2018年/美浦m/配給:東京テアトル

2018年

©2018「泣き虫しょったんの奇跡(仮)」製作委員会

解説

この度、将棋界に奇跡をもたらした異色の脱サラ棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説「泣き虫しょったんの奇跡」(講談社文庫刊)が映画化・制作が決定、8月末よりクランクインする運びとなった。監督には、自身も将棋のプロを目指した過去を持ち、17歳まで新進棋士奨励会に所属していた経験がある豊田利晃。

主人公の瀬川晶司を演じるのは『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞ほか数々の賞を受賞し、豊田監督作品には『青い春』『ナイン・ソウルズ』『I’M FLASH!』と出演を重ねてきた松田龍平。『青い春』以来16年ぶりに、単独主演として豊田作品への出演となる。また、主人公のプロ棋士編入試験を陰ながら支える親友であり最大のライバル、鈴木悠野役にはプライベートでも松田と親交の深い人気ロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎が抜擢!
幼い頃から将棋一筋で生きてきた男が、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇格できないものは退会」という新進棋士奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されるも、周囲に支えられながら再び夢を実現させるためにひたむきに挑戦していく姿は、感涙必至。
5月から松田、野田両名ともに瀬川五段指導のもと、将棋の指し方、棋譜の読み方を学び、8月末のクランクインに向けて着々と準備が進んでいる。互いに数々の作品を経て研鑽を積んできた豊田利晃監督と松田龍平とのタッグにも期待が高まる。 公開は2018年全国ロードショーを予定。

ストーリー

地味でおとなしくて何の取り柄もなかったしょったん(瀬川晶司)が、初めて周囲から認められたのが将棋だった。ライバルや師匠との出会いを経てめきめき実力をつけ、プロ棋士の登竜門である奨励会に入会。しかし「26歳までに四段昇格」という鉄の掟のプレッシャーから、肝心なところで勝てなくなり…ついに年齢制限に阻まれ退会を余儀なくされてしまう。大きな挫折から絶望と喪失感に襲われる晶司。だが、そこに残っていたのは将棋が大好きな自分の気持ち、そして仲間の支えだったー。改めて将棋の楽しさに触れ、アマで頭角を現したことで前代未聞のプロ再挑戦が始まる!

スタッフ

原作:瀬川晶司
監督:豊田利晃

キャスト

松田龍平
野田洋次郎

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