原題:BEETHOVEN PAR BEJART ・Dancing Beethoven

2016/83分/スイス、スペイン/フランス語、英語、日本語、スペイン語、ロシア語/カラー/1:1.78/ドルビー・デジタル5.1ch/字幕:村上伸子、字幕監修:岡見さえ /配給:シンカ

2017年12月23日(土)、全国公開! ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA

© Fondation Maurice Béjart, 2015 © Fondation Béjart Ballet Lausanne, 2015 

解説

“ひとつになれ、人類よ!”
「第九」を「バレエ」で表現した踊るコンサート『第九交響曲』。
ダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人の奇跡のスペクタクルは、
21世紀のバレエ史上かつてない感動の傑作ステージへ
故モーリス・ベジャールによって振り付けられた伝説のダンス『第九交響曲』の東京公演。
それはベジャール・バレエ団と東京バレエ団、そして世界的指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団という奇跡の競演が生み出した、稀代のステージ。
本作は、21世紀のバレエ史上最高傑作と呼ばれた総合芸術のステージが出来上がるまでの度重なるリハーサルの様子や、ベジャールの後継者ジル・ロマン芸術監督のもと新たに踏み出したベジャール・バレエ団の様々な文化的背景を持つダンサーたちが織りなす人間ドラマに密着した感動のドキュメンタリー。 『第九』が放つ壮大な世界観のもと、ダンサーという職業の苦悩や情熱を浮き彫りにし、ひと時限りのスペクタクルロマンを築き上げる姿に迫る。ベジャール・バレエ団に所属する大貫真幹ら日本人ダンサーの活躍にも注目だ。 監督は、『ベジャール、そしてバレエはつづく』のアランチャ・アギーレが務める。

本作は“踊るコンサート”だ。 モーリス・ベジャール(2007年ローザンヌにて没)

この度、この壮大なステージの迫力を感じさせるポスタービジュアルが完成。まさに、ベジャールの「本作は全人類の宝と言える作品に人間が深く参加するという行為だ」という言葉そのままに、ひとつのステージに総勢350人が携わり、「歌い、踊り、生きる」強さを感じさせるビジュアルが生まれました!

ストーリー

様々な想いを抱えながら、ダンサーたちは伝説のステージへと挑んでいく――。

スイス、ローザンヌ。『第九交響曲』出演のために過酷な練習に取り組むモーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーたち。第二幕のメインをジル・ロマンから任せられた才能豊かなソリスト、カテリーナは踊る喜びに満ち溢れていた。ある日、カテリーナは妊娠が発覚しメインを下ろされてしまう。一方で、お腹の子の父となるオスカーは生まれてくる子のために良き父親になろうとしていた。キャリアが中断されることへの不安と産まれてくる子供への愛情のあいだで揺れ動くカテリーナ。様々な想いを抱えながらダンサーたちは、東京での第九のステージに挑む。

スタッフ

振付:モーリス・ベジャール/監督:アランチャ・アギーレ 音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲『交響曲第9番 ニ短調 作品125』
配給:シンカ/宣伝:ブリッジヘッド 協力:東京バレエ団/後援:スイス大使館  

キャスト

マリヤ・ロマン/モーリス・ベジャール・バレエ団:エリザベット・ロス、ジュリアン・ファヴロー、カテリーナ・シャルキナ、那須野圭右、オスカー・シャコン、大貫真幹/東京バレエ団:上野水香、柄本弾、吉岡美佳/クリスティン・ルイス、藤村実穂子、福井敬、アレクサンダー・ヴィノグラードフ、栗友会合唱団 ジル・ロマン(モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督)、ズービン・メータ(イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督)  

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