDERS
自分の心に嘘はつけない 時代精神の旗手モル・フランダース 絶望と希望、冒険と流転、愛と自由のドラマが今、甦る!
1996年/アメリカ映画/スペリング・フィルムズ作品/ カラー/2時間4分/提供:パイオニアLDC株式会社/ 配給:パイオニアLDC株式会社・メディアボックス)
98年6月6日からシネシャンテ1、6月13日からシネシャンテ2にてロードショウ公開 !!
公開初日 1998/06/06
配給会社名 0147
解説
18世紀のイギリスを舞台に、一人の女性の流転の人生を描いたダニエル・デフォーの古典小説“モル・フランダース”がいまだかつて無い構想のもとに映画化されました。逆境にめげることなく夢の実現に向かう情熱のヒロイン、モル。原作者のデフォーはフィクションではあるものの激動の時代に受け身の精神ではなく、自分自身の意志で積極的に生きようとした多くの女性たちを、モルのキャラクターに凝縮しようとしたのです。その行き方は時代を越えて現代女性のインディペンデントなスタイルに共通するものがあることでしょう。監督にはこの作品が監督デビューとなるペン・デンジャム。今回は自ら脚本も担当し激動の世界をドラマティックに生きた冒険的ヒロインを描いています…。『モル・フランダース』。気宇壮大な物語が、いま誕生しました。
ストーリー
舞台は18世紀のロンドン。貧しい未婚の母の子として生まれたモル・フランダース。やがて孤児院から上流家庭に引き取られるが、継母に愛されたことで実の姉たちの嫉妬を買い、屋敷を追い出されてしまうのだった。その後、悪名高い娼館のマダムの小間使いとなり、マダムを反面教師にして生き抜くための知恵を学んでいったが、モルにとって娼婦としての生活は辛く、しだいに酒に溺れていってしまう。しかしある日、貴族出身の若き孤高の画家と出逢い、二人は恋に落ちる。本当の自分の幸せを見つけたモル。だがその幸福は長くは続かなかった……。運命は彼女をどこまで追い詰めるのか。はたしてモルはそれに打ち勝つことが出来るのだろうか。
スタッフ
監督・原案・脚本 ………… ペン・デンシャム
製作 ………… ジョン・K・ワトソン、
リチャード・B・ルイス、
ペン・デンシャム
原作 ………… ダニエル・デフォー
製作総指揮 ………… モーガン・オサリヴァン
撮影 ………… デイヴィッド・タッターソル
プロダクション・デザイン ………… キャロライン・ハナニア
編集 ………… ニール・トラビス、
ジェームズ・R・シモンズ
衣装デザイン ………… コンソラータ・ボイル
音楽 ………… マーク・マンシーナ
キャスト
ロビン・ライト
モーガン・フリーマン
ストッカード・チャニング
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