夢をオッ立てろ! 1970年代後半を駆け抜けた若者のストーリー 彼も”サタディーナイトフィバー”のトラボルタを目指したのだろうか? 君の股の間のお宝は、眠っていないか?

☆97年ニューヨーク映画批評家協会賞・最優秀助演男優賞受賞 ☆97年ロサンジェルス映画批評家協会賞・最優秀助演男優賞・最優秀助演女優賞受賞  ニュージェネレーション賞受賞 ☆97年全米映画批評家協会賞・最優秀助演男優賞・最優秀助演女優賞受賞 ☆98年ゴールデン・グローブ賞・最優秀助演男優賞受賞 ☆98年アカデミー賞・最優秀助演男優賞ノミネート・最優秀助演女優賞ノミネート  最優秀脚本賞ノミネート

1997年/2時間35分/カラー/シネマ・スコープ/ドルビー・デジタル 日本語字幕:石田泰子/提供:ニュー・ライン・シネマ 配給:(株)ギャガ・コミュニケーションズ/一般映画制限付(R)

2008年05月02日よりDVDリリース 1998年10月10日よりシャンテシネ、シネマ・カリテ 他全国ロードショー公開!

公開初日 1998/10/10

配給会社名 0025

解説

98年アカデミー賞3部門ノミネート作品、70年代を駆け抜けた伝説のポルノキング“ダーク・ディグラー”映像、音楽、ファッションの全てが突き刺さる、時代をまるごとえぐりぬいた、究極のグレイト・ディック・ムービー!それが本作「ブギーナイツ」です。監督のポール・トーマス・アンダーソンは撮影当時、若干26歳。この若さで描き出した70〜80年代の世界はまさに当時そのもの。安っぽく光るサイケデリックなネオン、クラブでは無くディスコ(!)、ダンスフロアではブギ、パンプ、ハッスル、バス・ストップのダンスシーンが炸裂。それならファッションはアフロ・ヘアにベル・ボトムのパンタロン、コール天の3つ揃えにデカ襟シャツ、ロンドン・プーツと徹底的に時代背景をえぐります。映画全編に弾けるファンク・ナンバーはエモーションズの“Best Of My Love”を始めとし“That’s The Way”でもお馴染みのKC&ザ・サンシャイン・バンド、ホット・チョコレート。マービン・ゲイやコモドアーズなどのモータウン・ファンク、チャカチャスの腰をくねらすようなズレズレの卑猥ファンク、80年代はなぜか(!?)ナイト・レンジャーやリック・スプリングフィールド等笑えるナンバーも飛び出す始末。主人公のダーク・ディグラーのモデルは、知る人ぞ知るポルノ界の大スター、ジョン・ホームズ。彼の華やかで切ない人生が、どこかまじめに、どこかズレて描かれていく。キワどくもイキな演出、ひれ伏す以外もう手は無いでしょう。

ストーリー

1977年、ロサンジェルス郊外サン・フェルナンド・ヴァレー。輝くネオン、夢と欲望が渦巻くこの街のナイトクラブで、ひとりの少年エディ・アダムスが、ホルノ映画監督ジャック・ホーナーにスカウトされる。「ジーンズの股の間に宝が眠ってるぞ」。その一言がきっかけで何の取り柄も無かった高校生が、一夜にしてスター街道を駆け登っていく。あの、たった一つの取り柄だけで…。しかし、彼の前には頂点を極めたものが簡単に坂道を転げ落ちていくだけに十分な、魅惑や罠が待ち受けていた…。

スタッフ

監督・脚本 ………… ポール・トーマス・アンダーソン
製作総指揮 ………… ローレンス・ゴードン
製作 ………… ロイド・レビン
ジョン・ライアンズ
ジョアン・セラー
音楽 ………… マイケル・ペン
撮影監督 ………… ロバート・エルスウィット
美術監督 ………… ボブ・ジンビッキ
衣装デザイン ………… マーク・ブリッジズ
音楽監修 ………… カリン・ラットマン

キャスト

エディ・アダムス/ダーク・ディグラー ………… マーク・ウォールバーグ
ジャック・ホーナー ………… バート・レイノルズ
アンバー・ウェイブス ………… ジュリアン・ムーア
ローラーガール ……… ヘザー・グラハム
リード・ロスチャイルド ………… ジョン・C・ライリー
リトル・ビル ………… ウィリアム・H・メイシー

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